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*振り返る*

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過去に思ったこと、過去を思ったもの
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2020年6月の記事一覧

消える駅

当時私のかかりつけのクリニックは
自宅から約2時間のところにあった

電車に乗っている時間は約1時間半

朝から出かけるのでどうしても通勤時と重なる

満員電車の中、座ることができないまま
その時間を過ごすことが苦痛でしかないので
毎回特急券みたいなものを購入し、座席を確保してから乗車する

金銭的には負担はかかるが、この電車でないと私は電車で出かけることができなくなってしまう

すぐに降りられな

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脳の代替え品

脳の代替え品

「双極性障害」と診断され
薬づけで寝たきりの状態から仕事復帰となったときに、あまりの記憶力のなさに愕然としたのを覚えている

肝心なことが記憶できないくせに
そんなことを記憶していてもね、って思うところだが

この、記憶できない症状のせいで色々な不都合が生じた

やろうと思っていたことを忘れる
話していたことを忘れる
自分がしていたことを忘れる

厳密に言えば「忘れる」というより「覚えていられない

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「醜さ」に耐えた日々

『これは副作用だから仕方ない』

念仏のように唱えてたときがある

「双極性障害」と診断され
クスリ漬けの日々となったとき
ほぼ寝たきりの状態が続いた

食べるものはお菓子
ご飯を作るだけの集中力も
レトルト物を温めたりレンジに入れたりすることもできなかったから

できるだけ動かなくてすむように
身の回りに必要な物を置いていた
トイレの回数も
お風呂の回数も
動くことすべての回数が減った

鏡を見

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子供の頃の記憶

子供の頃の記憶

実は子供の頃の記憶がほとんどない

自分がもっている記憶は数えるくらいのもので、あとは写真を見てのあとから植え付けた記憶ばかり

普通の記憶は植え付けた記憶だろうと思う
相反する記憶が抹消しようとしてる記憶のように思える

そこと向き合わなければいけないような気がするのだけど、どうしても思い出せない

そんな中で覚えていること

それは「寂しい」という感情

特に虐待をされていた訳ではなく
ただ「

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求め続ける「誰か」

求め続ける「誰か」

曖昧な記憶を遡ると
いつからか「求めている誰か」がいた

私は
明るくて活発な子で
手のかからない子で
良いお姉ちゃんで
なんでもできる子で

そんな子供だった
両親が望む、そんな「私」だった

過去の私が泣いている姿を思い出そうとすると
それはいつもどこかの部屋のすみ
家具に隠れた場所であったり
押し入れの中であったり
とにかく誰かに見られないよう
注意をはらって泣いていたように思う
そんな「私

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クスリ漬けな日々のはじまり

クスリ漬けな日々のはじまり

その病院はとても混んでいて地域では有名な病院だった
初めて行った「メンタルクリニック」でもあった

きっかけは顔面麻痺
ある朝起きたら右半分の筋肉がまったく動かなかった
右目が開かない
しゃべることもうまくいかない

それでも

『仕事に行かなくちゃ』

その思いで職場に向かった
幸い、時間の経過とともに少しだけ動かせるようになって
目は開けられて、大きくはあかなくとも話すこともできるようになった

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作られた私と本当の私

作られた私と本当の私

「双極性障害」
その病名がつく前から接客業をしている

人を信じることができないのに
人と関わりたいという気持ちを持っていることが自分でも不思議で仕方ない

そしてその人たちに私は
「私」という人間を演じている

今思えばおかしいと認識できるのだけど
当時私は、職場が変わるとそこに合わせて自分のキャラを変えるものだと思っていた

当然、初日は様子を見るために
ニュートラルな「私」
その状態でひたす

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むずむず

むずむず

『レストレスレッグス症候群』

初めて聞いた時、なんでかレオタード姿の誰かを想像してしまった
まぁ、それは誰でもなかったんだけども

私の脳内の変換機能もなかなかおかしな具合になってきたな、と
今ではなんとなく笑える

『レストレスレッグス症候群』
またの名を
『むずむず脚症候群』

あんまりにもそのまんまなので説明はいらないくらい
文字通り、手も足もめっちゃくちゃにムズムズしてくる
例えるなら、

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摂食障害

摂食障害

と言っても

私の場合はほぼ過食
嘔吐はしない

ある程度の期間繰り返すと胃腸が弱り
拒食になる
程度としてはそんなに極端ではないのだけど

過食になるキッカケはたぶんある

「満たされたい」気持ちを
食べ物で埋めようとしてるんだと思う

どんなに食べても心まで満たされることはないのにね
それでも食べなければ落ち着かない
お腹なんてすいてもいないし
食べ過ぎで胃は痛いし

それでも、満たされたくて

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