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四季とのかかわり

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われわれは四季をどのように感じているのか?を整体的視点からお話したいと思います。 症状と対策だけに留まらず、積極的に四季に応じた身体づくりを提案していきたいと思います。
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記事一覧

台風接近時の心身ケア

台風接近時の心身ケア

台風が来ているようです。みなさまのお住まいの地域はいかがですか?被害にあわれた方の早期の復興を望みます。

私の住んでいます鳥取県では朝から雨がしとしと降っています。台風が来るというのにそれほど強い雨風はなく、子どもたちも普通に学校に出かけていきました。公共交通機関も動いているようで、まだまだこれから台風の訪れを待っているような状態です。ニュースではあちらこちらの地域の被害や、交通機関への影響を知

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決定の自由はどこまで残されているのか

決定の自由はどこまで残されているのか

残暑が厳しいです。
台風が来るという予報も出ており、湿気と暑さで目が回りそうです。

予想では10月中ごろまで残暑が厳しいとかどうとか聞きました。今日は8月23日。まだ1か月以上もの間こんな暑い日が続くそうです。鳥取県の最高気温は35℃でした。「東京や大阪よりも鳥取の方が暑い」と言われてしまいました。鳥取県の優位性と言いますか、鳥取県にいる利点がなくなりそうです。

どちらかというと避暑地の印象が

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静けさと夏休みの思い出

静けさと夏休みの思い出

愛光流からだと心整体ではお客さまからのお支払いに現金とクレジットカードでお願いしております。一部お振込みをご利用いただいておられますお客さまもいらっしゃいますが、概ね現金もしくはクレジットカードでお願いしています。
都会、大阪とか東京ではほとんどがクレジットカードか電子決済とお聞きしていますが、こちらの地域ではまだまだ現金をご利用の方も多いです。
現金決済ですので、おつりを用意しておかなくてはいけ

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風邪の上手な対処法

風邪の上手な対処法

感染症が流行っているようです。みなさま何とか感染しないようにと注意しますが、罹ってしまうときもあります。罹るときは罹るので仕方がないと思い、それまでは日々、コロナの時に学んだ防疫方法を繰り返しています。

感染症に罹った時くらいは思いっきり胸を張って休んだらいいと思うのですが、なぜだか知りませんが、それでもどうにかしてお仕事に行こうとする人がいらっしゃいます。感染症に罹っているのにもかかわらず、何

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暑さの中の身体: アスリートと共通する繊細な調整

暑さの中の身体: アスリートと共通する繊細な調整

8月になりました。暑さの盛りでもあり、暦の上では秋となります。秋になると収穫の秋ともいうように、これまで伸びていたエネルギーが収束していくときでもあります。
急ブレーキや急な方向転換は心臓に一定の負担となります。秋の始まりとはいえ、8月はまだまだ暑いことだと思います。

気象庁のランキングでも7月の終わりから8月のお盆にかけてがランクインしています。まれに9月でも40℃を超えたなどということもある

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夏の景色

夏の景色

夏には夏の独特の空気感があります。
子どもの頃は夏の空気感が大好きでした。

鳥取県にやってきて、もう何度も夏を過ごしましたが、子どもの頃の夏のイメージに近いのは、今や大阪よりも鳥取の方かなと思います。

今もセミが鳴いていますが、多分大阪にいたころよりもたくさんのセミがいて、鳴いているのだと思いますが、大阪にいたころよりもセミの声がうるさく感じられないのはなぜだろう。

セミが鳴いたから梅雨が終

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猛暑に役立つ頭の冷やし方

猛暑に役立つ頭の冷やし方

猛暑の過ごし方というお題で書いてみます。
猛暑、たしかに最近の気温は猛暑と呼ぶにふさわしい。家から一歩も出たくないくらいです。クルマに乗るのもイヤだ。かといって布団の中でうずくまっていても、何だか頭がボーっとしてきます。「すでに軽い熱中症なのではないか?」と思います。
猛暑といいますがどれくらいの気温があると猛暑というのだろうか。

35℃以上の気温になると猛暑という表現を使用して良い。細かいこと

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夏こそプールに入らない

夏こそプールに入らない

暑くて眠れない日が続きました。
睡眠がとても大事だということは、みなさんもご存じのことと思いますが、寝苦しい夜は辛いものがあります。

クーラーは身体に良くないと言われました。
「そうだったかな?」と思い返すと「いつの時代の話だった?」という暗い過去の話。現代のように気温が35℃にもなろうかという時代ではなかった。
私の子どもの頃は暑いと言っても29℃とか30℃くらいでした。

夏休みには市営プー

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心の平安を見つけるために

心の平安を見つけるために

連日暑い日が続いています。私が住んでいます鳥取県はどちらかというと涼しいイメージがありますが、暑いです。
都会ではヒートアイランド現象があり、ニュースでも暑そうな映像ばかりが流れています。
暑いときにもっと暑い場所の映像を観ると、優越感からちょっとは涼しくなるのかと思いきや、そうでもなく、暑いものは暑いのでやめてほしい。いや、やめたところで実際に気温は変わらないのだから、別にやめなくてもいい。

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暑さを克服するラジエター

暑さを克服するラジエター

日に日に気温が高くなってきました。
最近のニュースでも天候の話題、気温の話題が多いです。
それに伴うエアコンの使用、電気料金の話題、円安、毎日がこのようなラインナップで適いません。暑くもならないといけませんが、最近の酷暑は困る。暑くなると身体に変化が起きるのは当然のことです。

暑くなってきますと、人間の体内にある熱エネルギーを外に放出して
熱エネルギーを下げようとします。エネルギーは高きから低き

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発汗の詩

発汗の詩

汗を全身にかくと気持ちがいい。
気持ちがいいだけではなく、整体の観点からしても健康になるのですから、汗はしっかりとかいた方がいいのです。

汗をかくと言っても全身でかくというのが大切で、部分部分だけでかく汗はあまりいい汗とは言えません。

手に汗をかくという人がいらっしゃいます。手に汗握るのかどうかは知りませんが、とにかく手だけに汗をかく。
そういった人は神経の緊張が強い人です。神経の緊張が強すぎ

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打撲の季節 - 心と体の傷痕

打撲の季節 - 心と体の傷痕

YouTube動画で流れています文章。
実際の動画とはまったく関係のない内容です。

動画とテロップの文章がまるで一致していないのが「整体人の昼下がり」の特徴でもあると私は思っています。

ありがたいことに、動画をご視聴いただいた方から「動画と文章が全く違うので、つい2回は観てしまいます」と言われます。

テロップで使用している文章は私が担当しています。それを編集さんが編集してくれて、動画に載せて

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季節の変化に備える、体内バランスの維持

季節の変化に備える、体内バランスの維持

梅雨となりました。
整体では梅雨は四季に次ぐ独特の季節であると考えています。
梅雨には梅雨のお身体があり、梅雨独特の感受性があります。

何となく息苦しい、むくみが増えたというのは梅雨のお身体の特徴ですし、何となく悩み深い、鬱々とした感情は梅雨の特徴です。
梅雨のなると鬱屈してくる。
梅雨になると、まっすぐに物事を捉えることができなくなります。

私たちはそんな自分自身を悔んだり、恥ずかしがったり

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梅雨時期の身体調整 - 皮膚呼吸から腎臓へ

梅雨時期の身体調整 - 皮膚呼吸から腎臓へ

日本全国、まだ梅雨ではありませんが、湿度が増えてきましたので、湿気が増えてくると皮膚呼吸が弱くなります。
そうするとむくみやすくなったり、元々むくみやすい人はむくみが増えたりします。

皮膚の汗腺から体内の水分が蒸発しますから、湿気が増えてきますと汗腺からの蒸発がうまく行かなくなります。
蒸発がうまく行かないと、その分だけ水分を体外に排出するために排尿機能を使って水を体外に出します。
そうなると

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