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快晴の雪原を歩く

土曜日は久々に文句なしの快晴。
日照時間=8時間という予報は当たった。

5年ぶりのドイツの冬となった息子も一緒に、車で雪のあるところへ向かった。

こんな光は久しぶり
明るすぎてよく見えていない中で撮ってみた一枚


氷の層の上に薄く雪が
こういうところは滑らない


森はロイペ(クロスカントリー)のコースにもなっている


たくさんの人が通るが、雪が払われることなくこのまま残されているベンチというのがなんかいい。

落ちてきませんように


それなりに寒いものの、日向はぽかぽか
帽子、手袋なしで心地良い


雪は深くなく、雪の上に霜という感じ
食感が面白そう(食べてない)


そり滑りをする家族連れもたくさん


午前中から出かける場合はだいたいおにぎりやサンドイッチなどを持って出かけることが多い。
でもこの日は朝のスタートが遅く、現地で調達しようということになっていた。

雪原を外れて近くの集落へ出ると、残念ながら2軒あるパン屋はどちらも閉店。
ということで、久しぶりにカフェに入ってみた。

モダンできれいめではあるが、どことなく冬の山テイストも漂う。

食事系は野菜のスープ(パン付き)とカウンターのケースにあるサンドイッチのみ。ここはスープで温まろう。

野菜いろいろのポタージュには根セロリが入っているらしい。
(根セロリにはどことなくココナッツの風味を感じるのだが、そう言っているひとを聞いたことがない)

スープと一緒にかごにたっぷり盛られて出てきたパンがまたよかった。
ライ麦ベースではあるもののずっしり感はなく、ふんわりサクサク。ザワータイク(サワー種)の独特のフレッシュな香りが鼻にふわっと抜けてくる。

そしてこちらのケーキも。

りんごとアーモンド、チョコバナナ
ケーキにフォークが刺さって出てくるのはドイツあるある

数種類のケーキのうち、大きな長方形の型でどーんと焼かれたこちらの2つに惹かれた。
他のホールケーキ(丸)はお菓子屋さんから仕入れたもので、この2つだけが店を仕切るオーナー(同年代くらいの女性)の手作りだそうだ。

こちらもしっとり軽い食感、甘さ控えめと、散歩の途中でいただくには重くなくてよかった。


もう一度雪野原に戻り、しばし散策してから車に戻る。


氷点下の中でも木々の芽はもう膨らみはじめていた。
暖かくなってくるのはまだまだ先だが、ここでも確実に春が息づいている。


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