真舟とわ

朝起きて布団から出るだけで えらいよ、えらすぎる。

真舟とわ

朝起きて布団から出るだけで えらいよ、えらすぎる。

記事一覧

旅の心のはなし

私は結構わがままで自己中心的なところがある。自分で思うくらいだからわりと重度なのだと思う。海外か国内かに関わらず、誰かと数日過ごすというのは、自分の嫌なところが…

真舟とわ
5日前
12

エジプト旅のはなし

早朝、インドのムンバイ空港からエジプトのカイロ空港に到着。 入国審査は毎回何を聞かれるかしらとドキドキする。エジプトよりもインドの方が荷物検査も入国審査も厳しか…

真舟とわ
6日前
18

インド旅のはなし

国際線は時間に余裕を持って到着すべき。 これまで幾度となくバタバタと空港を走り回ってきた。待合で寝ていて飛行機を遅延させてしまったことまであるのできちんとしなく…

真舟とわ
9日前
49

6月1日から3日の話

朝、早起きして飛行機で仙台へ向かう。 飛行機は何回乗っても慣れないし生きた心地がしないなと思う。嫌いではないんだけどね。 揺れる機内にはこの世の終わりかのように叫…

真舟とわ
1か月前
17

心に海を抱いている

子どもの頃、 "私は風を操れる"と思っていた。 馬鹿みたいな話だけど本当に心の底からそう 思っていた。 休み時間、ブランコを漕ぎながら 「風よ止まれ。風よ止まれ。」 …

真舟とわ
2か月前
21

最近読んだ本のはなし

昔から本が好き。 小説もエッセイも詩集も絵本も割となんでも。 言葉が好きなんだと思う。 ただ一部の詩集はイラストがたくさんあって 装丁にこだわりすぎていて文字が読…

真舟とわ
3か月前
23

おむすびをむすんだ日

数ヶ月前、友達と陶芸をしに岡山へ行った。 時間が経つとそんなこと忘れていたんだけど ふと玄関のピンポンが鳴って、宅配便で完成したお皿が届いた。 忘れていたからこそ…

真舟とわ
3か月前
12

つらつら最近のこと

今年は祖父の誕生日が春分の日だった。 お花を持って祖母に会いに行った。 祖父がソフトクリームが好きだった話は割とどんなエピソードでも出てくる。 若い頃にはそんなも…

真舟とわ
4か月前
26

まちに音を

路上ライブというものはどういう顔で歌ったらいいのか、何を話したらいいのかとなんだか苦手でほとんどしたことがない。 今日のイベントは神戸三宮の商店街の中。 "まちに…

真舟とわ
4か月前
10

おいしい生活を選ぶ

以前働いていた仕事は 朝6:30に家を出て20:30に帰宅が基本 通勤時間が長かったから実際働いているのは 8:00〜19:00くらい? 月曜日〜金曜日の週5勤務 土日祝はお休み 通…

真舟とわ
4か月前
20

言葉は人をかたどる

大好きな音楽家 角銅真実さんが Eテレの"スイッチインタビュー"という番組に出演するということで久しぶりに録画をした 2組の出演者がそれぞれお互いをインタビューすると…

真舟とわ
4か月前
10

海を連れて長野へ

今は朝 ライブを終えて次の日 思ったよりはやく目が覚めたので お湯を沸かしながらぼーっとしている こういう時に本を読みたくなるなと 祖父のお家からもらってきた太宰治…

真舟とわ
5か月前
9

東京の手触り

体調を崩し、期間が短くなったので 会いたかった人との予定が色々と 崩れてしまった今回の東京 それでもギターを持たずに ふらっと行った今回は いつもより身軽で良かった…

真舟とわ
6か月前
8

ぐるぐるぐるぐる

近頃 体調を崩すことがとてもとてもとても多い 運動をしない 食べることに波がある 携帯をよく見ている 冷え性 思い当たることはたくさんあるけれど こんなにも自分の身…

真舟とわ
6か月前
21

一月二日

おだやかに ひとつずつ おだやかに 少しずつ 夕日が街を染めていく 今日がここにあることに 私がここにいる意味に 何かを重ねなくていい ただただおだやかに 明日のこと…

真舟とわ
6か月前
4

めぐちゃん

めぐちゃんという友達がいる。 めぐみだからめぐちゃん。 出会いは大学、岡山。 私は教育学部、めぐちゃんは農学部。 学部棟も離れているしサークルも違ったので 関わるこ…

真舟とわ
6か月前
8
旅の心のはなし

旅の心のはなし

私は結構わがままで自己中心的なところがある。自分で思うくらいだからわりと重度なのだと思う。海外か国内かに関わらず、誰かと数日過ごすというのは、自分の嫌なところが露呈する、嫌な自分に気付かされる時間だなといつも思う。

特に私は不満があったり納得していないことがあるとすぐに顔に出てしまい結果、周りに気を使わせてしまう。とっても良くない。
考えすぎだと言われるとそうかもしれないけど確かに自分の感情は相

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エジプト旅のはなし

エジプト旅のはなし

早朝、インドのムンバイ空港からエジプトのカイロ空港に到着。
入国審査は毎回何を聞かれるかしらとドキドキする。エジプトよりもインドの方が荷物検査も入国審査も厳しかったイメージ。インドは色々と質問されたし(理解できないこともおおくて適当なこと言いすぎた)、荷物は検査されるたびに引っかかって長い列に並んで中身のチェックを受けた。結局原因がわからなくてまあいいよ!みたいなことが多い。私の前の子供は縄跳びを

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インド旅のはなし

インド旅のはなし

国際線は時間に余裕を持って到着すべき。
これまで幾度となくバタバタと空港を走り回ってきた。待合で寝ていて飛行機を遅延させてしまったことまであるのできちんとしなくては!と常に思っている。

今回は2時間半前にはチェックインが出来た。
優秀(?)インドのビザも事前にe-visaで取得。
(e-visaは質問が多くて面倒だった)

日本から発ち、ベトナムのハノイで乗り継ぎ。
待ち時間が5時間くらいあった

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6月1日から3日の話

6月1日から3日の話

朝、早起きして飛行機で仙台へ向かう。
飛行機は何回乗っても慣れないし生きた心地がしないなと思う。嫌いではないんだけどね。
揺れる機内にはこの世の終わりかのように叫ぶ子供がいて、その声につられて私はビクビクしていた。なぜか、飛行機に乗る前に限って飛行機事故の動画とかを見始めてしまって、「メーデー、メーデー」という機長の声が聞こえないことを祈っていた。

結局いつも通り無事に地面に飛行機の足がついてホ

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心に海を抱いている

心に海を抱いている

子どもの頃、
"私は風を操れる"と思っていた。
馬鹿みたいな話だけど本当に心の底からそう
思っていた。

休み時間、ブランコを漕ぎながら
「風よ止まれ。風よ止まれ。」
心の中で何度も呟いて目を閉じる。
そうすると不思議と風が止まる。ほらねって、ドヤ顔でその後もブランコを漕いだ。

そりゃあそうだ。
何回も何回も呟いてるんだもの。時間は経つし、風はいつか止まる。
私でなくても、隣でブランコを漕いでい

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最近読んだ本のはなし

最近読んだ本のはなし

昔から本が好き。
小説もエッセイも詩集も絵本も割となんでも。
言葉が好きなんだと思う。

ただ一部の詩集はイラストがたくさんあって
装丁にこだわりすぎていて文字が読みにくい。
こうなると私は一気に冷めて読むのをやめてしまう。

本はシンプルでいい。
言葉がスッと並んでいる方が
言葉の意味が伝わりやすい、考えやすいとわたしはおもっている。

どこか遠征に行ったり旅行に行くと
本屋さんに立ち寄ることが

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おむすびをむすんだ日

おむすびをむすんだ日

数ヶ月前、友達と陶芸をしに岡山へ行った。
時間が経つとそんなこと忘れていたんだけど
ふと玄関のピンポンが鳴って、宅配便で完成したお皿が届いた。
忘れていたからこそなんだかとってもサプライズのようで嬉しくてるんるんしながら開けた。

今回は窯で焼いて藁の跡をつけるヒダスキ焼きというもの。
藁がある位置によってそれぞれ変わるから形はもちろん色味や柄が変わってくる。

完成したのがこれ!
鯨が大好きなの

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つらつら最近のこと

つらつら最近のこと

今年は祖父の誕生日が春分の日だった。
お花を持って祖母に会いに行った。
祖父がソフトクリームが好きだった話は割とどんなエピソードでも出てくる。
若い頃にはそんなもの無かったからねって
祖母は笑う。

私の祖母は若い頃に目が見えなくなっていて
光すら感じない。私が生まれた時には既にそうだったから私の顔を見たことがない。
いつも祖母と手をつなぐけど、とてもあったかい。私には想像もできないし当たり前のも

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まちに音を

まちに音を

路上ライブというものはどういう顔で歌ったらいいのか、何を話したらいいのかとなんだか苦手でほとんどしたことがない。

今日のイベントは神戸三宮の商店街の中。
"まちに音を"
商店街を通る人たちに歌が音楽があるな〜と思ってもらえたら、素敵な街だなと思ってもらえたらという素敵なコンセプト。

人通りの多い土曜日。商店街。
中々立ち止まりにくい場所ではあるけれど
コンセプト通り、体を揺らしながら歩いてる人

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おいしい生活を選ぶ

おいしい生活を選ぶ

以前働いていた仕事は
朝6:30に家を出て20:30に帰宅が基本
通勤時間が長かったから実際働いているのは
8:00〜19:00くらい?

月曜日〜金曜日の週5勤務
土日祝はお休み

通勤時間は本を読むこともあったけど
だいたい疲れて寝てしまうか
仕事のことをスマホを使って考えていた

土日もどちらかの半日は仕事をしていた気がする

特にその生活が苦ではなかったし
楽しい、やりがいがあると思ってい

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言葉は人をかたどる

言葉は人をかたどる

大好きな音楽家 角銅真実さんが
Eテレの"スイッチインタビュー"という番組に出演するということで久しぶりに録画をした

2組の出演者がそれぞれお互いをインタビューするという2週に渡った放送だった

録画をしていたことなんてすっかり忘れていたんだけど
たまたま2週目の録画を終えたタイミングで
テレビをつけていて
わ!そうだった!と一気に2話見た

今回角銅真実さんの対談相手は
女優の杉咲花

もちろ

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海を連れて長野へ

海を連れて長野へ

今は朝
ライブを終えて次の日

思ったよりはやく目が覚めたので
お湯を沸かしながらぼーっとしている
こういう時に本を読みたくなるなと
祖父のお家からもらってきた太宰治の津軽を読む

知っている人がこの本を読んでいたと思うと何か浪漫があるな
どういう気持ちでどういう場所でどんなふうに読んでいたんだろうか
もう今は居ない祖父は本が好きだったんだろうか、写真は好きだと知っているけど

そう思うと祖父や祖

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東京の手触り

東京の手触り

体調を崩し、期間が短くなったので
会いたかった人との予定が色々と
崩れてしまった今回の東京

それでもギターを持たずに
ふらっと行った今回は
いつもより身軽で良かったな
大体東京に行く時は
ギターケースをしょってスーツケースをゴロゴロ引きずっていて歩くだけで疲れてしまうから

それがないだけでこんなにも軽くて
動きやすいのだな

つい1年ほど前までは
東京という街がすごく遠い存在?
というかなんだ

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ぐるぐるぐるぐる

ぐるぐるぐるぐる

近頃
体調を崩すことがとてもとてもとても多い

運動をしない
食べることに波がある
携帯をよく見ている
冷え性

思い当たることはたくさんあるけれど
こんなにも自分の身体は弱かったかしら?と
ちょっぴり嫌になる

体調を崩すと
きっとこれは何か自分の身体や心と向き合うタイミングなのだ!と
ポジティブに捉えていたけれど

こう何回も崩されると
そんなことよりも
もっと根本から変えなくてはいけないので

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一月二日

一月二日

おだやかに
ひとつずつ
おだやかに
少しずつ

夕日が街を染めていく

今日がここにあることに
私がここにいる意味に
何かを重ねなくていい

ただただおだやかに
明日のことを思うのです

それだけがすべて
それがしあわせ

おだやかに
おだやかに
眠りにつくのです

めぐちゃん

めぐちゃん

めぐちゃんという友達がいる。
めぐみだからめぐちゃん。

出会いは大学、岡山。
私は教育学部、めぐちゃんは農学部。
学部棟も離れているしサークルも違ったので
関わることなんてないはずだった。

のに、ある日私が働いている餃子屋さんのイベントにめぐちゃんが遊びにきた。
しかも
"歌を歌ってるの知ってます!会いたくて!"
と。

とっても嬉しかったけど
それより変わった子だな〜〜という印象が強かった。

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