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2021年4月の記事一覧

最も良い学び方

最も良い学び方

前回、問題提起して終わらせてしまったので、その続きになります。

「学ぶ」と言うと、学校やら塾へ行って座学で教科書を読んだり、資格を取ろうとしがちです。

「調べる」と言うと、最近は Googleで検索して Wikipediaやそれっぽい記事を調べがちです。

何故なら、「学び方」や「調べ方」っていうこと自体、学んでいないし、今まで小学校からほとんどの人が高校卒業まで12年間、大学卒業まで入れれば

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経済力で時代を進めた戦国武将

経済力で時代を進めた戦国武将

サムネの旗は織田信長軍が使用していた旗印です。戦国時代の旗印と言うと、武田信玄軍の風林火山や、上杉謙信軍の毘沙門天が有名ですが、織田信長軍は「永楽通宝」と呼ばれる貨幣を旗印にしていました。

織田信長は、それだけ貨幣の流通を重要視していて、何なら織田信長が天下統一目前まで成し遂げかけた強さの秘密は、その圧倒的な『経済力』です。

▼ 経済観念が優れていた織田弾正忠家1550年頃、愛知県西部辺りを指

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強さ=人とお金

強さ=人とお金

戦国時代における強さとは何でしょう?
「強さ」というと、ドラゴンボール的な少年漫画好きな男性は『特に』かもしれませんが、「誰が最強か」みたいな、しょーもない論議が大好きです。最強論議は別途、記載すると思います(笑)

▼ 軍事力と経済力一人ひとり個人の強さより、兵数が結局は物を言います。一騎当千という言葉にあるように、千人分の働きをする非常に優秀な一人はいるかもしれませんが、当たり前なことに兵数が

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戦国史上、最も魅力に溢れた男

戦国史上、最も魅力に溢れた男

皆さん、わかりますでしょうか?
「人たらし」と呼ばれる程、上の立場の人からも下の立場の人からも、何なら敵からも信用・信頼され、数々の武将と手を組み、最終的に戦国時代を終わらせて日本を統一した男。

サムネでバレバレかもしれませんが、豊臣秀吉です。

▼ 血縁は何も持たず、見た目も良くないところから豊臣秀吉は、織田信長や徳川家康、その他多くの戦国大名と異なり、元々の出自・親は大名であったり武家出身で

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信用・信頼は商売の基本

信用・信頼は商売の基本

良い人間関係を築くために、相手との信頼関係が大事だと記載しましたが、「信用・信頼は商売の基本」だとも、経営者を目指す上で学びました。

▼ お金持ち=信用持ちホリエモンやキングコング西野亮廣さんは何度かクラウドファウンディングを行っていますが、クラウドファウンディングとは信用をお金に変換する装置だと言っています。

クレジットカードの「クレジット」とは「信用」を英語にしたものなので、実は皆さんもご

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失敗から学ぶ (戦国時代編)

失敗から学ぶ (戦国時代編)

サムネの武将の肖像画が誰か、わかりますか?
これは、実は徳川家康の肖像画なのです。もっと言えば、若い頃武田信玄に大敗した直後に、自分の「しかめっつら」を絵師に書かせた肖像画なのです。

▼ 短気で血気盛んな徳川家康徳川家康といえば、豊臣陣営に大坂の陣を引こ起こさせるような「狸親父」というイメージがあったり、”鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス” の句でも有名な通り、豊臣秀吉が亡くなるまで辛抱強

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戦国史上、最も失敗し、挽回した男

戦国史上、最も失敗し、挽回した男

このタイトルは、仙石秀久という戦国時代の武将のキャッチコピーです。
週間ヤングマガジンで連載中の「センゴク」(宮下英樹先生著)という漫画の主人公であり、実在の武将です。

ここ何回か、「挑戦」をテーマに書いていたので、「挑戦」というテーマに最も近い戦国武将である仙石秀久を紹介します。

▼ 仙石秀久とは戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・大名(だいみょう)で、江戸時代において信濃小諸藩の初代藩

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健康にこだわって天下を取った男

健康にこだわって天下を取った男

もうおわかりですね。
健康オタクで長寿だった結果、天下を取ったのは徳川家康です。

▼ 60歳から天下を取った徳川家康戦国時代は平均寿命60歳程と言われており、戦国三英傑のうち、本能寺の変で志半ばに亡くなった織田信長は49歳(1582年)、織田信長の仇を討ったのち織田家の権力を奪取し天下を取った豊臣秀吉は62歳(1598年)で亡くなっていますが、豊臣秀吉没後に豊臣家から権力を奪取して幕府を作った徳

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