悟り続ける努力を続けた結果は?!シャンカラ「ウパデーシャ・サーハスリー」
悟り続ける努力を続けた結果は?!シャンカラ「ウパデーシャ・サーハスリー」
前の記事で、ボクは、悟り続ける努力をする、すなわち真我に気づき続けるということにした。前稿の下書きを書いてから、1日後に書いたのが、本稿の下書きとなる。
問題となっていた、シャンカラ著「ウパデーシャ・サーハスリー」の該当箇所は以下となる。
つまり、「私は有である」、「汝それなり」、すなわち「ブラフマン=アートマン」を悟った者は、行為主体・経験主体の観念を持たないということだった。
ボクは、1日、真我に気づき続けることをして、思ったことがある。やっぱり、自分は行為主体・経験主体ではないということだ。
おお、とうとう、その境地まで、たどりついたか?!
うん。自分は行為主体・経験主体ではない。
でもさ、ひとつ聞いていい?
なに?
行為主体・経験主体が無くなったあと、どうなるの?
行為主体・経験主体が無くなったあと、どうなるの?
それについては、ポール・ブラントンほか「不滅の意識」の中の、ラマナ・マハルシの発言がある。
なんと、行為の意志があろうとなかろうと人は行為をするし、人の生誕の目的は自動的にかなえられる、というんだ。
結局、行為主体・経験主体の観念が無くなっても、人は行為するし、人の生誕の目的は自動的にかなえられる、というわけだね?
そうなんだ。だから、今ボクはこの文章を書いているけれども、全ては全自動で行われているんだ。
にわかには信じがたいけれども。
まあ、信じられないのも無理はない。一番驚いているのは、ボク自身なのだから。
結局、すべては全自動だし、それでも上手くいくと。
結局、すべては全自動だし、それでも上手くいくと。
行為主体・経験主体という観念が消え去っても、ボクは、自動で行為し続けるし、ラマナ・マハルシさんによれば、それによって、生誕の目的も達せられるわけだ。
先日オレらが読破した本、妹尾武治「未来は決まっており、自分の意志など存在しない~心理学的決定論~」にも通ずる考え方だよね。
この本は、超面白かったし、学ぶところが大きかった。非常にオススメだ。
でもさ、キミは、経験主体という観念を持たないわけだよね?学ぶという経験もないんじゃないの?
たしかに、経験主体という観念はないけれども、しかし、経験も自動的に行われるんだ。
ふーん、そうなのか・・・?!。あと変わった点は?
脳の前頭葉あたりが、激しく鍛えられているような気がするんだ。
脳の前頭葉あたりが活性化しているのを、感じているんだね?
そうだね。脳の前頭葉あたりが活性化しているんだ。常に、力が入っている感じというか・・・。
ふーん、そんな身体的な変化があったんだね・・・?!
これによって前頭葉が肥大化するのではないか?!(笑)
そうかもしれないね(笑)
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シャンカラが入門者向けに、悟りヘの道を説いた本らしい。
シャンカラの原典がこんなに安く買えるのは奇跡。岩波書店と前田専学東大名誉教授(翻訳者)に感謝しよう。
古書も安い。
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ラマナ・マハルシ関係では、この下書き執筆時点で、最高評価の4.7!
というわけで、高評価のいい本だ。
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学ぶことがたくさんあって、非常に勉強になった。
すべては全自動という考え方に知識的背景をくれる本。
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