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【エッセイ】里の駅に行ってきました9 買物帰りに大雨が降りました[道の駅・里の駅](1211文字)

2023年8月24日。

夫と一緒に車で、京都府京都市の里の駅に行ってきました。

天気予報を見たら、気温は私の子どもの頃の盛夏くらいの暑さで、ちょうど里の駅にいる間に雨が降る可能性が高いとのことで、
「陽射しの強さや紫外線は大丈夫かな」
と思い、トップスは袖なし綿ブラウスという出で立ちで外出しました。

空一面の平べったい灰色の雲。

凄い湿気。

外に出るなり、ドドーンと大きな雷が鳴りました。

「これは、すぐにでも雨が降るかもしれない」
と思い、駐車場を小走りして、車に乗り込みました。

すぐには雨は降らず、里の駅到着までの道中は、鬱蒼と繁った美しい、沿道や山々の木々、ミンミンゼミやツクツクボウシを主役に据えた、いろんな種類の蝉の合唱を楽しめました。

木々や蝉たちには近年の盛夏は暑すぎるのでしょうね。

私にとっては、今が盛夏のイメージです。

里の駅の駐車場で降りる時にはまだ雨は降っていませんでしたし、湿気も家を出た時ほど多くなく、短時間の買物なので、直前まで傘を持って行かないつもりでしたが、ふと、
「傘を持って行ったほうが良いかな」
と閃き、傘を持って行くことにしました。

里の駅では、生産者の異なる2箇所の胡瓜・西洋人参・茄子・長茄子・山科茄子・ミニトマト・餅菓子2種を購入。

前回まで購入していた、四葉胡瓜とあさかぜ胡瓜がとうとう終わってしまいました!

今回購入した胡瓜は、普通の胡瓜で、普通の基準で考えたら、太くてしっかりしているのですが、大きな四葉胡瓜とあさかぜ胡瓜を見慣れてしまったので、随分小さく見えました。

西洋人参は、小ぶりのタイプとしては大きめで、生き生きしていて、美味しそうです。

毎回楽しみにしている白茄子が今回はありませんでした。

いつもは鉄鍋蒸し焼きで美味しく食べている、比較的細長い長茄子を、初めて、ぬか漬けにする予定です。

ミニトマトは、初めて購入する種類のもので、よく楽しくお喋りする生産者さんの自信作です。

とても楽しみです。

その生産者さんですが、今日はいらっしゃらず、お喋りをできませんでした。

残念です。

店舗を出ようとしたら、雨が降ってきました。

最初は、ぽつ、ぽつ、と来て、
「急いで車に戻らなくては!」
と思った瞬間に、ザーッと降ってきて、あれよあれよという間に滝のような大雨になりました。

車まで僅かな距離だったのに、傘をさしても綿ロングスカートがびしょびしょ。

車に乗った直後に風も吹いて、暫し嵐のようになりました。

ちょっとした嵐の中、車内で、餅菓子を食べました。

ずぶ濡れで気持ち悪いし、窓から景色も見えないほど大量に降っている雨や車に打ち付ける風に焦りましたが、ここのところ里の駅に来るたびに雨に降られているので、慣れてきたこともあり、餅菓子を堪能できました。

とても美味しかったです。

黒豆大福は、いつもより黒豆が香ばしい気がしました。

8月も終盤です。

夏野菜好きとしては寂しいところ。

今くらいの気候にまだまだ続いてほしい私です。






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