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MBTIの公式セッションを受けた話(INTJでした)

どうも、ミニマリストオタクFPです。
最近MBTIにハマっており、公式のセッション(個人)も受けたのでどうしてもその話がしたくなっております。

認定ユーザーさんと話して分かった私のベストフィットタイプはINTJでしたが、これまでの人生と照らし合わせて非常に納得感のある内容でした。
セッション自体もとても楽しい時間でしたので、振り返り&記録をしておきたいと思います。

※ワークの内容については言及していません!興味がある方はぜひフラットな状態で受けてみてください!


16PersonalitiesとMBTIと私

MBTI≠16Personalities

元々は友人から「16personalitiesを元に婚活をしている」という話を聞いて興味を持ち、受けてみたのがきっかけです。そこでINTJ(建築家)と出て、解説文が自分のことを言い当てている!と衝撃を受けました(自立的で懐疑的、知識を増やすことが純粋に楽しい等)。
そんな経緯なので当初は16personalitiesとMBTIを混同していましたが、ユング心理学のタイプ論を調べてみると全然違うものだと分かり、MBTIの公式セッションに辿り着いた次第です。

私が受けたものは、個人で活動されてる方との1対1のWeb形式で、4時間半ほどがっつり話させてもらったのに、価格も協会(団体)の2割増しくらいでしたので良心的かと思います。
協会からもアナウンスが出ていますが、16personalitiesが好きな方はぜひMBTIの公式セッションを受けられると良いと思います。

心の利き手を見つける

MBTIの4指標(EI、SN、TF、JP)はどの人も持っており、どちらが心の利き手か(無意識に使っている方か)で2×2×2×2の16タイプに分かれます。16personalitiesと似た質問項目の検査を事前に受けることになりますが、そこで出る検査結果はあくまで暫定のタイプで、セッションでの対話を通じて自分で決めていくことになります。
検査を受けただけだとペルソナに引っ張られている(利き手でない方を役割に応じて意識的に使っている)可能性があり、自分一人ではその思い込みに気付きにくいとのことです。
また、どのタイプだから良い悪いなどはなく、自分を理解し、他者との違いを受容していくためにMBTIを利用してほしいということを認定ユーザーさんはおっしゃっていました(一部の16personalities解説に対する問題提起ですね…)。

タイプ検証過程の感想

事前にWebで受けた結果をもとに、ワークとテキストと対話を通して1要素ずつ丁寧に検証していきます。(私の検査結果のイメージは下記)

長いほうが明確。NとTは微妙寄りだった。

私は最終的にベストフィットタイプもINTJで変わらなかったのですが、この検査結果は社会人としてのペルソナに引っ張られた感があります…(特にSと F)。
またそれぞれの要素について、EIとJPは元々調べていた内容とそれほど逸脱せずわかりやすかったのですが、SNとTFは判別の仕方も含めて非常に勉強になりました。

S(感覚機能)とN(直観機能):情報の取り入れ方

SNってわかりにくくないですか?私もワークを受けるまでピンと来ていませんでした。
タイプ検証の過程で、INTJと隣接するISTJの特徴についても、あてはまるか?違和感があるか?という対話をしたのですが、「伝統や忠誠に価値を置くは全然違いますね」と言ったら、それがSの特徴というご見解でした。実際、伝統?なにそれおいしいの?というマインドの私はワークでもがっつりNの傾向が出ておりました。
また、SとNでは将来について考える時間軸が違うという話がありました(イメージ、計画するタイプでもSJは1年後、NJは5年後)。私にとっては、みんながみんな先のことを考えているわけではないというのが新鮮な驚きでした(私は10年先くらいのことを日常的に考えています…)。
組織人としては現実感覚&詳細確認も必要であると思いつつ、本質は”(大枠は捉えるけど)こまけぇこたぁいいんだよ”なマインドで生きてるので、やはりNの方がだいぶしっくりきています。
他人の知覚ってわかりようがなく、想像もしにくいので、Sの世界観の一端を知れたのが学びでした。

T(思考機能)とF(感情機能):結論の導き方

INFJの特徴の記述についてはISTJほど違和感はなかったのですが、ワークを通して、自分が効率性の観点で意思決定してることが明確になりました。
私もTとは言え人並みに感情もあるのですが、まず第一に効率的かで判断しています。感情を逆撫ですると非効率になることがあるため、他者の感情も推し量っていますが、心からの共感はあまりできません(感情は理解しつつ、本質的に同じ経験はしていないのだから共感などできないのでは…と冷めてしまう傾向があります)
人の悩み相談に乗るのは好きで、相手が問題解決を求めている場合(例:マイホームはいつ買ったらいいか、住宅ローン控除はどうやって使うのか)は得意です。一方、恋愛相談に対しては、「他人は変えられないのだから、別れるor諦めて受容する、のどちらか選んで」となってしまうので向いていません(笑)
あとは、F=優しい というわけではないという話が興味深かったです(自分の感情を優先させて、他者にとって優しくない行動をする可能性があるとのこと)

利き手の反対側を使えるようにする努力

というわけで「INTJで納得はできつつも、SF要素は意識して使うようにしている気がする」という話をしたら、それは素晴らしいですねと言っていただきました(ありがたい)
その上で、ユングの生涯発達理論についてもご説明いただき、

・35~50歳くらいが「人生の正午」
・うまく乗り越えられないと「中年の危機(ミッドライフ・クライシス)」になってしまう
・それを乗り越えるため、人生後半で苦手を克服する(=利き手でない方も使えるようになる)ことがきっとあなたの役に立つ

とおっしゃってくださいました。

セッションは、自分の意思決定プロセスの振り返りができるとともに、ユング心理学・タイプ論・MBTIの知識が深まる大変良い機会でした。

公式セッションの感想は以上ですが、「INTJ的に振り返る人生(&ESFP要素を鍛えるライフハック)」「INTJとINTPのパートナーシップ」はまた書きたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。

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