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【社会】児童生徒の不登校・自殺者が最多に~これらの教育はどうするのか~

始めに

私自身、不登校の経験があります。だからこそこういったニュースには当事者として何とも言えない心境になってします。別の機会に自らの経験をしっかりと書こうと思いますが、今日は明らかになった数字から考えを巡らせてみたいと思います。

今回明らかになった統計

不登校者数   19万6127人 前年比8.2%増 過去最多

自殺者数        415人 前年比98人増  過去最多

いじめ件数   51万7163件 前年比15.6%減

うちネット関係  1万8870件 前年比946件増 過去最多

※不登校者数は小中学生、自殺者数は小中高校生、いじめ件数は小中高校生

数字からわかること

不登校者数

前年から増加している理由には、当然新型コロナウイルス感染症が何らか関わっていると考えられます。少子化の影響をあるにも関わらず、これだけ人が何らかの理由で学校に行くことができていない事実は大きいと思います。

長期休暇開けは自分も何となく学校に行きたくなかったのを覚えています。しかし、新型コロナウイルスによって友達との関係を上手く構築できない子どもは増えていると思います。給食などの時にも「黙食」をしなければなりません。食事の時はワイワイ言いながら食べたいものです。その何気ないコミュニケーションの機会が奪われてしまったことは非常に子ども達にとってマナスです。仕方がないことなのかもしれませんが、、、

自殺者数

自殺者数が過去最多となったことも深刻に捉えるべきです。大人の自殺者数はここ数年ほどは減少していました。もちろん新型コロナウイルスの影響は大きいと思います。大人だけでなく子ども達にもその影響が及んでいることが表れています。

特に夏休みなどの長期休暇開けに自殺をする子どもが多いと言われてイますが、新型コロナウイルス感染症によって長期休暇のスケジュール自体にも変動があったりしたことは、子どもたちにとっての不安定要素になったのではないかと思います。

いじめ件数

あくまでもいじめが認知された件数であって、実際にはもっと多いと思います。最小でもこの数字であるということを理解しておかなければなりません。前年から15.6%減少しているのは、ある意味当たり前です。学校にいっていないから、いじめの件数は減少しているのだと思います。

一方で、いじめの内容を詳しく見てみると、携帯電話やインターネット関連のいじめ件数は増加しています。これは学校に行かなくなったからこそ、友達同士のつながりがよりネット空間を通じて行われるようになったことを表していると思います。少子化の影響を考慮すうと、さらにいいじめの深刻さが見て取れます。

これから教育現場はどうなるのか

自分が小中高大学生だった頃は幸せだったと思います。大学生の時は3年生の後半から4年生の間に新型コロナウイルスの影響がでましたが、それでも学生生活は普通に過ごせたと思います。テレビなどで流れる今の小学校の様子を見ると、とても大変なことがよくわかります。

教育現場において、先生方が一番頭を悩ませていることだと思います。そして改めて大人の判断の影響が一番出るのが子どもだということを痛感しています。

ただでさえ日本の教育は遅れていると言われていました。もしも20人学級等が実現できていれば、またこの2年間あまりの教育環境は違ったのかなと思います。40人学級では常に密な状態です。

リモート授業と対面授業をどう両立させていくのかも含めて、変化の時が来ているように思います。対面授業はリスクがある一方で、フルリモートでは発達途中の子どもたちにとっては身体への影響があります。視力の低下等にもなるでしょう。

最後に

教育というととても広い範囲であり、小学生と大学生の課題は異なります。しかし、社会に出る前の期間にどういった教育を受けるのかはその後の人生に大きな影響を及ぼします。そのことを再認識し、ステージに合わせてた柔軟かつスピーディな教育へと変わっていって欲しいです。



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