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#詩
自由律俳句 #200
【沁みて痛くて傷に気付く】
手や体を洗っている時に、
水や泡が沁みて、
初めてそこに「傷」があることに気付く。
いつの時のだろうと思い返す。
あの時のだろうかと思うものもあれば、
全く見当が付かないものもある。
沁みて痛まなければ、
この「傷」に気付くことはなかっただろう。
気付きにくい傷がある。
目を閉じると、
冷たい涙が溜まっている器を見つけた。
ここに「心」を沈めてみた。
ここ
【沁みて痛くて傷に気付く】
手や体を洗っている時に、
水や泡が沁みて、
初めてそこに「傷」があることに気付く。
いつの時のだろうと思い返す。
あの時のだろうかと思うものもあれば、
全く見当が付かないものもある。
沁みて痛まなければ、
この「傷」に気付くことはなかっただろう。
気付きにくい傷がある。
目を閉じると、
冷たい涙が溜まっている器を見つけた。
ここに「心」を沈めてみた。
ここ