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うつ病患者の「大丈夫」は「どうでもいい」かもしれません
皆さんの周りにうつ病を患っている方はいますか?
もしいるなら、その人と会話はできているでしょうか?
身近にうつ病の人がいる場合、その人の将来を心配して
「そろそろ学校に行ったら?」とか
「アルバイトぐらいから始めてみたら?」などの話を切り出すこともあるかもしれません。
その時にぜひ気を付けてもらいたいのが「分かった」「そうするよ」という返事があっさり帰って来た時です。
なぜこれらのポジティブ
普通の人のための世界で生きる、普通じゃない人たち
※この記事は映画のネタバレを含みます
私たちが所属している社会や世間というものは、多数派を基準として作られたものです。
そしてその多数派の中に入れた人を「普通の人」と呼び、多数派の中に入れなかった人を「普通じゃない人」と呼びます。
例えばLGBTQ+、障害を抱えた人たち、人種や国籍的に少数派の人たちなどです。
まだまだ「普通じゃない人」への偏見や差別はなくなってはいませんが、それでも昔よりは
私たちはもっと自分の弱さをさらけ出すべきだ
※映画のネタバレを含みます。
「弱さを見せる」って難しいことだと思います。
私は「できないこと」や「難しいと感じること」に直面した時、反射的に大丈夫な振りをしてしまいます。
動物的な本能が弱さを見せることに拒否反応を示しているのかもしれないし、競争社会において「弱い人間」と評価されることを避けようという判断の結果なのかもしれません。
とにかく「強い人間」ではなくても「普通の人間」ではありたい
短距離走を走らされる長距離走者はつらい
短距離走、中距離走、長距離走。どれも同じ陸上競技ですが、それぞれ距離以外にも違いがあるようです。
瞬発力か持久力か、トレーニングの種類、生まれつきの性格や筋肉のタイプ などなど。
人それぞれ生まれ持ったものや身につけてきたものは違いますから、好成績を残すためには自分はどんなランナーかを見極めて、力を発揮しやすい距離を選ぶ必要があります。
自分の性質に合った距離で走るのが大事というのは、勉強や
生きづらさの大先輩、ヘルマン・ヘッセに寄り添ってもらう
皆さんはドイツ生まれの詩人、ヘルマン・ヘッセをご存じでしょうか。
ヘッセは数々の詩や「車輪の下」「デミアン」といった小説を世に放ち、1946年にはノーベル文学賞を受賞しました。
作家にとってノーベル文学賞は最高の栄誉。今でもヘッセの名は文学史に輝いています。
まさにヘッセは成功者の中の成功者でしょう。
成功者…なんだか聞いただけでも立ち眩みを起こしそうなキラキラした言葉ですね。
しかしヘッ