トッシーズ

詩人兼ロックンロールの核弾頭。アットホームな世界でロックンロールに生きるんだ。

トッシーズ

詩人兼ロックンロールの核弾頭。アットホームな世界でロックンロールに生きるんだ。

マガジン

  • Favarite Tune(詩)

    他のNoterさんの好きなものを集めました。

  • トッシーズ・ベストVI

    自分の詩を主観で選んだ20本。第六弾。2021.6.8〜

  • ベリー・ベスト・オブ・トッシーズ

    トッシーズ・ベストI〜Vからさらに厳選しちゃった。

  • トッシーズ・ベスト V

    自分の詩を主観で選んだ20本。第五弾。2021.4.12〜2021.6.7

  • トッシーズ・ベスト III

    自分の詩を主観で選んだ20本。第三弾。2020.9.2〜2021.2.18

最近の記事

旅路

うちひしがれて 枯れたまま 永遠の誓いの桟橋 剥き出した魂のまま 揺れる 踊るでもなく それは揺れている うちひしがれて 枯れたまま のちうち回る 単調に仄かに 僕は受け取ってなんかいなかった 僕は与えているふりをしていた 心地よい動揺 許容範囲は伸縮 また土台が垂直でなくなった また土台の上に沈み込むのさ 燻らせる神経回路 笑うでもなく見据えた隙間 劇的ではない 日々の積み重ねの中 うちひしがれて 枯れたまま 永遠の誓いの桟橋 剥き出した魂のまま 揺

    • 夢から覚めて

      夢から覚めても このままでいれたなら 心に光が届かずに 枯れてしまっても あの日の祝福の鐘 何度でも蘇る 朝焼けに傾いて 朝露に腑抜けて 意識の流れ 束の間の虹 いつの間にか 遠くまできた 到達点は 己で決める この身ちぎれて あなたの笑顔が見えずとも あの日の祝福の鐘 何度でも蘇る 朝焼けに傾いて 朝露に腑抜けて

      • 解放

        しがらみは 矢継ぎ早 まじないは 白か黒 お天道さんに 最敬礼 かする指先 積もる稲穂 火事場の馬鹿は 呂律を捨てた 意図と共に 使徒の胸に 細やかな気配り 美しい言語 そいつは笑顔 そいつは未来 暗がりの縁で 生まれたままの姿で

        • ストレイ・ソウル

          現実をすり抜けて 今宵も僕は夢の中 彷徨う思考 温もりで瓦解 君が安心していてくれたら いいのだろう 調和の中で 息吹き返す 奈落の底で 原点回帰 君と僕の冴えない時間 何度も繰り返す 君と僕の浮き上がる夢 何度も取り戻す 些細なことから始めよう 夢を見たまま続けよう 現実を飲み干して 今宵も僕は踏み出す

        マガジン

        • Favarite Tune(詩)
          16本
        • トッシーズ・ベストVI
          3本
        • ベリー・ベスト・オブ・トッシーズ
          19本
        • トッシーズ・ベスト V
          20本
        • トッシーズ・ベスト III
          20本
        • トッシーズ・ベスト IV
          20本

        記事

          更新曲

          マサカリ担いだケンタウロス 暇つぶしはほとばしる アイオワ州から声がする キャッチするのは電波ではなく 乱暴者はがなりたて 孤独に対処する 際立つ沸点 むせ返る接点 出来レースは最初からなかった はないちもんめで指名されたかった 高みから落ちるのをやめられなかった また一歩ずつ足場を築きたかった 何も変わらないのはこのアタマ 全てをひっくり返すはこのココロ

          大きくも緻密に

          ねずみ色の空 和解の一寸先 肥溜めは疼くまる 少しずつ発酵して 天に召す 後悔ってなに? 僕にはわからない 果たしてあの時の精一杯を 超えることは出来ただろうか? 揺れる髪 香る信念 凛々しい踝 留まる色気 勝敗は自分で決めるから 君は注意を向けるだけでいいんだよ さぁ壮大な空が現れた 大きくも綿密にいこう 君のそばにいる 距離も時間もこえて 君のそばにいる 君が賛同してくれるのなら

          大きくも緻密に

          胸いっぱいに吸い込んで

          6000年前の夢 全く同じ形の夢 そこに障害はあるか? そこに温もりはあるか? 胸いっぱいに吸い込んで 締まっていこう 締まっていこうぜ 回転扉の空 浮き出る残像 切れ長の目 虹色の口角 企てた淡い期待 ぼやけた赤い気体 交差する思惑 丸裸にしたら 共通項しかなかった 常識の向こう側 提示したら 振り返ることもなく 旅立つのかい? 君のこと想う暇もない 現実が僕を掻き立てる 思い出に浸る暇もない 未来が過去を刷新する 6000年前の夢 全く同じ色の夢 そ

          胸いっぱいに吸い込んで

          サンデーサーズデー

          ろくでもないなんて 誰が決めた? 自分じゃなけりゃ 振り出しだ 高層ビルから 漂う景色 後がないようで ただ漲るようで 生い茂る概念 当てはめる言葉 だだ漏れの迷い 筒抜けの見栄 弄る地雷 覆す観念 小さな声でも聞こえる 小さな声でも伝わる 地に足つけて シラフで酔いしれて ろくでもないなんて 誰が決めた? 自分じゃなけりゃ 振り出しだ 高層ビルから 漂う景色 後がないようで ただ漲るようで 愛で食い倒れた日曜日 愛を注ぎ込んだ木曜日

          サンデーサーズデー

          Shake

          冥土の土産にさくらんぼ 届けたあなたは虚ろな目 切り返すならこの瞬間 待ったなしの溢れる想い 刻んだ刃はMK5 つんざくギターはMC5 猛烈眼で極上LIFE 焼けた素肌で路上DIVE 誓いのKissは片手間 祈りのPauseは撫で肩 しょうもない表現轟け 興奮の瞬間嗅ぎ取れ 正面突破に誘え 硬直した磁場を揺さぶれ

          視点

          グルーヴに酔いかけて 平熱は木霊して 反響する失敗 浮き彫りのジレンマ 繰り返す新たな試み 形式は泡のように儚い 君に届けることは出来るのか 何度も不時着した身体 君に届けることは出来るのか 何度も飛躍した精神 止められない創造 やめられない屈服 気配を伺う 今日こそ仕留める 忍び寄る影 酩酊する歓喜 新たな視点なのか 妥協なのか 通りを歩く 健全な若者達 半分蓋をした 若者達の笑い声

          夢の中

          夢の中 ここはどこ? あの日の誓いをかき分けて 躍り出た現在地 しみったれていた訳ではない 折り合いの中で苦悶していたのではない ドラムスのブレイクが すべてを変える前に 準備をしてきたか 希望を持続させてきたか 折れたままの心は その形態に誇りを抱く 純粋主義者はわめく 理想の裾を引っ張って しかしここはどこだろう 相変わらず似たような問題が 首根っこに襲いかかる いやそうじゃない 目を凝らせば 微笑みに辿り着けば 必ずここは 踏み出した一歩目だとわかるの

          もう少しなのか それとも 頭打ちなのか 答えは決まってるようで 保留のような気もして 君はどこへ行くんだい? 日々の生活に埋もれながら 僕はどこに行くんだい? 何度も山頂を見失いながら 悔しさをバネに 積み重ねてきたつもりだけど 惨めさを糧に 羽ばたいてきたつもりだけど こんな夜にはまた 希望を設置して こんな夜にはまた 小さな変化に夢中になって 同じことを繰り返して佇む夕暮れ もう捕われなくていいって三度目の夏 いかにハートに火をつけよう いかに核心に斬り

          とりあえずありったけ

          一発輝け  取り敢えず瞬け 二発目も輝け 取り敢えずありったけ 生き延びて体得した公理 ここらですべて検閲しましょう グラデュエーションは妙 シチュエーションは簡素 手放した罠の中にも 沢山のラブとケア 裏切りのなれの果てにも 数多の努力と結晶 花道が迎えてくれる 手と手取り合う花道 まだまだこれから お楽しみはこれから 束の間の休息 君はどんな景色を描いたの 明日が待ちきれない そんな日があってもいいじゃない 明日が待ちきれない そんな日が増えたら本望じ

          とりあえずありったけ

          未来

          唇吸い上げて 痛みを脱ぎ去って カーブで膨らんで 眠れる力の外へ フロウを抜き差し メロウに抜き差し ふりかぶったうそ 垂れ流しの自動設定 他人が用意した競技場 すんなりとマッチング 静かな音が辺りを支配する 物質世界と精神世界との間に生じる誤差 燕のような襟足 蜥蜴のような眼差し 空間を埋めて あなたの振動で 誰かを愛して 誰かに冷めて 求められることを求める 求められることを求める 未来を描けば 未来は読める この形で 成長し

          02_26時

          私が10年くらい前にやっていたバンドの曲♪よかったら聴いてくらさい。

          26時

          悔しさに囚われて 八面体に覆われて "何が起きても大丈夫" スッと胸に馴染んだ26時 生命のやりとり 心の回想録 現在位置を調べても 本当の居場所などわかりゃしない デジタルに身を任せるな 己の所感に身を任せろ きっと違う景色が 見えるようで見えてない あのポプラの木が 悔しさに囚われて 八面体に覆われて "何が起きても大丈夫". スッと胸に馴染んだ26時