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Soi33Labo / #726d40
2020年8月11日 17:25
私は小さいころから警戒心が強い。自慢だが小さな頃から現在に至るまで詐欺、スリなどの大きな騙しにあったことがない。色々思い出したので書き綴ってみる。-自転車でぶつかるおじさん-一番小さな頃の記憶は、小学3年生に遡る。これまでみんなには内緒にしていたが、私にも小さなかわいい子ども時代があったのだ。その日は、一人で自転車で走っていた。交差点に差し掛かったところ、交差点の左から走ってき
2020年8月12日 14:47
前回までのあらすじ謎の政治団体「黒百合会」のパーティー会場に招かれた黒岩博士。会場に漂う怪しい甘い香りの中、意識が遠のき…。幾重にも張り巡らされたトリックを回避し、いよいよ真の危険に近づいていく。-20歳編-20歳前後になると自分の意志で買い物ができる、つまり未成年だと後から簡単にキャンセルができるのだが、成人だとそれができないという権利を逆手にとったタイプの詐欺電話がよくかかってくる。
2020年8月13日 14:35
前回までのあらすじずっと思いを寄せていたバスケ部の先輩タカシに告白したサトミ。両想いだったことが分かり付き合い始めることに。初デートの前日、見に行く映画の事で大ゲンカ。あぁ、私の初恋どうなっちゃうの?-21歳編-「〇〇高校の、陸上部の□□君から電話よ」母の声が家をこだまする。いや、見栄を張った。こだまするほど広い家ではない。高校では陸上部に所属していた。しかし、部そのものに主
2020年8月14日 19:27
前回までのあらすじ定年退職したヒロシ。家族はおらず、これといった趣味もなく、毎日をただ淡々と過ごしていた。しかし、いつものコンビニ前にいる犬との交流によって「生きる」ということの意味を考えるようになる。-エジプト・ピラミッド編-初めての海外旅行はエジプトだった。とてつもなく大きなものが見たいという欲求に突然かられ、なぜか自分の中でオーストラリアのエアーズロックかエジプトという二択になり
2020年8月15日 17:36
前回までのあらすじ反乱軍に殺された父親の仇を打つために銀河帝国軍に入隊したサミュエル。主要な拠点ルマドン星に配属される。やがてその星で自分の出生に隠された大きな秘密に気づき…。-インド・リキシャー編-インドと言えば、このnoteのタイトルにふさわしい土地とお思いの方も多いだろう。期待通り、インドでも騙そうとする人は少なくない。ただ、あまりにも手口が露骨すぎて発展しないものばかりだったの
2020年8月17日 15:45
前回までのあらすじ山奥の限界集落で起こる謎の連続死。調査に送り込まれた岩淵警部。しかし次々起こる村からの反対により調査は暗礁に乗り上げる。ある夜、村外れにある祠に人影を見つけついて行くと…。-タイ・トゥクトゥク編-一人旅のときは基本的に歩きで移動する。豪華なお寺や、仏像などはタイの見どころではあるものの、どちらかというとその辺を歩いている猫や、タイ文字の看板、半裸のおじさんなど、余計な
2020年8月18日 14:33
前回までのあらすじ貴族階級が幅を利かせる18世紀フランスで革命を起こすため奮闘するジョセフィーヌとモンパルナス。時代に翻弄されながらも、仲間たちと共に命を懸けて自由のために闘う二人。その前に現れた悪の枢機卿。彼らの目的とは。-自称ドバイ人編-これは、タイで何度も遭遇しているのでガチで多い詐欺案件。ちなみに、数か月前にも遭遇したのがこの連続するnoteを書くきっかけになったものだ。2
2020年8月19日 16:31
前回までのあらすじぼくは、ひよこのぴぃだよ。みんなからは、からだがきいろいからきいろってよばれているよ。ぼくのおともだちのぽんくんとぱあちゃんとまちまでかいものにいくことになったんだ。うまくいけるかなぁ。-自称イタリア人編-コロナが騒がれ始め、バンコクがロックダウンされ街から次第に人も車も減っていった時期。いつもは地面が見えないほど車で埋め尽くされている道路。恐らくタイの渋滞といえば
2020年8月22日 01:34
前回までのあらすじ月商一億を叩き出した伝説の営業マン、山谷銀河。彼のセミナーは毎回即満席。そんな彼が突然全てを捨て、山で取れるきのこ観察に没頭し始める。『きのことYシャツと私』を含む126篇の珠玉のエッセイ集。-人の良すぎる友人の話-ちょっと、自分とは真逆の世界に生きている友人の話をしてみる。彼もまた、タイに住んでいる日本人だ。地方出身という事も影響しているのか変なところ警戒心が緩く、
2020年8月22日 18:05
前回までのあらすじこれはあなたの恋愛観を知ることができる心理テストです。外で寒さに負けず凍りつきながら耐えている雪だるまの描写を選んだあなたの深層を分析して行くと、好きになったらまっしぐらになる反面(続きを読む…)-お守りを作る人編-ちょっと、このシリーズの趣旨からは逸れるのだが、タイには騙す人が多い印象を与えてしまっているので、実は良い人もたくさんいるというエピソードもいくつか書いてい
2020年8月23日 19:50
前回までのあらすじダンゴムシの知られざる生態を完全に網羅したダンゴムシ図鑑。この図鑑を編纂するにあたり尽力した小さな出版社・玉虫社。ようやく出版に取り掛かるが、また大きな問題が。-線路沿いに住む人編-前回から引き続き、1月1日のバンコクである。路地裏に住む人との交流を終え、また気の向くままに歩き始めた。本来、これを冒頭にある「前回までのあらすじ」に書くのがふさわしいのではという話もあ
2020年8月25日 15:53
前回までのあらすじいよいよ宿敵との決戦の地「巌流島」を前にするが、気持ちを落ち着けるために戒光にもらった白い粉(クリープ)に手を出してしまう。甘い香りと恍惚とするあの感覚を忘れられず決戦を忘れ今日もまた手を出す。そんなわんぱく二刀流ペッタちゃんのお話だよ。-ケニア・赤道直下編-海外旅行の当初の目的は、とにかくでかい物が見たい、異文化を見たいという欲求。親せきに譲ってもらった、Nikon
2020年8月28日 15:32
前回までのあらすじ年に一度だけ山奥で開かれる夜祭。たくさんの夜店の中で一軒だけ奇妙な店がある。「何でも交換致し〼」古い着物や食器、ラヂオに人形。奥の方に無造作に置かれた幾つもの大きな瓶。その瓶の中には、液体の中にだらしなく浮かんだ得体の知れない物体。交換するという真の意味とは…。-浅草・叩き売りのお店編-私は東京の下町生まれである。恐らく他府県の方でも東京の下町と言えば、柴又や浅草と言った地
2020年8月29日 18:17
前回までのあらすじ遠く離れる事を余儀なくされる二人。アメリカへ旅立つ幸子。イギリスへ旅立つ和夫。インドへ旅立つチャンドラバブ。ロシアへ旅立つペトローヴィチ。南アフリカへ旅立つシヤボンガ・ノムヴェテ。ベネズエラに旅立つウゴ・ラファエル・チャベス・フリアス。古代ローマ帝国第16代皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌス。この二人を待ち受ける運命は。-奇術師と子ども編-ここまでこのシリーズを一つで