真舟とわ

朝起きて布団から出るだけで えらいよ、えらすぎる。

真舟とわ

朝起きて布団から出るだけで えらいよ、えらすぎる。

最近の記事

旅の心のはなし

私は結構わがままで自己中心的なところがある。自分で思うくらいだからわりと重度なのだと思う。海外か国内かに関わらず、誰かと数日過ごすというのは、自分の嫌なところが露呈する、嫌な自分に気付かされる時間だなといつも思う。 特に私は不満があったり納得していないことがあるとすぐに顔に出てしまい結果、周りに気を使わせてしまう。とっても良くない。 考えすぎだと言われるとそうかもしれないけど確かに自分の感情は相手に伝わってしまっているだろうなと思う。まだまだ子供なんだな。 恥ずかしい。

    • エジプト旅のはなし

      早朝、インドのムンバイ空港からエジプトのカイロ空港に到着。 入国審査は毎回何を聞かれるかしらとドキドキする。エジプトよりもインドの方が荷物検査も入国審査も厳しかったイメージ。インドは色々と質問されたし(理解できないこともおおくて適当なこと言いすぎた)、荷物は検査されるたびに引っかかって長い列に並んで中身のチェックを受けた。結局原因がわからなくてまあいいよ!みたいなことが多い。私の前の子供は縄跳びを捨てられていて悲しそうな顔をしてた。そりゃ悲しいよ!!! エジプトにもUber

      • インド旅のはなし

        国際線は時間に余裕を持って到着すべき。 これまで幾度となくバタバタと空港を走り回ってきた。待合で寝ていて飛行機を遅延させてしまったことまであるのできちんとしなくては!と常に思っている。 今回は2時間半前にはチェックインが出来た。 優秀(?)インドのビザも事前にe-visaで取得。 (e-visaは質問が多くて面倒だった) 日本から発ち、ベトナムのハノイで乗り継ぎ。 待ち時間が5時間くらいあったのでフォーと生春巻きとバインミーを食べた。レモンリーフ?みたいな葉っぱの味が少し

        • 6月1日から3日の話

          朝、早起きして飛行機で仙台へ向かう。 飛行機は何回乗っても慣れないし生きた心地がしないなと思う。嫌いではないんだけどね。 揺れる機内にはこの世の終わりかのように叫ぶ子供がいて、その声につられて私はビクビクしていた。なぜか、飛行機に乗る前に限って飛行機事故の動画とかを見始めてしまって、「メーデー、メーデー」という機長の声が聞こえないことを祈っていた。 結局いつも通り無事に地面に飛行機の足がついてホッとする。さっきまで叫んでいた子供が「すっごく楽しかったね!」とお母さんに言って

        旅の心のはなし

          心に海を抱いている

          子どもの頃、 "私は風を操れる"と思っていた。 馬鹿みたいな話だけど本当に心の底からそう 思っていた。 休み時間、ブランコを漕ぎながら 「風よ止まれ。風よ止まれ。」 心の中で何度も呟いて目を閉じる。 そうすると不思議と風が止まる。ほらねって、ドヤ顔でその後もブランコを漕いだ。 そりゃあそうだ。 何回も何回も呟いてるんだもの。時間は経つし、風はいつか止まる。 私でなくても、隣でブランコを漕いでいた幼馴染の宮下だって同じことができるはずだ。 でも確かに、あの頃の私は風を呼んだ

          心に海を抱いている

          最近読んだ本のはなし

          昔から本が好き。 小説もエッセイも詩集も絵本も割となんでも。 言葉が好きなんだと思う。 ただ一部の詩集はイラストがたくさんあって 装丁にこだわりすぎていて文字が読みにくい。 こうなると私は一気に冷めて読むのをやめてしまう。 本はシンプルでいい。 言葉がスッと並んでいる方が 言葉の意味が伝わりやすい、考えやすいとわたしはおもっている。 どこか遠征に行ったり旅行に行くと 本屋さんに立ち寄ることが多い。 新書も古本もあんまり意識はしないけど 借りるより買うを選んでしまう。 良

          最近読んだ本のはなし

          おむすびをむすんだ日

          数ヶ月前、友達と陶芸をしに岡山へ行った。 時間が経つとそんなこと忘れていたんだけど ふと玄関のピンポンが鳴って、宅配便で完成したお皿が届いた。 忘れていたからこそなんだかとってもサプライズのようで嬉しくてるんるんしながら開けた。 今回は窯で焼いて藁の跡をつけるヒダスキ焼きというもの。 藁がある位置によってそれぞれ変わるから形はもちろん色味や柄が変わってくる。 完成したのがこれ! 鯨が大好きなので鯨を描いたけどもう少し小さくそして上手に描けたら良かったのに… 大切な一枚に

          おむすびをむすんだ日

          つらつら最近のこと

          今年は祖父の誕生日が春分の日だった。 お花を持って祖母に会いに行った。 祖父がソフトクリームが好きだった話は割とどんなエピソードでも出てくる。 若い頃にはそんなもの無かったからねって 祖母は笑う。 私の祖母は若い頃に目が見えなくなっていて 光すら感じない。私が生まれた時には既にそうだったから私の顔を見たことがない。 いつも祖母と手をつなぐけど、とてもあったかい。私には想像もできないし当たり前のものがなくなっていくなんてどれほどのことなのだろうか。 なんとなく怖くて深いところ

          つらつら最近のこと

          まちに音を

          路上ライブというものはどういう顔で歌ったらいいのか、何を話したらいいのかとなんだか苦手でほとんどしたことがない。 今日のイベントは神戸三宮の商店街の中。 "まちに音を" 商店街を通る人たちに歌が音楽があるな〜と思ってもらえたら、素敵な街だなと思ってもらえたらという素敵なコンセプト。 人通りの多い土曜日。商店街。 中々立ち止まりにくい場所ではあるけれど コンセプト通り、体を揺らしながら歩いてる人たち。指をさしてじっと見ている子供。通りがかりに一枚写真を撮って去っていく人…

          まちに音を

          おいしい生活を選ぶ

          以前働いていた仕事は 朝6:30に家を出て20:30に帰宅が基本 通勤時間が長かったから実際働いているのは 8:00〜19:00くらい? 月曜日〜金曜日の週5勤務 土日祝はお休み 通勤時間は本を読むこともあったけど だいたい疲れて寝てしまうか 仕事のことをスマホを使って考えていた 土日もどちらかの半日は仕事をしていた気がする 特にその生活が苦ではなかったし 楽しい、やりがいがあると思っていた でも今、辞めて2年が経ち振り返ってみると 率直に "戻れないな…" と思う

          おいしい生活を選ぶ

          言葉は人をかたどる

          大好きな音楽家 角銅真実さんが Eテレの"スイッチインタビュー"という番組に出演するということで久しぶりに録画をした 2組の出演者がそれぞれお互いをインタビューするという2週に渡った放送だった 録画をしていたことなんてすっかり忘れていたんだけど たまたま2週目の録画を終えたタイミングで テレビをつけていて わ!そうだった!と一気に2話見た 今回角銅真実さんの対談相手は 女優の杉咲花 もちろん知っているしドラマや映画を見たこともある、 けどこれまで特になんの印象も持って

          言葉は人をかたどる

          海を連れて長野へ

          今は朝 ライブを終えて次の日 思ったよりはやく目が覚めたので お湯を沸かしながらぼーっとしている こういう時に本を読みたくなるなと 祖父のお家からもらってきた太宰治の津軽を読む 知っている人がこの本を読んでいたと思うと何か浪漫があるな どういう気持ちでどういう場所でどんなふうに読んでいたんだろうか もう今は居ない祖父は本が好きだったんだろうか、写真は好きだと知っているけど そう思うと祖父や祖母の人間的な部分てあんまり知らないな 今度おばあちゃんには話をたくさん聞きに行こ

          海を連れて長野へ

          東京の手触り

          体調を崩し、期間が短くなったので 会いたかった人との予定が色々と 崩れてしまった今回の東京 それでもギターを持たずに ふらっと行った今回は いつもより身軽で良かったな 大体東京に行く時は ギターケースをしょってスーツケースをゴロゴロ引きずっていて歩くだけで疲れてしまうから それがないだけでこんなにも軽くて 動きやすいのだな つい1年ほど前までは 東京という街がすごく遠い存在? というかなんだかもやっとしていて 目には見えるけど触り心地や匂いを知らない感じ? でも東京に行

          東京の手触り

          ぐるぐるぐるぐる

          近頃 体調を崩すことがとてもとてもとても多い 運動をしない 食べることに波がある 携帯をよく見ている 冷え性 思い当たることはたくさんあるけれど こんなにも自分の身体は弱かったかしら?と ちょっぴり嫌になる 体調を崩すと きっとこれは何か自分の身体や心と向き合うタイミングなのだ!と ポジティブに捉えていたけれど こう何回も崩されると そんなことよりも もっと根本から変えなくてはいけないのではないのかと思い始める 住んでいる場所 仕事 髪型 食べもの ふむ 何を変

          ぐるぐるぐるぐる

          一月二日

          おだやかに ひとつずつ おだやかに 少しずつ 夕日が街を染めていく 今日がここにあることに 私がここにいる意味に 何かを重ねなくていい ただただおだやかに 明日のことを思うのです それだけがすべて それがしあわせ おだやかに おだやかに 眠りにつくのです

          めぐちゃん

          めぐちゃんという友達がいる。 めぐみだからめぐちゃん。 出会いは大学、岡山。 私は教育学部、めぐちゃんは農学部。 学部棟も離れているしサークルも違ったので 関わることなんてないはずだった。 のに、ある日私が働いている餃子屋さんのイベントにめぐちゃんが遊びにきた。 しかも "歌を歌ってるの知ってます!会いたくて!" と。 とっても嬉しかったけど それより変わった子だな〜〜という印象が強かった。 とにかくそこでめぐちゃんと初めての出会いを果たす。 そこからはめぐちゃんが企

          めぐちゃん