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#ひまわり
お花見note*2021夏【終了】
皆さまお待たせいたしました!お花見企画第2弾のお誘いです。
春に実施したお花見企画。「お花を一緒に楽しむのは桜の時期だけじゃなくてもいいんじゃないか」ということで!今回も一緒にnoteでお花見を楽しめたらいいなと思っています。ご参加お待ちしております!
【企画内容】
ヒマワリが登場する物語(ショートストーリー)を募集します。そして、お気に入りのヒマワリの写真(又はイラスト)を記事に貼ってくださ
あの子にとってひまわりとは、一体なんだったんだろう。
容赦なく照りつける日差しが、夏の訪れを知らせていた。
ギギギィと濁った音を立てて、セミが木から飛び立った。重力に引っ張られて落ちていく体を、羽を動かして必死に空中へ戻す。その上下運動を何度か繰り返したあと、もう力尽きたと言わんばかりに別の木の枝葉に飛び込んでいく。着地に失敗して地面に落ちてこないか心配になって、耳に意識を集中させる……が、何も聞こえない。
緊張が解けたぼくはまたひとり、公園の中
【お花見note】夏との距離
容赦なく照りつける日差しが、夏の訪れを知らせていた。わずか15分足らずの距離とはいえ、自転車を漕ぐ身体からは止まることなく汗が流れ続ける。
自動販売機が目に入った途端、無性に喉の渇きを覚えた僕は、迷うことなくそのボタンに手を伸ばした。一瞬自転車に足をかけた僕は、思い直したようにハンドルから手を離すと、木陰となった神社の石段に腰掛け、勢いよくコーラを流し込んだ。鳴り響くセミの声が、再び日向に向かう
お花見企画【夏】*投稿記事まとめ①
お花見は春だけじゃなくてもいいはず…!と、春に引き続き企画させてもらっています「夏のお花見企画」ですが、おかげさまで沢山の方にご参加いただいております。本当にありがとうございます。
これまで投稿頂きました素敵な作品たちを順に紹介させていただこうと思います。(マガジン追加順での紹介となります。)尚、まとめ記事では10作品ずつの紹介とさせていただきます。
■はなえみ様 / 『まる』pickup▶︎
夏の目眩【夏のお花見note参加*ショートショート】
容赦なく照りつける日差しが、夏の訪れを知らせていた。
スマホが手から滑り落ちる。
床に落ちた音が、コン、と冷たく響いた。
頭が、ぐるぐるする。
私は冷たい床に寝っ転がり、目を閉じた。
夏の午後。
エアコンの涼しい風が心地良い。
押し寄せる睡魔に、とっぷりと浸かっていく。
この暑さで、帽子をかぶらずに歩き回ったからだろうか。それとも、寝る時にエアコンのタイマーを入れ忘れて体が冷たくなったか
【noteでお花見】ひまわり/短編小説「羽化」
※小説部分は約900字(約1~2分)で読めます。
「羽化」
容赦なく照りつける日差しが、夏の訪れを知らせていた。
麦わら帽子を被ってひまわり畑を歩いている苑夏(そのか)は、すらりと背が高く、ノースリーブのワンピースからは日に焼けた腕が伸びていた。
ワンピースの裾は風になびいて、苑夏のくるぶし辺りをひらひらと泳いでいる。
黒い大きなアゲハ蝶がふわりと目の前を通りすぎて上昇した。
青く澄んだ空は一
お友達の「ひまわりさん」
容赦なく照りつける日差しが、夏の訪れを知らせていた。
その夏の訪れとともにふたりの前に現れたのは
「ひまわりさん」だった。
ふたりは「ひまわりさん」とお友達になった。
ひまわりさんにはたっぷりの水分が必要だ!
と、思ったのだが…
「あ、私ね〜ちょっと特別な種類なの。もちろん普通なら水分をたっぷりいただかない育たないんだけど、私の場合はね、お話!お話が栄養素なの!だから私と一緒にお喋りしてち