見出し画像

夏の景色

夏には夏の独特の空気感があります。
子どもの頃は夏の空気感が大好きでした。

鳥取県にやってきて、もう何度も夏を過ごしましたが、子どもの頃の夏のイメージに近いのは、今や大阪よりも鳥取の方かなと思います。

今もセミが鳴いていますが、多分大阪にいたころよりもたくさんのセミがいて、鳴いているのだと思いますが、大阪にいたころよりもセミの声がうるさく感じられないのはなぜだろう。

セミが鳴いたから梅雨が終わるのだと、地元の人が教えてくれました。
今年の夏はとんぼが多いそうです。インターネットで調べてみましたら、地震との関係性の記事がいくつかありましたが、たまたまでしょう。

とんぼの子供のヤゴの餌になるものが豊富だっただけで、今年のとんぼはラッキーだった。

とんぼだけではなく、草花も成長するし、暑いのに何だかすべてが浮かれているようにも感じられる。ひと夏の思い出というのも経験したことはないけれど、あるらしい。やはり夏は暑すぎて頭がボーっとしてしまうのだろう。

夏の雲や夏の空が好きで、よく見上げるのですが、眼球も日焼けするので、少しは控えようと思っています。ちなみにクルマを運転するときには、サングラスは必須です。

畑の野菜もすくすく育ち、収穫できる日が待ち遠しい。
野菜だけではなく草もどんどん生えるので、ご近所さんからは土日になると朝から草刈り機の音がする。どの方向から草刈り機の音がするかで、誰が草を刈っているかがわかる。毎週のように草刈り機の音がする方向があるけど、どうか熱中症にはならないでほしい。

命がどんどん伸びていくのが夏なのに、一方では草刈りに費やされる。畑の野菜もある程度大きくなったら収穫する。命の伸び縮みを私たちは大昔からしてきた。命がどんどん伸びていくから、何となく浮かれた気分になっているのだ。そして秋になったらちょっとだけ速度を緩める。冷静になる。
これもまた自然に生きる人間の摂理といえよう。


夏の雲



畑にはナスが
もう少し大きくなってからのお楽しみです



トマトもこれから早く赤くならないかな


#夏の写真

読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。