インド旅のはなし
国際線は時間に余裕を持って到着すべき。
これまで幾度となくバタバタと空港を走り回ってきた。待合で寝ていて飛行機を遅延させてしまったことまであるのできちんとしなくては！と常に思っている。
今回は2時間半前にはチェックインが出来た。
優秀(?)インドのビザも事前にe-visaで取得。
(e-visaは質問が多くて面倒だった)
日本から発ち、ベトナムのハノイで乗り継ぎ。
待ち時間が5時間くらいあったのでフォーと生春巻きとバインミーを食べた。レモンリーフ？みたいな葉っぱの味が少し苦手。
フォーに付いてた青唐辛子も辛味が強すぎた。味は割と食べやすくて美味しかった。
あとは仮眠を取ったり友達と大富豪をして時間を潰した。こういう時にラウンジとか使えたらいいんだろうな。
空港から見えたベトナムの山や草の緑の色が好きで、きちんと訪れてみたいなと。
ムンバイ空港に着いてさらにここからデリー空港に向かう。国内線へ。
早朝に家を出たのにもう深夜。移動するだけで時間が溶けている！
デリー空港に着いてUberでタクシーをよぶ。
海外にいるといつもUberのありがたさに救われる。クレジットカードで引き落とされるし、ぼられることもない。
空港にきちんとUber用の乗り場まであった。安心感！
インドはとにかくもわっとしていて湿気ている。暑くて臭い。ハエがたくさん飛んでいる。そして至る所に床で人や犬が寝ていた。街に降りたとたんこれぞインド！という感じ。
Uberでデリー駅に着いて、そこからアグラへ。電車からの景色はゴミか緑か馬か牛。
電車は指定席をネットで予約していったのでお菓子もウォーターボトルも出てきて車内も綺麗だった。想像していた詰め詰めのインド電車とは違って快適すぎた。
インドはどこも中は寒いくらいに冷房が効いていて、みんなでひぃひぃ言ってた。
風邪、ひきませんように。
朝、アグラに着いてサリーをレンタル。
時間制限なしで2000円。
日本人観光客もよく来るようで日本語が少し通じる。日本円で払うこともできた。換金もここでしてもらった。
タージマハルへ向かう時のUberのおっちゃんが知り合いを紹介してきて、300ルピー(600円くらい)でガイドと撮影をしてくれた。私の友達が強く言ってくれてまけてもらった。この強い気持ちて大事だなと今回の旅で何回も思う。結果良い人だったし、みんなで写真が撮れてよかった。
英語が通じるのは本当に助かる。拙い英語でなんとかやりとり。
だけどそこからまた知り合いのお店を紹介されて、大理石でできている置物やら箱やらを見せられる。
子供が電気をつけたり消したりコーラを持ってきたり、しっかり仕事をしていた。何歳だろうか。小学生？
結果3人でお揃いの像の置物を買った。
2000円…インドにしてはかなり高い！笑
タクシーは20分乗っても300円とかなのに！
これも思い出。
(割れない！とか言ってたのにホテル帰って見たら鼻が欠けていた)
アグラ城に行ってふらふら散策。
いろいろな国に行って建物を見ると日本の文化は日本独自のものだなと思う。ヨーロッパの植民地になっていないこととか要因はたくさんあるだろうけど日本が好きだな。
そして海外もだけどやっぱり日本の歴史や文化をもっと知りたいなと思う。
昼ごはんは紹介してもらった店へ。多分かなり観光客向け良い値段だったけどおいしかった。
ちょっとサンラータンぽい鶏のスープがとくに。
夜はお酒が飲みたい！！！
インドはヒンドゥー教でお酒を飲まないから
スーパーを2件周ったけど置いてない…。
Uberのお兄ちゃんに聞いてお酒屋さんに行った。ようやくビールを手に入れてホテルへ。
朝食付きで1人1000円くらいのピレネーホームステイに泊まる。
フロントのお兄さんの笑顔が素敵ですごく快適な場所だった。
シャワーはお湯ではなくぬるめの水が出た。ベットも広かったしエアコンもあった。大満足。
夜は犬が鳴いてたり慣れない場所だったり蚊やハエがいたりでソワソワしてなかなか寝付けなかった。寝たり起きたりを繰り返していた。
でも20時にベットに入って8時に起きたから十分？？
朝起きたら屋上で朝食を待った。この時間がなんとなく自分は一番心地よかった。
風が吹いて街の人たちのやりとりが垣間見えて猫が鳴いて少し遠くでうるさいクラクションの鳴らし合いが聞こえていた。
朝ごはんは昨日と同じニコニコボーイがオムレツを作ってくれた。パンの上に卵が敷いてあった。チャイも。オムレツはチリペッパーが多分入ってて少しピリッとした味付けで美味しかった。
とにかくハエと戦いながら食べた。はじめより気にならなくなってきた。
このあとまた列車に乗ってアグラ→デリーへ。
あんまり分かってなかったけど帰りの電車は食事もついてた。(つけてた。)
じゃがいものカレー味みたいなやつ。
カレーとナンとご飯。アイスもついてきた。アイスはふわふわ？ラッシー？なんだろうおいしかった！
ティーはいるかい？と聞かれたからお願いしたらこれは有料で20ルピー(40円)。この流れだとついてるのかと思うよね。
そんでデリーの街を歩く。相変わらずの匂いとハエとタクシーの勧誘と。
インドは立ち止まって携帯を見ていたら、路上ライブくらいの勧誘の人だかりができてくる。
とにかくNoと言う。なんだかんだ探してる場所を教えてくれたり悪い人たちではない。しつこいけど。
市場を歩いたけど暑すぎてどうしようもない。
アジア人が珍しいのかインド人の観光客？らしき人たちはどこでもセルフィー！と言って一緒に写真を撮ることを求めてくる。不思議。
あとは物乞いの人や子供たちがどこにでもいた。
昨日と違って太陽の日差しがある暑さ。サングラスをして帽子をかぶって、そして何より湿気がすごい。
37度？60%とかだったかな。サウナに入ってるみたいにぶわっと汗が吹き出してきた。
チャイだけ飲みたかったからなんとかスタンドを探して飲んで、空港へ。
学生の頃の部活並みに汗をかいて、デトックスされた気がする。何かスッキリした。
この後また飛行機を乗り継いでエジプトへ。
今回は飛行機で一夜を明かすことが多くてホテルでの就寝が貴重。
残りも元気に過ごしたい！
あ。チャイ飲んでた時に隠部を露出して見せてきた物乞いのおじさんがいて、私たちが呆れてたら、街の女の人が平手打ちを何回もしてあっちへ行け！と言って追い払ってくれた。私たちのためにというわけではないんだけどその女の人の強さと平手打ちの迫力がすごくて結構印象に残っている。
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