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「兄」ではない貴方に
最近よく家族について考える。私個人の家族についてもそうだけれど、「家族」という概念に関しても。その概念を取り巻いている現状も含めて。
私はここ一年くらい「兄」によく家族の話を聞いてもらっている。私の家族環境はほんの少し兄の家族環境にも似ているから、また、兄は話を聞くのが上手いから。兄は本当に素敵な人だと会うたびに思う。
この文章でつづる「兄」は私の実の兄、つまりは血縁関係的、物理的な兄ではない。
貴方にはかっこつけて会いたい
6月。友人と一緒に服を買いに行った。
普段試着が苦手で、ほとんど試着することなく服を買う私と、元からのノリの良さも手伝って「これ着てきて」なんて何度も気軽に勧めてくる友人。
まあ、普通に困った。押しが強いんだよ、君はさあ。
でも、押され、自分でも気になった服を試着して、とてもいい買い物が出来た。しかも二着。
もともと、絶対買おうと決めていた「大人っぽくて」「綺麗な」ワンピース。もう一着はベージュ
この映画を一緒に見たい、その人はいったい誰なのか
僕は明後日、とある友人と映画を見にいくことになっている。
その映画は以下の映画だ。
『恋人はアンバー』。
同性婚が法制化されたアイルランド。その田舎でのお話だ。
法制化された一方で、田舎ではまだ偏見や差別も残っている。そんな中で、レズビアンの女の子とゲイの男の子が「疑似的」な恋愛関係を結ぶ…というような話だ。恋人のふりをして、自分達が本当に望む関係を世間体から隠している。
この映画を見たいとは