#夫婦二人三脚
夢を叶えた五人のサムライ成功小説【高木京子編】14(ラスト)
この作品は過去に書き上げた長編自己啓発成功ギャグ小説です。
部屋に入ると柴田は冷えたコーヒーを二人に差し出した。
火照った身体に冷えたコーヒーは格別だった。
啓太と京子は柴田にありがとうと伝えた。
だが柴田は制止して代わりに、口にくわえた葉巻に火を点けろと言わんばかりに、大きなチャッカマンをテーブルの上に置いてせがんできた。
京子が火を点けた。
『ありがとう、京子さん。やはり葉巻は米国産に限
夢を叶えた五人のサムライ成功小説【高木京子編】13
この作品は過去に書き上げた長編自己啓発成功ギャグ小説です。
旅館最終日の朝。
思わぬ男の出現から京子の出版に向けた取り組みが始まった。
結局、啓太は今回の旅行に関しては疲れに来たようなものだった。
京子は今日までこれといったものがなかった。
魅力は充分にあるものの、持てる力を発揮する機会に恵まれなかった。
柴田の存在と京子の一言が、今のありのままの京子であらたな挑戦の場所へと導き出した。