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#詩
ここに惜しみない沈黙を捧げよ
ぼくは予感した——みんな光に由来していること
まじりけのない薄暮
揉まれた氷 償いようのなさで
かたちを失った 森はあかるくそしてまた、くらい
新芽は甦るもの 雨のいちずさ
ふるえる手は赤土をわかちあい
見るもののない 神々しい麦のつやつやに
したたる稲妻 礼讃の
体言、そのあまりにつよい静止……
無垢へ ふくらみつつある耳朶
野の顔、——どうやって弔おう——そちらから邂逅する
濡れた野木瓜の
【詩】あるとき言葉は
あるとき言葉は
とても無力でたよりなく
表現したいものに追いつかない
あるとき言葉は
誤謬を生み
いさかいの種となっていく
けれども
あるとき言葉は
あなたを深く癒し
こころに寄り添うものとなる
あるとき言葉は
あなたを励まし
明日を歩む活力となる
言葉は道具だから
その使い方によって
力を持つこともあれば
無力になることもある
言葉は人を
生かしも殺しもする
わたしは今日
言葉にどん