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もう一度読み返したい素敵な文章

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これからの日々の中で、ふとした時に読み返したい素敵な文章に出逢ったとき、追加させていただきます。
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2019年10月の記事一覧

自分の天職について

自分の天職について

「自分のしたいことが見つからない」

という問いはどの人も抱いたことがあると思いますし、「好きなことを見つけるのにどうした良いのだろう?」とか、そういうのも真面目に考えるとけっこう難しかったりします。

今回、「仕事」というものに限定して「自分にとって天職となり得る仕事に就くためには、どういう感覚が必要なのか」についてお話していきたいと思います。

「許せない」という大事な感覚
突然なのですが、僕

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世界はあなたを発見しない

世界はあなたを発見しない

日曜日は夫、(川内イオ)の新刊「農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦」(文藝春秋新書)のトークイベントへいってきた。私は、受付や本の販売など裏方担当しつつ、トークを聞いていた。

たくさんの美しいハーブと共に広島からさっそうとやってきたのはハーブ農家の梶谷ユズルさん。梶谷さんは自他共に認める「スーパースターファーマー」だ。

現在、梶谷さんは三ッ星レストランを中心にハーブを取り引きをしている。そ

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育児中についしてしまう理不尽な叱り方

育児中についしてしまう理不尽な叱り方

森のようちえんの親子キャンプという、親子で参加する1泊2日コテージ泊の軽井沢旅行。

その夜、こどもたちが寝静まった後に大人だけでお酒を入れつつの歓談タイムで、やはり話題は家庭と育児の話へ。

キャンプへ向かう当日、わがやは台風並みの大荒れだった。いや、正確には前夜から大荒れ。

僕は打合せがあり外に出ていて、妻が娘2人を見ながら準備。

こども2人に邪魔されて準備がろくに進まない中で、ちょうど生

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得意料理は豚汁

得意料理は豚汁

って、言っても怒られないぐらいに美味しい豚汁の作り方を後輩のまみこちゃんから教えてもらって感動したのでメモ。

豚汁の作り方から学ぶ生きるヒント、みたいなオチはありませんのであしからず! ただただ人生で一番とも言える、めっちゃくちゃ美味しい豚汁が超簡単に仕上がったのが衝撃的で書き留めておきたくなっただけです。ふふふ

1. 鍋底に塩をパラパラして、エノキなどきのこ類をわっさり。

2. その上に

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肉親を突然喪った人に対し、何を「すべきでない」か。

肉親を突然喪った人に対し、何を「すべきでない」か。

友人が、肉親を亡くして苦しんでいる。

自分も2014年に、死因は異なれど親を亡くしている。その時に経験したことを思い出しながら、「遺族として、やってほしくないこと」を書き記してみようと思う。

誰もが、いずれ肉親を喪う。タイミングは選べない。いきなり状況が激変した場合、周囲との圧倒的な情報格差が生じる。「自分の苦しみを、誰にも理解してもらえない」という考えに落ち込みやすい。

同様に、周囲も「ど

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パンケーキ食べたい。

パンケーキ食べたい。

菅官房長官が3000円のパンケーキを食べている

ある番組で紹介されて、庶民感覚の欠如だなんだと批判の声が上がっているようです

アホか

紹介されていたのはホテルニューオータニのレストラン「SATSUKI」の特製パンケーキ

スイーツ好きならばだれもが知る超有名店であるSATSUKIには、この他にもスーパーシリーズと題された高級かつ激うまケーキが並ぶ

シェフパティシエの中島シェフはパティシエで

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結婚して良かったこと

結婚して良かったこと

2019年7月14日、自分の誕生日に私は入籍した。

最近周りからよく「結婚してどう?」と聞かれるので、改めて考えてみた。そしたら何だかとても大事なことが見えてきたので、この先夫と大喧嘩したり夫を嫌いになりそうになった時のために記録しておこうと思う。

きっと5年後、10年後、30年後は違うことを思っている。だから今の気持ちを記録しておきたい。

−結婚がイメージ出来ない女家族、友人からはいつも「

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先見の明を持ちすぎる父がくれた、移民ファービーとボンダイブルーiMac

先見の明を持ちすぎる父がくれた、移民ファービーとボンダイブルーiMac

先見の明を持つ人って言うと。
うん。
織田信長だよね。

なんてったって、火縄銃を大量導入してっから。
戦国大名が「無理やがな」って匙投げてんのに、モリモリ導入してっから。
騎馬隊、木っ端微塵にしてっから。

でもね。
先見の明を持ってたのは、信長だけではねえのよ。

そう。

私の父、浩二。

岸田家の信長と言っても、過言ではない。

信長は兵に、火縄銃を与えた。
父は私に、火縄銃に匹敵するブツ

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【11月限定記事】“愛するという技術”は誰のためにあるのか?

【11月限定記事】“愛するという技術”は誰のためにあるのか?

こんにちは、ハヤカワ五味です。

ここ数日、自分でも驚くほど心がBADだったのですが、台風が過ぎ去ってすっかり元気です。ちょうどパニック障害の断薬した直後だったのと、低気圧と、あといくつかの事案がトリガーになって完全にダメでした。どれくらいダメだったかと言うと、深夜に友人カップル宅に行って、2人に抱きしめられながら「ママ〜パパ〜〜〜(?)」と言うくらいダメでした。2人には頭が上がらない。

そんな

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『スラムダンク』から考える、チーム作りと孤独の関係|サイボウズ式編集長・藤村能光×小説家・土門蘭

『スラムダンク』から考える、チーム作りと孤独の関係|サイボウズ式編集長・藤村能光×小説家・土門蘭



2019年8月31日、書籍『未来のチームの作り方』(SPA!BOOKS)の発売を記念したトークイベントが「BOOK LAB TOKYO」(東京・渋谷)で開催されました。

登壇したのは『未来のチームの作り方』の著者・藤村能光さんと、書籍『経営者の孤独。』の著者・土門蘭さん。さらに、『未来のチームの作り方』担当ライターの阿部光平さんと、『経営者の孤独。』の企画発起人・徳谷柿次郎も参加。

「孤独

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気が合わない人のSNSを見ようとしている時、心の中で起きている心理

気が合わない人のSNSを見ようとしている時、心の中で起きている心理

最近Twitterを見ていてすごく腑に落ちたツイートを海野つなみ先生がリツイートしていて、そこには

「自分と気が合わない人、腹が立つ人のTwitterを見に行って、そこで『あー、やっぱりこの人は相変わらず最低なことを言っているわー』と確認したいのは、自分の行動に対して“予測通りの報酬が得られる”という、報酬に基づく行動だから癖になりやすい」

というようなことが書いてあったのです。すごく膝をピシ

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