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#子ども
君たちが豊かであることを
仕事やらなんやらで早起きの日が続いていたので、何もない日曜の朝も気持ちよく目が覚めた。
忙しさにかまけて雑然とした部屋。いいや、日曜があるからと放っておいた。ついに25℃まで下がった気温、ふいに吹く風が冷たい。昨日の半袖は秋の日差しの真ん中で揺れる。このコーヒーを飲み終えたら掃除機かけよう。
好きでやっていることの最中に苦手な作業があったり、できればやりたくなかったけれど手を進めれば意外とスム
ぜんぶぜんぶ包んであげたいよ
膝に座ってきて降りない子、してもしてもだっこをせがむ子、一緒にいてと手を引く子。何度でも、そんな子たちによく出会う。下は3歳、上は20歳。
何か他にやることがあったり、身体的に厳しいと感じたりしたときには、私はそれを普通に断る。「だっこ今しないよ」「これしてる間はできないよ」一緒の時間を過ごすからこそ、きちんと受け止めてあげられる余裕がない時には無理をしないようにしている。
この子たちの不思議
「愛し方」に権利などない
知人と、そのお子さんたちと一緒にいた日のこと。
一緒に用事をこなしたあと、お世話になっている方々のところへ少しだけ顔を出すことになった。夕方に差し掛かった時間帯で、子どもたちは少々お疲れ気味。私と知人はそれぞれひとりを腕にかかえて、その人たちのところへ向かった。
「お世話になっている」とはいえ間接的なつながりしかなく、私たちにとってはその場のほとんどが初対面だった。皆さん明るい人ばかり。にこに