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シノハラ

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#子ども

人工知能は子どもの指導ができるのか

(すでに人工知能の研究はスタートしており、教師の代わりを果たす人工知能がやがて開発されるだろう、という意見に対し)

私が「教育」という言葉が好きでない、ということに関連するんですけど、「教える」ことが子育て(教育)の全てだと考える、その前提がすでに誤りだと思います。目の前の子どもの家庭環境、交友関係、生育歴、様々な要素を加味して接し方を考える必要があります。そのためには、実は「足で稼ぐ」ことが大

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「教育を語る」んじゃなくて気づきを紹介してるだけ

前に以下のまとめを書いたけど、「あれ?私は教育を語っていたっけ?」と疑問が。私自身は、振り返ってみると、どうやら教育を語る気はないらしい。教育なんて御大層なものを語ろうという気が私にはない。そもそも自分を教育者だと捉えていないし。

「教師でもない私がなぜ教育を語るのか」https://note.com/shinshinohara/n/ne17d34a664fc?sub_rt=share_b

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子どもに、部下に、自分にさえも「奇跡」が起きる秘訣

(子どもが英語アプリを継続してることをほめたら、反応が思いのほか悪かったという意見に対し)

「ほめる」はですね、「もっと継続しろよ」という圧力というか、「命令」に近いものを感じるんですよ。もし「命令」に従ったとしたら、それは奴隷です。子どもは奴隷になるのが嫌だから反発し、「命令」で汚染された行為が楽しくなくなり、嫌がるようになり、やがてやめてしまうんですよね。

私だったらこんなふうに「驚き」ま

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赤ちゃんを「赤ちゃん扱い」することはできない

今、「ユマニチュード入門」を読んでる最中。クロ現でジネストさんの映像を見て衝撃を受けてからユマニチュードには強い関心を持っていたのだけど、ようやく本を読み始めることに。そして「ごっつ面白い」。まだ読んでる最中だけど、書かずにいられないのでちょっと書く。

高齢者介護を考えるこの本では、「赤ちゃんと接するとき」に自然にしてしまう動作・しぐさを見習っている。これ、拙著と奇妙にも強く符号している。
拙著

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