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ビスコ
2022年11月11日 19:25
最近、"母に似て来た"と自分でも思うようになった。以前ほど思い出さなくなっているのにも関わらず、日々、鏡に映る顔を見る度に"母"を感じる。幼少期には、もうこの世から消えてしまったから、その記憶のほとんどはアルバムの中に在る。自分の子供と向き合う時、ふとスマホに視線を落とす時、わたしは母親の姿をそこに見つける。 母は美大の学生だった。21歳でわたしが生まれた。わたしが絵が好きなのは遺伝な
2022年2月24日 15:25
娘の塾通いも、波に乗って来た。早いもので、学年末だからね、まだ入り口、人生の試練だから走り抜けろ。 勉強は手段だから。この世を深く知る為には、知識が必要。あくまでも手段に過ぎない。 「100%の人生を求めるのが難しいとしても、テストで100点は取れてしまうのよねえ〜」と、悪戯に目線で笑い合う。 時代がどのように変化しようとも、どのような状況だろうと、起こる事をなるべく面白がり、スキッ
2021年10月3日 17:11
もうアイスドリンクって季節じゃないかも?と思いながら、日差しが心地良い午後。家事の合間に冷蔵庫を探る。以前に友人が「疲れた〜って時にこそ飲んでね」と、くれたフォションのアイスチョコレートドリンクを、豆乳を切らしてしまったので、あまり飲まない牛乳で氷まで入れて味わった。ここのアップルティーは好みでストックしてある。(そう、紅茶のイメージが強い) 甘いんだけど、甘過ぎることなく、ちょっとほろ
2020年8月19日 17:30
「貴女も どうか お元気で」エフェクトしながら、脳内に流れる。 たとえ血の繋がりがある関係でも、「時間」というものの前では無力だと、それを実感した。 もう息子と私の「時間」が重なることは、二度と無い。 喜びと哀しみの複雑に混ざってる涙の、色と味を知る。 はたち過ぎたばかりでの結婚で、約10年後の離婚までに残ったものは何もない。厳密に言えば、失われたものの方が多いのだろう。息子を含
2020年4月28日 22:08
自分の中にある【スイッチ】を切り続ける。そうだ。立場は違うが、二階堂奥歯も書いていた。 幼稚園から、小学校に入学する日。複数の学校関係者の好奇の目に、わたしは晒されていた。何故か?幼稚園で受けた知能テストの後日、職員室に、父親と呼び出された。「結果があり得ない」と言う事で、応接室の重厚なソファに座らされて、再度テストを受けさせられたからだ。父親は、退室させられて、6才の子供に
2020年4月19日 15:03
すっかり昼風呂が定着しつつある日々。スマホを持ち込んで、音楽を聴きながら、書くというのが定番に。家の中でも、リフレッシュは出来るもので、脱衣室のみ点灯し、浴室内は少し薄暗いままで。バスタブに浸かる、ひたすら浸かる。それで、映画「サウナのあるところ」なんかを思い出してます。 サウナの本場・北欧フィンランドが舞台。もう、裸の付き合い。風呂、サウナは、「生きること」「人生そのもの」
2020年4月8日 12:15
(苦手な方は読まないでください。昨夜の満月の揺らぎです。死について綴っています)現在も実在するサイトを何度も読みに行く。未だに。読書家で、優秀な編集者だった彼女は、25才で世を去った。最期の別れを、自ら記して…。昨今のニュースを観ていて、不思議に思うことがある。「死について」また「memento・mori」だ。当然だけど、人間はいつか必ず死ぬ。自分が、たぶん想像するのとは異なる形