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(じぶん用)何度も読み返したい記事

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#海外生活

ふらっと歩く日曜の朝

ふらっと歩く日曜の朝

昨日の朝、教会に寄りながら少し散歩した。
普段は行かない方向、線路沿いをぐるりと小一時間。

線路沿いの手つかずの空き地は野草の楽園だ。

大きな街路樹の下にはこちらも大好きなシラタマソウが。

パンデミックで行動制限のあったころに一度だけテイクアウトしたことのあるレストラン。
当時はかぼちゃプリンのような色だった壁が、すっきりしたブルーに塗り替えられていた。

頭上には青空が広がるものの、この季

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庭で一番遅く咲くバラ。
「真紅」というより少し明るめな、ありそうであまりない色味です。

何度切り戻しても、すっと一本伸びてきて、毎年ひとつだけ花を咲かせます。

ここに引っ越したときにはもうあったバラ、どなたが植えたものか分からないけれど、ほそぼそながら元気にしていますよ。

ロンドン生活590日目|可愛い街並みを楽しんでミュージカルを観た日

ロンドン生活590日目|可愛い街並みを楽しんでミュージカルを観た日

Moikka! Olen mitsuki.🍄

今日は私のお馴染みの場所に両親を連れて行ったり、ロンドンの可愛いスポットを発見したり、ミュージカルを見たり沢山楽しんだよ!

今日も沢山たのしめました◯

それでは
Kiitos Paljon!
mitsuki.🇬🇧

若葉のプリーツ

若葉のプリーツ

よいお天気で気温20℃前後という日が続いたせいか、草木が俄然元気だ。

昨日の土曜日は近所中で芝(うちは芝ではなくその他諸々勢。いわゆる雑草)を刈る音が聞こえていた。
あちらこちらに漂うソーセージを焼く匂いが、初夏の幕開けを告げているようだ。

さて、先週の森の散歩で、間伐作業の進められている一角を通った。

「材木」となってしまった幹から出ていた細い細い枝。折れかかっていたのを夫が持ち帰った。

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さて、今年の山の桜は

さて、今年の山の桜は

昨日の日曜日、昨年の5月↓にも記事にしている森のあの場所に、山の桜を見に行ってみた。

昨年はちょっと遅く、だいぶ散ってしまったあとだった。
ちょうどよい頃合いは、おそらくその10日前ぐらいだったはず。そしてその頃には、昨日のつぶやきにも載せた近所の八重桜が満開だった。

ということは、八重桜が見頃になっているいま行けばいいのではないか、と思ったわけだ。
土曜日の気温27℃からは若干下がったし、標

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ロンドン生活516日目|Barbicanへ

ロンドン生活516日目|Barbicanへ

Moikka! Olen mitsuki.🍄

今日と明日はHolidayを取っていて、久しぶりにBarbicanに行ってきたよ!クラシックだけど、やっぱりロンドンの建築の中で一番気持ちが良い。風の抜け方とか、水の存在感などとても良い。因みにトトロはここの劇場でやっているのだけど、場所の選定大正解だと思う。都会の喧騒から切り離されて、良い風が抜ける場所にある劇場といったらロンドンの中でここしか無

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また「すずき」を|魚介のおいしいレストラン@ミラノ

また「すずき」を|魚介のおいしいレストラン@ミラノ

義母の誕生日ランチに訪れたレストランでの続き。

前の記事で紹介したアンティパストのあと、プリモ・ピアット(第一の皿。リゾットやパスタなど)はパスして、セコンド・ピアット(メイン)へ。

絶対あるはず、と、ちらっとメニューを確認し即決したのは…

Branzino al sale=すずきの塩ロースト!嬉
(珍しく太字にしております)

もうひとり、家族の中に絶対このメニューを注文するだろう人がいる

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ピィと鳴かないピィ

ピィと鳴かないピィ

ときどき青空の一片がのぞくもののほぼ曇天、時々小雨という日が続く。
そんな中、元気に活動している鳥がいる。

カササギだ。
シャープな白黒に羽と尾の青が美しい。

鳴き声は「カシャカシャ」や「カチカチ」と形容されることが多いようだが、このあたりでよく聞くのはもっとダミ声というか、「ギャ、ギャギャギャ」といったイメージだ。

生涯を同じ相手と過ごす、いわゆる一夫一婦制をとると聞く。
冬のあいだから巣

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快晴の雪原を歩く

快晴の雪原を歩く

土曜日は久々に文句なしの快晴。
日照時間=8時間という予報は当たった。

5年ぶりのドイツの冬となった息子も一緒に、車で雪のあるところへ向かった。

たくさんの人が通るが、雪が払われることなくこのまま残されているベンチというのがなんかいい。

午前中から出かける場合はだいたいおにぎりやサンドイッチなどを持って出かけることが多い。
でもこの日は朝のスタートが遅く、現地で調達しようということになってい

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一緒に雪見を

一緒に雪見を

昨日は思いがけず街なかの平地でも雪になった。

朝、少しだけ風花が舞ったものの、降雪確率はゼロのはず。それがお昼ごろには本格的に降りはじめ、辺りは柔らかな白でうっすらと覆われた。

ゲストルームのようになっている2階の部屋を掃除していると、斜め向かいのご主人が道路の雪を除けているのが見えた。
うちもやらなきゃな、と思いつつ、なんだか昨日は家事の手際が悪く(いつもか)、すっきり進まないでいた。
「あ

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霧氷の森散歩

霧氷の森散歩

氷点下の気温が続き、湿度が増した。
街から山の尾根を眺めると、上のほうがうっすらと白い。

日曜の午後、20分ほど車を走らせて冬化粧した森へ行ってみた。

雪は積もっておらず、地表に霜が降りているという感じ。滑らずに歩けたのはよかった。

林道沿いの小さな沢から道を横切る流れが凍り、枯れ葉が閉じ込められている。

初夏にはカモの親子の泳ぐ池も凍っていた。

歩いているうちに少し青空が見えてきた。

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はじめましての再会|高速バスでの出会い

はじめましての再会|高速バスでの出会い

先日、ミラノへ向かう高速バスの車内でのこと。

私たちの斜め前の席に二人連れの男性がいた。
一人は私たちと同じぐらいの年だろうか、もう一人はずっと若く、親子のように見えた。

発車してしばらくすると、快晴だった空がミルク色に変わっていき、やがて視界を遮る濃霧となった。
そんな空が暗示するように、なにかよくないことが起こったらしい。ふたりは急に落ち着かない様子で話しはじめた。

一緒に乗っていた夫は

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待降節の始まりと人さし指の受難

待降節の始まりと人さし指の受難

今年もクリスマスに向けての準備期間「待降節」(アドヴェント)が始まった。

教会暦では今日が待降節第一主日。
今夜、4本のろうそくの1本目に火が灯る。

クリスマスまでの日曜日ごとに1本ずつ、4本のろうそくが灯るといよいよクリスマスがやってくる。

下に敷こうと出してきたリネンにたたみ皺がついていたのでアイロンを。

パリッと仕上げようと糊づけスプレーを使ったものの、たっぷりスプレーしてしまい大惨

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秋、ひと足お先に

秋、ひと足お先に

昨日の早朝、ドイツに戻った。
空港を出て、まだ夜が明けきらない深い霧の中で大きく息を吸い込むと、冷たい空気に咳込んでしまった。

家に着いてとりあえず冷蔵が必要なものを収めたり、シャワーを浴びたりしてもまだお昼前。
午後には眠気に襲われたが、ゆっくり荷解きをして過ごした。

あれもこれもと買い集めた物たちは、たとえば日本ではありふれた食品であっても、ひとつひとつが小さな思い出の印になる。
そんなも

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