夏川佳子

東京都在住のライター、セラピスト、夏川佳子です。 カードリーディング、カウンセリング、…

夏川佳子

東京都在住のライター、セラピスト、夏川佳子です。 カードリーディング、カウンセリング、ヒーリングなどで活動中。 「からすうり」名義で書くことも。 アメブロ: https://ameblo.jp/karasuuri0709/ 精神世界、秘教探究のコラム、創作など中心。

マガジン

  • からすうり文芸堂(創作)

    詩や小説、エッセイなど、創作文芸をまとめていきます。

  • HSPやエンパスでも大丈夫

    これまでに書いた、HSPやエンパスなど、過敏で共感性の高い方へのメッセージや、生きやすくなるヒントをまとめました♡

  • 言葉の魔法倶楽部(文学作品朗読します)

    私の好きな詩や文学作品などを朗読します。素敵な言葉を一緒に味わいませんか?

  • ピンクリボンと私

    私は2005年に左乳房を、2019年に右乳房を全摘しました。 2021年現在、おかげさまで前向きに、 そして元気に暮らしております。 これは、つたない記憶をたよりに、 乳がんという病気と向き合ってきた私の体験記です。 こちら体験記は1記事100円の 有料記事にて書かせていただいています。 なにかの参考になりましたら幸いです。

  • インスピレーショナルライティング特集

    インスピレーションで書いたメッセージをまとめています。必要な方の励みになりましたら、幸いです。

    • からすうり文芸堂(創作)

    • HSPやエンパスでも大丈夫

    • 言葉の魔法倶楽部(文学作品朗読します)

    • ピンクリボンと私

    • インスピレーショナルライティング特集

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして、夏川佳子です。

noteを始めてみようと思います。岩手県出身、東京都在住のセラピスト、ライターの夏川佳子といいます。 (※同姓同名の辛口メンターさんは別人です) からすうり、という名前で書き物をすることもあります。 アメブロはこちら→アルビレオの定点観測所2 まずは自己紹介から。 ペンネームの由来は →夏川佳子はセラピスト名で、響きと画数から。からすうりの方は、植物の烏瓜がかわいいことと、宮沢賢治の物語から。 noteを始めたきっかけは →自分の書いたものを、まとめて置く場、発信する

    • 【詩】たったそれだけのこと

      花が揺れて草木がざわめき 微笑みかけてくれた たったそれだけのことで わたしの今日は祝福された 風の中にきらりと光る 純粋ないのちのかけらを見た たったそれだけのことで わたしの生は祝福された 些細な出来事の中に 限りないよろこびの芽がある 小さなものたちによって わたしは生かされている

      • 【詩】小さな美しいものを

        こころの中にある 小さな美しいものを 数珠繋ぎにして きれいなネックレスを作ろう どんな些細な輝きでもいい 砂に埋もれた 色ガラスの破片のようなものでも 大粒の宝石になり損ねた さざれのようなものでも あなたのこころのフィルターが 反応したのなら それが一等すてきなもの どんな立派な勲章さえも かなわないだろう 思い出そう こころが曇るとき どんなものも色褪せて つまらないように見えるとき あなたのこころがいつか集めた たくさんの美しいもののかけらを あなたのこころを震

        • 【詩】アデルの願い

          「かなしみを変質させないで」 アデルが言った 知ってるかい? 純度の高いかなしみを そのままの純度に保っておくのは とてもむつかしいんだ なぜならひとは 純度の高いものに耐えうるように できていないんだ 脆くて揺れ動きやすい それに、 と少し間を区切って アデルは続けるのだった おのおののフィルター越しに 世界を見ているからね 入力時の情報は 出力時の情報と そっくりそのまま おんなじでなどあり得ないんだよ それならば僕たちは 公平に世界を見ることなど できないって

        • 固定された記事

        はじめまして、夏川佳子です。

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • からすうり文芸堂(創作)
          夏川佳子
        • HSPやエンパスでも大丈夫
          夏川佳子
        • 言葉の魔法倶楽部(文学作品朗読します)
          夏川佳子
        • ピンクリボンと私
          夏川佳子
        • インスピレーショナルライティング特集
          夏川佳子

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          【詩】透明のそよぎ

          目に見えない分断、 が世界を覆っているとき わたしは何を 語ることができるだろうか 為すすべもなく ただ目を瞑り 耳を塞いで やり過ごそうとするのだろうか 否否 それは否だ さりとて何が どんな言葉が どんなふるまいが 適正なのかがわからない 「あなたにはあなたのできることを」 できること 限定された器の中で できること 「為したものだけがあなただ」 為したものだけが人を作るなら 為さなかったものでできている このわたしは亡霊 さまよい歩く透明のそよぎ 探している

          【詩】透明のそよぎ

          【詩】ひそやかな探究

          わたしの裡に入り 灯りを消して 物質的な恍惚と喧騒から 静かに離脱する 心はしんと静まり ただわたしと古い隠者との 対話がはじまる 隠者のことばは とても小さな声で語られるため 深く潜心して 耳をそば立てていないと 沈黙にさえかき消されてしまう 隠者は暗闇のことばと 恋愛のことばとを 分け隔てなく扱った ふたつのまったくかけ離れた 領域のことばを 一方は死に限りなく近く もう一方は生命の燃え立つところ 相反する世界に属することばを ひとつの事象の両面であるかのように

          【詩】ひそやかな探究

          【詩】夏の日

          沈黙がすべての言葉を奪い 舞い降りてくるとき 熱波にさらされた蝉たちの声は おびただしい雨粒の襲来に似て この世界の (あるいは私の脳の) 間隙を埋め尽くさんばかりに 視界を覆った 外側にある喧騒と 内側にある静寂 いのちを燃やすものたちの叫びと 亡くなったものたちの透明な歌 じっとりと汗ばむ皮膚と 涼やかに波風ひとつたたぬ湖 すべてのコントラストが あまりに際立っている夏の日

          【詩】夏の日

          【詩】風の中に立つ

          変容をうながす風は 否応なくすべてを押し流し もと居た場所から見えた景色が どんなふうだったのかも すっかりわからなくなってしまった 私たちの五感には いま手元にあるものだけが 鮮やかすぎるのだろう この世界には リアルな手触りのあるものしか もはや存在しないと言った風情 かつて通り過ぎた場面は 実感を伴わない虚構となって 夢か映画のシーンのように おぼろにたゆたっている 加速している 風の勢いが 押し流す力が増している 眩暈がする しかし渦中に佇んでいると 押し流され

          【詩】風の中に立つ

          【詩】それをことばと言ってよいのなら

          心の奥深く 生きとし生けるものに共通の 言語のようなものが あるとしたら 種族も文化も超え 鳥や獣や 草木や花々や 石たちとさえも 意思疎通できるような 「自然のことば」があるとしたら 鳥に語りかけた聖人や 自然の声を聞いた詩人や 神秘思想家たちが思索したような 「自然のことば」 原言語のようなものが 清澄な輝きの中で すべての事象は その本質を明らかにし 宇宙の言語が ふるふると振動するだろう

          【詩】それをことばと言ってよいのなら

          【詩】小鳥たちは歌った

          理解できないことを通して わたしたちは立ち止まり 闇をくぐり抜けることで わたしたちは希望を求める 不条理な出来事にぶつかって わたしたちは思索し どうにもならないことを知って わたしたちは降伏する 光の中で歌い踊るには 身体はあまりにも重く 泥に塗れてしまったように感じる 軽やかに天空に舞い上がるには あまりにもくたびれ果てて 小鳥たちは 木陰に憩い そんなわたしの頭上で こんな歌を歌った 軽やかさは 自由は 平和は 慰めは 光は すべてあなたの中にあると

          【詩】小鳥たちは歌った

          【詩】沈黙の祈り

          ざわめきから身を引き剥がして 静けさの中にとどまる 奥まった場所に ひとり隠れることは とらわれることではなく 自由へと向かうこと あらゆる言葉は失われ 差し出すことのできるものは 何もないように思われ 沈黙だけが横たわる すべての働きは 言葉を超えて行われ 現象の一つひとつの中で 燃えている どんなに小さないのちにも わたしは言葉を忘れ ただとどまる 内部の奥まったところに

          【詩】沈黙の祈り

          【散文】ロマネスクとゴシックのはざま

           ユイスマンスの『大伽藍』を読んでいます。これはシャルトル大聖堂をテーマに、デュルタルという主人公の目から見た大伽藍についての夢想と考察のような小説です。小説の体をとっていますが、ヨーロッパ建築や芸術論の意味合いが大きい作品のように思います。  一般的には、11世紀から12世紀にかけて建てられた教会建築や修道院のスタイルがロマネスク、12世紀の半ばからロマネスクの要素をさらに発展、洗練させて生まれたのがゴシック建築と言われています。  ロマネスクの方が重厚な壁と石造りの半円

          【散文】ロマネスクとゴシックのはざま

          【詩】Descendants of Cain

          植物たちが 黙って世界を修復し 誰かのこころを癒すように 何も言わずにただそっと 寄り添えたらいいのに ひとの営みが 自然界にとって 毒となるのなら ひとの営みによって 解毒する方法はないのだろうか 願いもむなしく わたしもまたカインの末裔 毒のまわった大気を呼吸し 水を飲んで育った それらはすでに肉体の組成 けれども すべての魂のうちには 汚されぬ光があるという 純粋な光のひとかけらが 誰の中にも宿っている 草木や花のように 無垢に存在できなくとも 修復し調和へ至る

          【詩】Descendants of Cain

          【詩】いのちは形態に宿れり

          いのちは形態に宿れり 無数の泡立ちのひとつとして 宇宙の表層をごらん 発生しては解かれてゆく 無数の形態の織りなすショーだ そのひとつひとつの微細なひだや 細胞の中に閉じ込められた いのちのざわめきが あちらこちらで何層にも重なって 聴こえてくるようじゃないか わたしたちひとりひとりの 小さな身体の中でも起こっている いのちの無数の囁きを 花や鳥たちと同じように 空や森と同じように 無垢ないのちとして 愛することができるか

          【詩】いのちは形態に宿れり

          【感想文】『ある巡礼者の物語』読了

           2週間前から読み始めた、『ある巡礼者の物語 イグナチオ・デ・ロヨラ自叙伝』(岩波文庫)を読了しました。  この自叙伝は、イグナチオの口述をイエズス会のカマラ神父が書き止めたものだそうです。本書では、イグナチオは自身を「巡礼者」と呼んでいます。エルサレムや各地を巡礼したことだけでなく、彼の人生そのものが「道を求める巡礼の旅だった」と思われます。  少し前までは、高校の世界史で習ったくらいの知識しかなく、イグナチオはイエズス会を作った人、『霊操』を書いた人、ということしか知

          【感想文】『ある巡礼者の物語』読了

          【散文】ありのままに見る

           『暗夜と小さきもの』という文中で、『自分を浄化し、無にして、神自らが働くようにする。』 ということが祈りの深化である、と書きました。 ▼ご興味があればこちらから  暗闇に迷うとき、私たちは荒みと無味乾燥の中で、自分の弱さや非力さ、惨めさなどを痛感します。これこそが謙遜や、エゴの浄化につながっていく可能性を秘めているのです。  このように書くと、日本人の多くは「自分なんて……」という自己卑下に繋がってしまうところがあるように思います。過剰に自分を貶めるようなことも、偏っ

          【散文】ありのままに見る