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真我を実現するには?驚きのラマナ・マハルシの答え!ラマナ・マハルシ「真我」

真我を実現するには?驚きのラマナ・マハルシの答え!ラマナ・マハルシ「真我」

4 真我の実現はいつ得られるのでしょうか?
「見られるもの」である世界が取り除かれたとき、「見る者」である真我は実現されます。
5 世界が(実在(リアリティ)として)存在しているときでさえ、真我が実現されるということはないのでしょうか?
 ないでしょう。
6 なぜでしょうか?
 見る者と見られている対象は、ロープと蛇のようなものです。錯覚という蛇という知識がなくならないかぎり、実体であるロープという知識は得られません。同じように、世界が実在であるという確信がなくならないかぎり、実在である真我が実現されることはないのです。
7 対象として見られている世界は、いつ消え去るのでしょうか?
 すべての認識作用とすべての行為を引き起こす原因である心が静かになったときに、世界は消え去るでしょう。

ラマナ・マハルシ「真我」より

なんと!ラマナ・マハルシさんによれば、真我を実現するには、この世界を消さなきゃいけないと!?

なんか怖い感じもするけど、そんなことは、実際可能なのか?

「心が静かになったとき」それは成ると言っている。それならできそうだよね?

うーん、それならそうと、初めっから言えばいいのに。

やはり、人の心をドキっとさせる、真をついた言葉を言わないと、アナタの心に刺さらないと思ったんじゃない?

シャンカラさんによれば「見られるもの」は全て幻影!

ちなみに、前の記事でも書いたけれども、シャンカラさんによれば、「見られるもの」は全て幻影だ。なぜなら、「見るもの」=ブラフマンだけが実在だからだ。だから、「すべての認識作用とすべての行為」もないんだ。

この点で、シャンカラさんと、ラマナ・マハルシさんの考えは同じだねぇ・・・。

だから、「すべての認識作用とすべての行為を引き起こす原因となる心が静かになったときに、世界は消え去るでしょう」と言っているんだよね。

でも、心も、「見られるもの」だから、幻影で実体がないんだよね?、なんかおかしくね??

そうだね。世界が消え去るというときの世界には、もちろん、心も入っているもんね。

やはり、幻影といっても、心は、無視できないということかな?

やはり、世界を消すことが難しいアナタ目線で、アナタでも実践できる具体的な方法論を語っているんじゃない?この点で、ラマナ・マハルシさんは、丁寧で、親切だと言えなくもないよね。

あとの実践法として、「世界が実在であるという確信」をなくせ、という方法論も読み取れるよね?

そうだね。アナタは、この世界が実在していると、確信してるよね?

少なくとも、オレはそう思ってきたけど。

その確信をなくせる??

自信はないけど、いつか無くせる気がするよ。

まとめると・・・。

①「世界が実在であるという確信」をなくせということ。
②そのために、「すべての認識作用とすべての行為を引き起こす原因となる心が静かに」すること。(心の静寂)
・・・以上のように、真我の実現方法が明らかになったわけだ。

②心を静かにすることは、できそうな気がするよ。

ちなみに、前の記事で書いてある通り、シャンカラさんは、実践は必要ない、害すらあると、言っていたみたいだとボクは思ってる。実践という行為自体をアートマン(=真我)だと誤認してしまうからだとボクは思ってる。(この点、AIと意見が異なるが・・・。)でも、よく考えたら、ラマナ・マハルシさんの言うように、②心の静寂には、深い瞑想状態が必要だと思わない?

深い瞑想を体験した、ラマナ・マハルシさんらしい見解なのかなぁ・・・。

でも、実際に、アナタは瞑想すればわかるだろうけれど、思考がとめどなく流れてきて、思考を消そうにも消せないわけじゃん。

それはそうだね。

じゃあ、よく考えたら、心の静寂に至るまでの、深い瞑想は、アナタには、なかなか難しいわけじゃん。

うーん、残念だけど、よく考えたら、なかなか難しいことは、今のオレには否定できないよ。

ただ、ラマナ・マハルシさんは、瞑想という方法をとることに固執することも戒めたし、「自分は誰か?」という問いかけを通じて自己探求することを推奨したそうみたいなので、内省的手段をとるほうが、本筋かもしれないけれどもね。これなら、できそうな感じもするじゃん。少なくともボクはそう思う。

うんうんそうだね。

だけど、ここは、シャンカラさんにならって、知識を得ることだけでいい、ということにしたほうがより簡単そうだよね?知識で、①「世界が実在であるという確信」をなくすんだよ。

なるほど!

そのための入門書が、岡本直人「はじめての非二元・ノンデュアリティ」(以下「岡本本」)なわけじゃん。

まあ、そうだね。必要ならば、更に、シャンカラさんの著作を読む必要もあるかもねぇ・・・。

まあ、まずは、岡本本を読むことから始めてみたらどう?

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