RED STAR

1988.10.31 平面作家 日仏現代国際美術選抜展2014 燦燦08.19 佳作賞…

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1988.10.31 平面作家 日仏現代国際美術選抜展2014 燦燦08.19 佳作賞 受賞 大野城まどかぴあアートビエンナーレ WhiteRoom 平面部門 審査員特別賞 受賞

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譚歌

空っぽの他人を見ては満たす我 呟きなんぞ気にするでない 往く人の流れきれぎれ止められぬ 点と点とが世界を憂う 安い唄 耳から耳へ洗脳し 思い過るは夜明け前 今は亡き…

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3年前
1

緑 灰 赤 が横切る ストライプ渡る靴 サンドウィッチマンの声は陽射しに溶けて 谺する記憶は不確かなメロディー さらばの一時 戻らないあの夏 透けて見える顔 カーテンの…

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3年前

世界

いつも 風に舞う 何が舞う 丘を越え 誰かの声 巻き起こる波に乗り 突き上げる流に任せ 海月は浮遊し夢現 いつも 何故に往く 何処へ向く 去らばの時 飛び立つ鴇 自由に翔…

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4年前
3

温度計

泣きたい本音が闇夜に消えたよ 黄色が覗いている夜 溶け合う温度は風へ乗っかかり 苦しみを逃がして世 そっと今だけ感じて 来ん 人は流れて疾走す時を留めてよ この灯り点…

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4年前
2

えおけぬねふへほめがないし

せわあぎなつをばとことばとこ るきでがみいはてみてれむわた られわいなれられがのらかみい てっばとこさぴんしのうゅちう をれそたっいがかれだ?るかわ よるてしなはく…

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4年前
4

マイナス

猫が伸びてく午後の 壁の落書きみては 斑模様 色 垂らしては マーヴリング あの人混ざる 自動改札開き 出走していく我ら 終りなき終着点を 見つけてもまだ続いてく 此処…

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4年前
5

月下酔狂 黄色ノ欠片

流れる風を感じたら そっと両手を広げて 無くしそうな想いを ぎゅっと抱きしめて 今 忘れないように 何にもない夜 歩く 月明かりだけ ささやかな酔い 遠くには黄色い君がい…

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4年前
1

予測変換詩 のようなもの ( 3 )

あご今から馬エクストラ終り 会食来たりくねった景色谺 騒ぎ静かに寿司世界そんなところ 絶えないチャンス繋ぎ手帖当時 南国睨み濡れネズミ伸びてく 廃棄独り占めファン偏…

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4年前
3

「 」

明日だけ見ていることで今忘れるよ 誰もが常に迷うし困ることだらけさ 青海は只 静かに見つめ 宵よ 僕らを今から連れ去っておくれ 此処は 天国と地獄を行ったり来たり でも…

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4年前
4

彷徨う午後

はみ出した言葉は人間 砂山に足をとられて 住み処へは戻れない次元で 逃げ惑う人らは神経 夢に障子 影 重ね 諦めかけた最後の蒼さ 寝転ぶ草むらの空は何も浮かばない どう…

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4年前
2

感熱紙の町

カーペットの上にファックス用紙 巻物のように拡げて端から描く町 何か知ってるような知らないあの町 思い付いた場面を繋ぎ誰か会わせて 何か知らないけど知っているあの人…

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4年前
3

晴天の霹靂

珈琲の螺旋美術 黒の中の白は絶望の主題 ぐちゃぐちゃにかき混ぜられた心中 お許しください母の告白 人生の苦さと甘さは隣り合わせで 歪む母は寧ろ他人 というか唯の女 目…

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4年前
5

情景バイター

大黒ふ頭へ揺れる車内から月を見てる 3ノ5港北行ラップで夜を真空パック ネズミの我ら右往左往でパレットラン 会議机がインスタント寝床さ、白熱灯 真夜中のエイリアンズ…

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4年前
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予測変換詩 のようなもの (2)

お願いエベレスト売り切れ ①ありません言葉決別空白 北千住カラオケそれだけは 積極的水道調べないと散歩 特に店内繋ぐ地図対応伸び 眠りぬいぐるみ睨み何度も 放り出した…

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4年前
1

懐郷病者

ダイアルを三と六と急に合わせて 珈琲は時を表す為の小道具 妖しい夜に身を纏い 古びた小屋から出す地図 木箱には砂にまみれたあの頃 寄せて返す波は悲しい 波風立ち海風過…

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4年前
3

予測変換詩 のようなもの

魚の目刈上げ街灯でダンス 最高峰の日常は時を表すわ 紙を飛び越え負けそうに奴 羅列できる暇を持てない欲 同じミスする今のまま映画 キッド届き経験は高校受験 スピードで…

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4年前
4

譚歌

空っぽの他人を見ては満たす我
呟きなんぞ気にするでない

往く人の流れきれぎれ止められぬ
点と点とが世界を憂う

安い唄 耳から耳へ洗脳し
思い過るは夜明け前

今は亡き白黒額に朝陽射す
誰かの気配 感じたくて見

短歌考 風に吹かれて散歩道
君を探した そこにいたんか

鏡見る眼奥にも見える我
どこまでつづく ここは惑星

字引出し
言葉と言葉 繋げては
無意味なタンゴどこか可笑しく

わからな

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緑 灰 赤 が横切る ストライプ渡る靴
サンドウィッチマンの声は陽射しに溶けて
谺する記憶は不確かなメロディー
さらばの一時 戻らないあの夏

透けて見える顔 カーテンの雲谷
ルサンチマン蔓延るスクランブル越えて
恋する季節は気後れな小休止
ならばは終り 変わらない時代

世界

いつも

風に舞う 何が舞う
丘を越え 誰かの声
巻き起こる波に乗り
突き上げる流に任せ
海月は浮遊し夢現

いつも

何故に往く 何処へ向く
去らばの時 飛び立つ鴇
自由に翔ぶ為の跳躍
雲一つない青空眩し
地上は今日も仮初

いつも

温度計

泣きたい本音が闇夜に消えたよ
黄色が覗いている夜
溶け合う温度は風へ乗っかかり
苦しみを逃がして世
そっと今だけ感じて
来ん 人は流れて疾走す時を留めてよ
この灯り点すよ終わる迄
そんな自分に言いかけて
手を伸ばした太陽掴めそうなとこさ
寝よう苦楽しよう目を瞑るそれまで
お願い 冷たい髪をとかして

えおけぬねふへほめがないし

せわあぎなつをばとことばとこ
るきでがみいはてみてれむわた
られわいなれられがのらかみい
てっばとこさぴんしのうゅちう
をれそたっいがかれだ?るかわ
よるてしなはくなとこうがたう
なうよのながらひたいかにここ
いいもでんよもていからかこど
ててすはんかうゅにんせのみき
すまてっまをまたあいからわや

マイナス

猫が伸びてく午後の
壁の落書きみては
斑模様 色 垂らしては
マーヴリング あの人混ざる

自動改札開き
出走していく我ら
終りなき終着点を
見つけてもまだ続いてく

此処が何処なのかは
誰もわかりはしない
見えるものは皆 疑わしいわ
空に向かい唾吐きかける

影は揺れに揺れて
確かなことは何もない明日

過去の苦しみは
ななな 夏が燃える盛夏
飛び上がる花は一瞬 ン

時を翔る東京
谺 周波数か

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月下酔狂 黄色ノ欠片

流れる風を感じたら そっと両手を広げて
無くしそうな想いを ぎゅっと抱きしめて 今
忘れないように
何にもない夜 歩く 月明かりだけ
ささやかな酔い 遠くには黄色い君がいて
あの岸辺に立つのは 今朝までの自分
いつもと変わらないでいるから 怖くて

予測変換詩 のようなもの ( 3 )

あご今から馬エクストラ終り
会食来たりくねった景色谺
騒ぎ静かに寿司世界そんなところ
絶えないチャンス繋ぎ手帖当時
南国睨み濡れネズミ伸びてく
廃棄独り占めファン偏見ほうれんそう
祭見ている昔からメディア問題
椰子の歪む欲望
来年流線形に留守連文ロック
訳もなくをもらってくださいん?

「 」

明日だけ見ていることで今忘れるよ
誰もが常に迷うし困ることだらけさ
青海は只 静かに見つめ
宵よ 僕らを今から連れ去っておくれ
此処は 天国と地獄を行ったり来たり
でもこれが 人の世 一夜の最終回伏線

何処からともなく問題溢れて
何をする訳もなく見過し終り
正解は未だ 知ることない
動揺 困り果てた先に何があると云う
谺 響き合う誰かとの溜息シンフォニ
であるから 何時しか 何時もの場所で

彷徨う午後

はみ出した言葉は人間
砂山に足をとられて
住み処へは戻れない次元で
逃げ惑う人らは神経
夢に障子 影 重ね
諦めかけた最後の蒼さ
寝転ぶ草むらの空は何も浮かばない
どうしよう
境界に飛んでった景色に今度は
当に失った完璧図さ
抜いてくれ「今」闇の異様

街を切って 代わり行く混合認容
泥濘の淫靡さは期間で
待針の孤独さ泉へ 歪む当時
古のまま、
忘れました最初の接吻は
どうしようもない胸の苦しさよ

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感熱紙の町

カーペットの上にファックス用紙
巻物のように拡げて端から描く町
何か知ってるような知らないあの町
思い付いた場面を繋ぎ誰か会わせて
何か知らないけど知っているあの人
場面が重なり積み上げ出来る表層は
デジャ・ビュのデジャ・ビュ
この手が動く迄 線は横へ延命
描きながら想い得るのは自身の五感
寝転がりながら胸には何時しか熱
紙と私しか理解できない世界
ここは感熱紙の町

晴天の霹靂

珈琲の螺旋美術
黒の中の白は絶望の主題
ぐちゃぐちゃにかき混ぜられた心中
お許しください母の告白
人生の苦さと甘さは隣り合わせで
歪む母は寧ろ他人 というか唯の女
目が点
点点点 語彙力のなさは置いといて
お察しください僕の純白
脳内に強い光が当たって
全く何も浮かびません
て 誰に言ってるの?
窓辺からの木漏れ陽
みたいな視線のインサート
現実逃避すらうまく出来ず
それでも眼前に母は母 ははん

情景バイター

大黒ふ頭へ揺れる車内から月を見てる
3ノ5港北行ラップで夜を真空パック
ネズミの我ら右往左往でパレットラン
会議机がインスタント寝床さ、白熱灯
真夜中のエイリアンズ ループソング
冷たい廊下の乾いた足音まるで囚われ
フォークリフトドリフト あモジュール
朝焼け煙る草は男たちの目覚めの報せ
何も知らず今日を上書き保存 生麦前か

予測変換詩 のようなもの (2)

お願いエベレスト売り切れ
①ありません言葉決別空白
北千住カラオケそれだけは
積極的水道調べないと散歩
特に店内繋ぐ地図対応伸び
眠りぬいぐるみ睨み何度も
放り出した平和再び光流行
モーニングメロディ無意味
観に行こうまみれた夜に夢
山あるから老年列島ループ
リズムを羅列んじゃワカメ

懐郷病者

ダイアルを三と六と急に合わせて
珈琲は時を表す為の小道具
妖しい夜に身を纏い
古びた小屋から出す地図
木箱には砂にまみれたあの頃
寄せて返す波は悲しい
波風立ち海風過ぎカモメを見ながら
浜辺歩く足は遠し…消えて

割烹着の母の面影を探して
緩やかに流れる日溜まりの光線
何もかも平和な季節
視線は私独り占め
家族写真それだけは真実
思い溢れ過去の洪水
押し出された新たな時 鳩時計鳴って
浅い眠り記憶

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予測変換詩 のようなもの

魚の目刈上げ街灯でダンス
最高峰の日常は時を表すわ
紙を飛び越え負けそうに奴
羅列できる暇を持てない欲
同じミスする今のまま映画
キッド届き経験は高校受験
スピードです島充実と空白
空からの視点で生活習慣や
チャーハンの日々適当使う
入籍できる場所取り抜けた
日取り普段あまり期待まで
揺れる涎で新年会です類似