「あ、Webライターになろう」~PTA本部役員とボランティアでの気づきから副業を始めた話
こんばんは、OgAzです。
※この記事は一度公開したものの、念のためチェックをしてもらうためいったん下書きにもどしたものを少し加筆修正しています。
以前書いた「キャリア」に関する2つの記事がnoteのマガジンに追加していただいたのですが、ふと気づくとビュー数がえらいことになっておりまして、一体何が起こったのか状態になっております。noteのマガジンすげえ。読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
Webライター業を始めてまだ1年も経過していないぺーぺーですが、言葉を紡ぐ幸せを痛感しつつ、継続してきて本当に良かったなと感じています。人生まだまだ何が起こるかワカラナイ。そもそも私がWebライターを始めようと思ったきっかけは、PTA本部役員時代から現在まで続けているボランティア活動を通じて、「あ、私、これ(書くこと)を仕事にできるかも」と気づいたからでした。
ということで今回は、私が副業Webライターになろうと思ったきっかけと、現在まで続けている学校のボランティア活動の一部をご紹介します。
小学校PTA本部での経験
子どもたちが2人とも小学生だった頃、PTA本部役員として2年間書記を担当していました。
「子どもたちのために!」「学校のために!」とかそういう使命感などは皆無で、「なんか面白そうだし」という非常に利己的な理由で始めました。PTAに関して、世間的に賛否両論あるのは理解していますが、文句を言ったってなにも変わらないじゃんと思うわけで。何言ったって必要なものは必要なんだから、どうせやるなら楽しくやりたい!というモットーを掲げ、「不要な作業を極力減らし、楽しそうなことだけ残す」ことに注力しました。
私の役職「書記」は、配布するプリント類を考えたり作ったりするのが主なお仕事。子どもたちが小さくて思うように働けなかった当時の私、今考えるととにかく「なにかを作りたい」という秘めたる野望があったようで。本来であればほとんど読まれず捨てられてしまうPTAの活動報告プリントを、「いかに手を止めて読んでもらうか」と試行錯誤していました。イラストをたくさん入れたり、文字のフォントを変えてみたり、マンガを付けてみたり・・・。結果、うちの学校の保護者たちのPTAに対するネガティブなイメージを、少しは削ぐことができたのではないかと自負しています。
学校・地域コーディネーターとの出会い
PTA本部役員を卒業した後、本部で一緒に活動していた友達が、今度は横浜市の「学校・地域コーディネーター」になるという話を聞きました。なにそれ強そう。
学校と地域をつなぐ架け橋ですって。なんかすごい。残念ながら私にそういうボランティア精神はないわけなのですが(おい)、この事業の立ち上げに一人で尽力している友達の姿を見て、「プリントとか作るなら手伝うよ」と声を掛けました。地域の皆さんと手と手を取り合って協力するようなコミュ力は、私にはないのです。私にできるのは、せいぜいパソコンに向かってちまちま資料を作ることくらい。でも、なにごとも適材適所。できることをやればいいと思いましてね。
そこで依頼されたのが、「ニュースレター」(学校・地域コーディネーターの活動報告プリント)の作成でした。学校の全校生徒、および地域の皆様に配布されるとのこと。印刷はラクスルに依頼するので、原稿を作るところまでが私の役割です。ラクスル、CMでよく見るやつね。
私が自由に作ったプリントが、私のお金じゃないお金でキレイに、しかも大量に印刷してもらえて、全校生徒や地域の皆さんの目に届くんですよ。なんてステキ!こんなやりがいのある仕事、そうそうあるもんじゃないなと思いました。ちなみに夫は「ああもったいない、そんなのボランティアでやって・・・ちゃんと商売すればかなりいいお金になるのに」とか言っていました。ええいウルサイわ!
ニュースレター一挙公開!
ボランティアで手掛けたニュースレターは幸いなことに割と好評で、今年で2年目なのですが楽しく続けられています。いつまで続けるかは不明ですが、下の子が小学校に通っている間は続けたい!
結構頑張って作ったのでどこかで公表したいと考えていましたが、無事掲載の許可をいただけたので、ここに実績としてご紹介したいと思います!見て!見て!!なお、学校に関する内容はすべてモザイクをかけています。
記念すべき第1号(2021年)
紙はA4サイズ、両面印刷です。
小学校で実施された交通安全教室を取材して書きました。ちょっと文字が多すぎかなと反省しつつ、交通安全って命に係わる大切なことなので、書くべき内容が多すぎたっていうか。これでもかなり削りました。ちなみにお知らせはすべてパワーポイントで作っています。パワポ最強説。
「チイ」「キコ」のイラストは、次男「ちびた」にタブレットで書いてもらいました。子どもの絵って味があっていいですよね。女性の絵は私が描きました。いい素材が見つからなかったもので、仕方なく・・・。
第2号はビオトープ(2022年)
紙はA3サイズ、二つ折りにして見た目はA4サイズ。両面印刷。
学校にある「ビオトープ」の清掃活動について。告知のときに、ただの掃除では子どもたちが食いつかないかなと思ったので、「大作戦!」とか付けてみました。予想していたより多くの応募があり、寒い中でしたが大人も子どもも楽しそうに活動したのが印象的でした。卒業したばかりの長男もウッキウキで参加していました。
このニュースレターは、「作戦なら指令書がいるな!」「報告書もあったほうがいいよね!」とか変なテンションでニヤニヤしながら作りました。写真多めでなかなか面白い出来になったのではないかと。
夏休み前の「ミニニュースレター」(2022年)
用紙はB4の片面白黒印刷。
小学校では昨年に引き続き、夏休み前に交通安全教室がありました。今年はオンライン授業だったのでお手伝いには参加しなかったのですが、ニュースレターで交通安全教室について書いてほしいとの要望。ラクスルに印刷依頼する正式版は夏休み明けに配布するとして、夏休み前にも「簡単なお知らせプリントを配りたい」と言われて作成したのが上のものです。夏休みは子どもたちが自由に出歩く機会が増えるため交通事故が多く、事前に注意を促すのが狙いです。
今回は急ぎなのでPTAルームの印刷機で対応。白黒印刷なので見た目はシンプルにしました。子どもたちも解ける「交通安全クイズ」を載せたいとのことで、地域コーディネーターの友達が考えたクイズを私が少しアレンジして掲載しました。我が子も配布されたら学校でクイズを解いて帰ってきて、意外と好評だったようです。子どもたちが楽しんでくれたらいいなあ。
「文章を書く」のが好きと気づいた
PTA本部時代から配布プリントを作ってきて、自分が得意なのは「ドキュメントのデザインやレイアウトを考えこと」だと思っていました。しかし、ニュースレターで文章を考えたり校正しているうちに、「私が好きなのは、デザインじゃなくて文章を書くことだったんだ」と気づいたのです。文章で知らない誰かに未知なるものを知らせたり、喜ばせたり楽しませたり、そういうことが幸せ。デザインは、文章を際立たせるための要素でしかなかったのです。
配布されたニュースレターに「読みやすい」「面白い」などの反応をいただけるようになり、もしかすると文章を書くことなら私、ある程度戦えるのかもしれないと思うようになりました。「書く」ことを仕事にできるなんて考えたこともなかったのですが、副業推しの夫に強く勧められました。家電貯金の必要性を考えてWebライターとして働きだしたのが、今年の1月末。気づけば9か月目、今日も一生懸命文章を書いている私です。
「広報誌を安く作る」需要はあるの?
私は公立の小学校・中学校で広報委員の仕事を見てきましたが、どこに行っても少ない予算の中で、一生懸命やりくりしてるんですよね。
どこにいっても、こんな話が出ていました。デザイン料って高いからね・・・。
そこで、たとえば「素材(写真)とネタ、だいたいの構成だけ考えていただいたら、安い金額で原稿のデザインをします。そのかわり納品したデザインを実績として公表させてください!(もちろん写真や個人情報には配慮します)」という仕事を始めたら、ピンポイントでも必要と感じる人が居たりするのかしら。などと考えたりしています。もし「それいい!頼みたい!」とか思った方が居たら、教えてください。まあ本当に仕事にするなら、ちゃんと契約とか考えなきゃいけなくて大変そうだけど・・・。誰か営業やってくれないかなあ。
結び
きっかけはどこにでも転がっている。私にとって偶然でも必然でもある些細な経験が、副業Webライターに導いてくれました。おかげで毎日、本業と副業、ボランティアにと大忙しで、ありがたい限りです。そうそう、ニュースレターは最新のものが先日完成したので、学校で配布されたらまた報告ます。ちなみに今年は私、長男(中1)の中学校のほうでもPTAをやっておりまして(ママ友に「よくやるね・・・」と言われた)、後期に広報誌を編集する予定です。何書こうかな、今からワクワクしていますよ。今年の冬も忙しくなりそうな予感ですが、どうにかこうにかやりくりして、無理のない範囲で楽しみながら頑張りたいと思います!
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