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2024年5月13日 09:15
「おはよう。」私は 新しい朝の空気に挨拶をする(空気は 小刻みに振動する。)今日までの歴史に袖を通してお気に入りの服を着る様に…失敗した事や忘れたい事はカラフルな靴下の中に隠すの真っ直ぐに歩いて行くための秘訣素敵な言葉を話せる様にオレンジの口紅を塗りましょう(つけたこともない明るい色。)誰も聞いた事がない魔法の言葉が思い付くかも(私は誰かと新しい話がしたい。)
2024年5月12日 09:15
砂浜に打ち上げられた貝殻は今まで旅してきた波の音を記録しているそれと同じで私が あなたを忘れる日はないだろうあなたとの日々は額縁に入れて飾られるようなものではなくノートの端っこに描かれたフリップブックの様に温かみがあって活動的だいつまでも未完成のまま続いて行く二人しか知らないストーリー私は心の中で何度も何度もページをめくるだろうその度にあなたとの日々が私の目の前で
2024年5月10日 09:15
いつも四角い箱の中で一人の大人として直向きに感情を閉じ込めているからたまには自分の為に気持ちを解放して両腕に担いだ荷物をおろしてみようまるで幼い子供の様に泣きじゃくってみても良いじゃない?(目の下には ほら うっすらと虹も見えるよ。)誰も信じていない銀河の彼方へ一緒に行ってみようよ(君が瞑った目の中へ 夢の中まで追い掛けるから…。)人の為に人の為に踏ん張ってギ
2024年5月9日 09:15
午前三時の早朝マラソン眠っている町の中で少しだけ活動している何かが僕が走ってる途中いくつも感じられて自分も生きているんだって小さい体でもちゃんと分かって心臓がドクドクいって体がボワッと熱くなって明るくも暗くもない薄明かりの中何も考えずハァハァ息を吸っている自分がいつの間にか外で戦う強固なプラスチックを取り付けているのだと認識し始めた今日この頃
2024年5月8日 09:15
おかしてしまった罪消し去ろうとしてもそれは影どこまでもついてくる日陰に入るとその瞬間消えてしまった様に見えるけど太陽が違う位置から照らしはじめその影は また目の前にあらわれ僕についてくるんだ影を消そうと必死になって気付いたら僕はまた一つ黒を増やしていたあなたに言われ続けた苦しみを黙って そのまま返したらそれは罪になるのでしょうか?あなたにされ続けた傷みを
2024年5月7日 09:16
ことばは こわいちょっと言ってみたことばが相手を深く傷付ける私が言った あのことばあの子の心に深く刺さってるいつまでも…人を傷付けるのも ことば人を癒すのも ことば嘘を吐くのも ことばでも 信じられるのは君が言った ことばだけ何かをしようとするとすぐ笑う癖分かってる誤魔化さなくても良いよあなたは私に心配をかけさせまいとしているんだねことばはね飾ろうと
2024年5月6日 09:15
あなたは風を纏っている私の目の前を通り過ぎると風が巻き起こるあなたの風は強く吹き過ぎる事はなく穏やかでいつも優しい微かに海の香りがする私は深く息を吸い込む頭の芯がボーっとして難しい話はどうでもよくなる私の人生の幕は何度でもあがるあなたという一瞬の風に吹かれて人が熱を失って言葉が意味をなくしはじめた世界の崩壊此処は光も無くて暗闇が続いて行く僕は何も発
2024年5月5日 09:15
人々の心に情熱という名の川が流れているある人はありありと燃える炎の様だある人はゆっくりと静かにでも 着実に流れている今は流れていない人もある日突然に泉の如く湧き上がってくる沢山の情熱がこのホシに輝きを与えているほら私の心の中にも一筋の情熱が…まだ見た事もない世界を描き出そうとしている私は人々の体の端々に一瞬の光をみる惑星が燃えている自らが光を発して
2024年5月3日 09:15
知らないうちに 思ってたんだねこの手の中は 輝く宝石だけだって空の青さも風の匂いも花の囁きもこの毎日もみんな同じ様に巡っている誰かのためなんじゃないその中に私は生きていたんだその中で私は生きていたんだやっと その事に気付けたありがとう私が流した涙さえ吸ってくれているんだねありがとうこの涙の味が 私にも分かったけっこう酸っぱいんだね胸が痛いよぉ
2024年5月2日 09:15
あなたの心にはドアがあるの鍵が掛かった私は こっそり 鍵穴から覗いてみるあなたの心を…鍵穴から見えたほんの少しの材料で私は夢をみるでもそれは本当のあなたじゃないの恋に恋してるだけかな?私は傷付くのが嫌いだ失うのが嫌いだ自分が相手の事でいっぱいになってしまうのが嫌いだ恋愛って私の苦しい事だらけ私の嫌いな事だらけいつか枯れてしまう花なんていらない永遠に咲い
2024年5月1日 09:16
強く強く握った その手からポタッ ポタッと大量の汗が滴り落ちたそれは 僕の涙の色に似ていた心と体の結び付きを証明してくれているかの様に全身がドクッ ドクッと鳴り響いては小刻みに震えた偉そうな顔をして ふんぞりかえっていても指を指されて笑われるのだろう「僕は弱い人間です。」心の一部が剥がれ落ちてる本当は この場からスッと消えてしまいたいのに足がボンドでくっつけられたみたいに
2024年4月30日 09:15
皆 何処かにあるとそう 思っているのかなぁ思うから出来ていくのだろう私も…全て 勝手に終わらせた私がペンで″。″つけてそれで終わりと思ってたそれが終わりと思ってたそれで終わると思ってた縛られず生きて行けると思ってたでも 本当はね人間に″終わり″なんてないのだね私が紡いだ言葉達は母なる海に溶けて波が全部連れ去って行った一体 何処に辿り着くの?海に果てなんてある
2024年4月29日 09:15
誰が彼女を強いと言った?その場で蹲り泣いていたじゃないか水を与えられなかった花の様に凛として咲いていた花はすっかり萎れてしな垂れていた遠くで鶯が鳴いていたが空へ羽ばたき遠くへ消えた強烈に光を放っていた太陽も雲が隠した風が巻き起こり砂を舞い上がらせたツツジの花は ぼとぼと落ちた此処に沢山の幸運が舞い込む筈だったそれを誰が無しにした?教室にかけられている無機質な時計の針が逆
2024年4月28日 09:15
今日こそ海に僕の地図を捨てるつもりだ流されて何処かへ行ってしまえばいいそう思った僕の足元に誰かが落とした古い地図が落ちていた泥だらけで手垢だらけの今にも破れそうな汚らしい地図恐る恐る開いて見てみると知らない国の言葉ばかりが書かれていた様々な国の形の上に僕の知らない国の言葉この地図の持ち主は短い人生の時間の中でこれだけの国を巡ったらしいそして地図の端っこに日本