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魔織
2020年5月29日 19:45
とても器用で全てにおいてぬかりないそんなバカバカしい繊細さが綺麗でしたあの日人もまばらな地下道今でも鮮やかなのはほんの僅かだけあなたと私の間に冷たく空を切る様な突風が吹いて私は引力には抗えずその場にしゃがみ込んだ そしてあなたを見失った
2023年11月26日 15:47
始まりは終わりの始まり冒頭から そんな安っぽい台詞を使う映画を観た出会った2人が急速に盛り上がり時間を忘れて 互いを求め合う大抵、この展開の場合燃え尽き症候群みたく近い将来 別れるだろうそんな伏線を感じた恋の始まりからバトンを渡すかの様に恋に終止符を打った2人は若かりし日の自分達を 同じカフェにいたカップルに重ねてみては情緒を崩壊していく始まりは終わり
2021年7月17日 13:21
今の私はハナイカダただただ水面を薄紅色に染めるだけ・・・ココロの声は何故だろう 電波だけでは伝わらない君の声が少し怖かったから泣きました強がりは見せかけだけの姿電波からも逃げました落ち着いてみれば気持ちが逃げてた強くもなくて脆い思った以上に本当情けない心の澱み私は変わります・・・君がみつけた頃に戻りますそして新しい私で歩みを進めます桜の季節
2021年7月17日 01:27
常軌を逸した愛の末路今という現実を予測できなかった訳でもなく未来そのものに幕を閉じて共に笑いながら枯れ逝く情景を待ち望んでいた狂鬼の野望何一つとして片付いてもない情事を過去と呼べるほど卑怯な人間にもなれず遠い日の自分と常に共存しながら平気な素振りをいつまで続けるのか生温い風に足を掬われ嘲笑われながらも前へ進もうと足掻きつつ混濁する視界に舌打ちする