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【自己紹介】15-8 MBTI認定ユーザーのセッション ~休みのススメ 休職前後の身体の変化(休職後vii)~

読んでくださるみなさん、今日もありがとうございます!
今日は年末に受けたMBTI認定ユーザーのセッションについて書きます。


日本MBTI協会認定ユーザーのセッションを受けた

ネットにある「MBTI」を謳うテストは実は本当のMBTIとは異なるものであることをご存じですか?

Q : MBTIと検索するとよく出てくる16Personalities testというのは、MBTIではないのですか?
A:はい、MBTIとは全く異なるものです。
16Personalities testは特性論ベースの検査であり、MBTIの根本にあるユングの心理学的タイプ論とは無関係のBig Fiveという特性理論がベースになっている性格診断テストということです。(略)
確かに16Personalities は、MBTIのオリジナルだったアルファベット4文字による分類型が表示されるので、見分けがつかなくなってしまっているので、悩ましいところです。(略)
16PersonalitiesのISTJとMBTIのISTJはイコールではないことは理解してください。

公式]日本MBTI協会から引用

本来は、定められた内容を履修したMBTIの認定ユーザーによるテストとワークを受ける必要があります。今日のタイトル画像はMBTI協会公式の入門テキストです。

MBTIを受けたきっかけ

WAIS-IVのフィードバック面談の際に心理師さんから、「WAIS-IVは量的テストであって質的テストではない」と言われました。どういう意味か聞いて行くと、下記のようなことでした。

  • WAIS-IVで調べられるのは、動物で例えると、「今、全体の大きさがこのくらい、首の長さはこのくらい、耳の大きさはこのくらい、鼻の長さはこのくらい」というようなこと

  • でも、「この動物がキリンなのかゾウなのか」を調べることはWAIS-IVではできない。首が短くてもゾウならば、鼻が短くてもキリンならば、「もともとそういう生き物である」ということになる。

  • キリンなのかゾウなのか、を調べるのはMBTI

得た時間の中でより深く自分を知りたいと感じていたくらたは、MBTIのセッションを受けたいと思いました。料金的に安かったMBTI協会の体験セッションは回数が少なく予約が取れなかったため、MBTI認定ユーザーでもあったWAIS-IVを受け持ってくれた心理師さんにお願いしました。

1 ガイダンス

MBTIがどのようなものか、生まれた経緯や特徴を座学で学びます。
1962年にアメリカで誕生したそうです。

第二次世界大戦後のアメリカで個人分析が盛んにおこなわれるようになった経緯については、岡田斗司夫氏がYoutubeで語っていました(こちらの動画の21分ごろです。ただ、こちらの話は上記で引用した「MBTIの根本にあるユングの心理学的タイプ論とは無関係のBig Fiveという特性理論」の話であるようなので、直接的な関係はないのかも)。

ここで体験したミニワークで印象的なのは、自分の名前を利き手で書いた後に逆手で書き、比較してどう感じたかを答えるワーク。ご興味ありましたらぜひ皆さまもやってみてください。

上段が利き手、下段が逆手。
くらたのペンネームの由来『ディアマイン』の主人公倉田咲十子ちゃんの名前から。

くらたは、逆手で書いたときは、もどかしさを感じたり、文字ではなく図形を描いているような感覚がありました。時間がかかるし、できなくはないけど消耗する感じがあり、長くは続けられない感じがありました。
MBTIが「心の利き手」と言われるように、心にも得意不得意があり、不得意なことは逆手で書く自分の名前と同じく、「できなくはないが、もどかしい・時間がかかる・消耗する」というようなものだと説明がありました。

よくみるEだのIだのについては、indeedのサイトにコンパクトにまとまっていたので引用します。

16のマイヤーズ・ブリッグスの性格タイプとは
16のマイヤーズ・ブリッグスの性格タイプは、次の4つのカテゴリーに分類されます。
外向型(E)または内向型(I)
最初のカテゴリーは、努力や思考の方向性と関連しています。他者とのやり取りや物の見方などについて、自分の外側に向かって働きかける傾向がある場合は外向型である可能性が高く、発想や信条、情報の読み解きや分析など、内側に向かってエネルギーを使うのが好きな場合は、内向型です。
感覚型(S)または直観型(N)
マイヤーズ・ブリッグスの性格タイプの2つ目のカテゴリーは、情報を処理する方法によって決まります。目に見えるものや直接的な経験、または事実に基づいて情報を処理する傾向がある場合は感覚型で、評価や直感から学ぶ場合は、直観型である可能性が高いです。
思考型(T)または感情型(F)
その次のカテゴリーは、意思決定を行う方法に関連しています。思考型の人は、論理に基づいた意思決定を行います。感情型の人は、状況に対して感情的に反応する傾向があり、感情に基づいた意思決定を行います。
判断型(J)または知覚型(P)
最後のカテゴリーは、日常生活でどの程度の秩序を必要とするかで判断されます。組織や長期的な計画を優先する場合は、判断型であるということを示しています。どちらかというと状況に適応して対応する人は知覚型です。

マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標(MBTI)の16パーソナリティを知ろう | Indeed (インディード)

くらたはプロフィールに書いているように「ESFP」もしくは「ENFP」ですが、EかIか、SかNか、TかFか、JかPかの4つの指標について、「どちらが利き手か」ということを探るのがこのMBTIです。

2 ペーパーテスト

まず、A4サイズ2枚程度のペーパーテストを受けます。
Yes or No で答えるタイプの心理テストみたいなものです。設問は、ネットで受けられる16性格タイプ診断とは少し異なる体感がありました。ペーパーテストの回答中、これが休職前であれば、別の回答をしていたかもしれないと思うことが多々ありました。
このペーパーテストの結果では、くらたは「ENFP」でした。

3 ワーク

ペーパーテストでの回答は、「自分がそう思っている」という部分にすぎません。MBTIのセッションの特徴はワークを通じてペーパーテストで出た結果が本当かどうかを確かめ、「自分のベストフィットタイプ」を探る手順が入っていることです。これはとても納得性が高かったです。
くらたは個人ワークでしたが、本来はグループワークをするそうです。心理師さんが以前実施したグループワークの結果などを教えてくれたので、個人ワークでもよくわかりました。

こまかいワークについては、ぜひ実際に認定ユーザーさんのワークを体験してみてください。先に情報が入ってしまうと結果に影響するのでここには書きませんが、くらたは、「ESFP」かもしれない結果になりました。ここは微妙なところで、「ESFP」寄りの「ENFP」かな、くらいに思っています。

4 自分のタイプについて詳しく学ぶ

これはくらたが受けたのが個人ワークだったからかもしれませんが、3でわかったタイプについて、テキストをもとにより詳しく見て学びます。
何が得意で何が苦手か、どんな局面でどんなことに注意が必要か、より詳しく学べます。

一例をあげると、

ENFP 今後の成長へ向けての課題
本来の力を発揮したり、周囲から認められたりする場がないと、不満を感じ、以下のような行動を取ることがあります。
 ● 注意が散漫になり、集中できにくくなる。
 ● 決定を最後までやり通せなくなる。
 ● 反発しやすくなり、何事にも逆らう。
 ● ものごとの締め切りや手順を無視する。

『MBTIタイプ入門 第6版』(イザベル・ブリッグズ・マイヤーズ著・園田由紀訳/JPP株式会社)から引用

おおおお、休職前のくらたそのものだ。
「反発しやすくなり、何事も逆らう」ということは、かぐや姫課長の「なんでも否定から入るな」というのも一理あったのか……?
このテキストは、Amazonでも購入できます。

感じたこと

WAIS-IVの受検後にも通底しますが、「なんだか生きにくい、人から理解を得られない」と思ってきたことの説明をしてもらえた感じでした。「IQ125のENFP」は絶対向いてない職業に今ついているということもよくわかった。

「くらたが自分固有だと思って悩んでいたことも、すべて人類にとっては既知の情報だった」という実感に殴られて、いっそすがすがしくて笑ってしまいました。これももっと早く受けたかったな。

認定ユーザーのセッション体験記をいくつか見つけましたのでリンクを貼っておきます。セッション受けてここに書くような人は、「興味があったら受けてみて」と言いがちのようです。
くらたもいいたい。ご興味ある方はぜひ受けてみてください。


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