彷徨う午後

はみ出した言葉は人間
砂山に足をとられて
住み処へは戻れない次元で
逃げ惑う人らは神経
夢に障子 影 重ね
諦めかけた最後の蒼さ
寝転ぶ草むらの空は何も浮かばない
どうしよう
境界に飛んでった景色に今度は
当に失った完璧図さ
抜いてくれ「今」闇の異様

街を切って 代わり行く混合認容
泥濘の淫靡さは期間で
待針の孤独さ泉へ 歪む当時
古のまま、
忘れました最初の接吻は
どうしようもない胸の苦しさよ
困惑は愉快へ変わり
僕らのこと言ってるよ 金色紋様

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