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GPT APIを組み込んだ業務システムを開発するときの虎の巻
はじめに幸運なことに、今年は多くのGPTを組み込んだシステムのPoCなどを担当させていただいた。
自身の備忘録も兼ねて、それらで得られたコツのようなものをまとめてみる。
ここで解説するテクニックは、OpenAI公式で解説されている基本的な情報は含んでいないため、未読の方はOpenAI公式のドキュメントも読了することを強くおすすめする。
プロンプトはできる限り単純に、単一タスクの指示にするまず、一
保護者会DX計画①~現状分析と目標設定~
さて、なんの因果か、子供が通う保育園の保護者会会長になってしまいました。
極力家から出たくないのでDXします。
この記事は1年後どのくらい変わったのか見直すための、備忘録として残しておきます。
ついでに皆様の保護者会のお役に立てると嬉しいです。
では、まずは現状分析と目標設定から始めていきます。
現状分析以下の方法で現状分析を行いました。
保護者会前会長からのヒアリング
過去の資料閲覧
失敗させない!!AIを使ったPoC【UX+AI戦略】
はじめにAIを使ったシステム開発をする際、まずはPoCを行い、その結果を元に本開発に進むのが一般的です。
なぜなら、実用的なAIを開発できるかは「やってみないとわからない」からです。
PoCの目的はAIの実用性を確認することにあるため、失敗自体は問題ありません。
しかし、PoCの失敗がきっかけで社内のAI投資が止まってしまうこともあるため、できる限り失敗は避けたいものです。
ここでは、UXデザ
フルリモートワーカーを採用するときに確認する事三選
私の会社ではほとんどの人がフルリモートワークで仕事をしており、
私自身も上場企業にて、沖縄からデータアナリスト、テックリードエンジニア、ビジネスデザイナーを兼任して仕事を行なっています。
月に一度くらい東京の本社か、顧客先に出張する感じです。
また、私はデータアナリストの採用担当者でもあります。
今回はフルリモートワーカーを採用するときに私が確認する事を3点紹介したいと思います。
データアナリ
新しい業界へのチャレンジを助けるGPT【GPTsプロンプト公開】
私はデータアナリスト、テックリード、ビジネスデザイナーを兼任しており、仕事柄今まで関わったことがない業種の方とお話しする機会が多いです。
そのため、会議中に知らない単語に出会うことが多く、その度にChatGPTで調べています。
今回は会議中でも素早く単語を調べられるように、Smart DictionaryというGPTを作ってみました。
私のGPTをそのまま使用するのも良いですし、後述するプロ
ついにChatGPTを教育できるようになった!
ChatGPTが長期記憶を獲得したみたいです。
覚えておいて欲しいことを指示するだけで記憶し、
必要に応じてその知識を使うみたいですね。あえて忘れさせることも簡単にできるみたいです。
具体的には以下のことができるようになりました。
(ChatGPT要約)
会話内容の記憶: ChatGPTはユーザーからの指示に従って特定の情報を記憶し、その情報を将来の会話に活用することができます。例えば、ユー
Azure OpenAI Serviceでデプロイできるモデルはリージョンごとに違う
Azure OpenAI Serviceでデプロイできるモデルはリージョンごとに違います。
私は最初、自分のアカウントでは使えないモデルがあると勘違いしていたので、注意喚起も含めてまとめてみます。
主要なリージョンとデプロイ可能なモデルは以下の通りです。
2024年2月9日時点
Chatモデル$$
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\text{} & \textbf{コンテキスト
【注意喚起】Azure OpenAI Serviceのファインチューニングは、月$2,160かかる!
料金面でOpenAI APIとAzure OpenAI Serviceの違いはほとんどありませんが、ファインチューニングモデルは違います!
OpenAI APIの場合は、ファインチューニングしても使ったトークンの分しかコストがかからないですが、Azure OpenAI Serviceの場合、ファインチューニング済みのモデルをデプロイすると、一時間あたり$3が常に発生します。
知らずに運用すると