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四季とのかかわり

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われわれは四季をどのように感じているのか?を整体的視点からお話したいと思います。 症状と対策だけに留まらず、積極的に四季に応じた身体づくりを提案していきたいと思います。
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#季節

季節と調和する

季節と調和する

5月といいますと、春というよりは夏の要素が増えてくる。
初夏・梅雨という季節になります。
湿気が下がり、何となく湿度の影響を受けているお身体に出会うことが増えてきました。

初夏・梅雨の身体を考える。 
われわれ整体の人間は季節と身体を照らし合わせて考えています。

春には春の身体、夏に夏の身体があります。
季節性の病。季節性の感染症が流行るなどいうこともあります。

おもしろいもので「この人は毎

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身体と季節の調和:わさび漬けがもたらす春の健康効果

身体と季節の調和:わさび漬けがもたらす春の健康効果

医食同源とはよくいいますが、食べることで身体が健康になる食材というものがあります。

だからと言って何か特定の食材を食べ続けたら健康になるのかというと、そうではありません。特定の食材を食べ続けるダイエットは続きません。

最初のうちはいいのですが、1週間2週間と経ってきますと、その食材を見るだけで悲しい気持ちになります。
「この悲しい気持ちがダイエットにつながるのか」そんなことはありません。

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ねじる運動で冬の不調を予防しよう

ねじる運動で冬の不調を予防しよう

季節と共に人間の身体は変化するということをご存じでしょうか?

ご存じですか?と聞かれたら「知っています」とか「そういえば感じたことがある」というようになると思うのです。

寒くなった寒さに対応するように、暑くなったら暑さに対応するように、湿気が出てきたら湿気に対応するように、身体は変わってきます。

単純に暑くなったら汗が出ますし、寒くなったら鳥肌が立つ。通常の反応です。身体がマヒしている人は汗

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夏は未だ過ぎず

夏は未だ過ぎず

松江市某所で見つけたノウゼンカズラ。

もう9月というのに花をつけていました。
暑いのもわかる。
ようやっと秋の様相をしてきましたが、朝晩の冷え込みを感じられるようになってきたこと、日中に時折吹く風が心地よくなってきました。
日陰、木陰のありがたみがよくわかる。心地よさを肌に感じるようになりました。
それでもノウゼンカズラが咲いているということは、まだまだ夏は去っていない。どちらかというと夏が最後

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やる人だけが波をつかめる

やる人だけが波をつかめる

8月8日は暦の上で言いますと立秋です。書いてびっくり、読んでびっくり、秋なのですね。こんなに暑いのに秋なんておかしいです。本当おかしいです。ですから秋なんて関係ないという人の意見も納得です。

だって暑いんですもの。今日だって友人といろいろと作業していたら自分で自分の汗臭さにへきへきしていました。黒いTシャツに白い部分が襟首のところと胸のあたりにできていました。私のミネラル分が多分に溶け出していた

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ひなまつりから思い出すこと

ひなまつりから思い出すこと

 

 「ご無沙汰しております」というご挨拶から始める人とお会いしました。なかなかお会いする機会がなかった。機会があってもどちらかが急にスケジュールが悪くなって欠席とか、中座とかでした。それがせっかくなのでほんの少しでもとお時間をいただいてお会いすることができました。

 数年前から存じてはいたのですが、お会いしようという試みは昨年の風が肌寒く感じる季節の頃からで、その頃から考えるとずいぶんと機会

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何年も経ってから現れてくるもの

何年も経ってから現れてくるもの

何年も経ってから現れてくるものがあります。

焼け木杭には火が付き易いとも言いますが、過去に起こった出来事というのは記憶として、頭の中にも身体の中にも入り込んでいるのです。

それは整体では打撲というんですけど、この打撲というのは日常生活を送っていても出会います。

歩いていてパンっと手をどこかの角にぶつけたり、朝起きたときに部屋から出ようと思ってベッドに足をバンっとぶつけたり、それが大きな事故に

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打撲の正体

打撲の正体

ぼくは学生の頃サッカーをしていました。小学生から大学、専門学校に至るまでずーっとサッカーをしていました。

途中、学校のサッカー部やクラブチームのコーチをしたこともありましたが、鳥取県に移り住んでからもしばらくの間はサッカーチームに入り、サッカーをしていました。そのチームの都合というか、そのチームがなくなってしまったので実際にサッカーから離れてからはずいぶんと経ちました。

サッカーというのは割り

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はじめましょう!冬の準備

はじめましょう!冬の準備

冬が近づいてきた。

一日の中で朝起きたときには、そう思っていたのだけれど、最近では朝だけではなく、日暮れや夜にでも寒いなぁ、と思うことがある。

夜中にトイレに立つのがイヤになってきた。

また今年も布団の中で無駄な抵抗がはじまる季節となった。

冬というものは寒いのが当然であり、冬に暖かいとなるとそれはそれで困る人もいるだろう。

冷暖房や空調設備の発達によって、われわれは季節をそう感じなくな

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