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猛暑に役立つ頭の冷やし方

猛暑の過ごし方というお題で書いてみます。
猛暑、たしかに最近の気温は猛暑と呼ぶにふさわしい。家から一歩も出たくないくらいです。クルマに乗るのもイヤだ。かといって布団の中でうずくまっていても、何だか頭がボーっとしてきます。「すでに軽い熱中症なのではないか?」と思います。
猛暑といいますがどれくらいの気温があると猛暑というのだろうか。

猛暑日とは日最高気温が35℃以上になった日のことを言います。2007年から気象庁で使われるようになった言葉で、夏日や真夏日と比べると、比較的新しく制定された用語です。

35℃以上の気温になると猛暑という表現を使用して良い。細かいことを言うと34℃では猛暑ではないのです。しかし、体感的には1℃の違いなんて誤差ですよね。どちらも猛暑でいいではないかと思います。

35℃なんていう気温になってきますと、体温とほぼ変わらない気温です。体温と変わらない熱に足の先から頭のてっぺんまで覆われている状態です。お風呂のお湯の温度はご家庭によってまちまちですが、40℃とか42℃とかそれくらいでしょう。お風呂だと気持ちがいいのに、気温36℃だと不愉快極まりない。頭がボーっとして、湯あたりやのぼせの状態に陥るのは気温36℃の方です。

これは入浴の状態は頭が低い温度に保たれているからのぼせないのです。気温36℃の中で40℃のお湯につかると、やはり頭がボーっとしてくる。気温の低い場所でお湯につかるから気持ちがいいのです。

人間の身体は温めると機能が改善する部分がほとんどです。冷えは万病のもとなどと言われるのは人間の機能が冷えているよりは、温めた方がよいからです。ですが、身体には温めるとよくない部分が2つあります。それは頭と心臓です。

この2つは常に働いています。
頭、大脳は寝ている時は休みますが、大脳の奥の方、中脳とか間脳とか延髄とか、休みなく働いている部分が存在します。大脳新皮質などの意識の脳が休んでいるときのこそ働く部分があります。日勤帯と夜勤帯のような感じです。脳が全体的にお休みしますと、脳停止となりますから、命にかかわります。頭は常に働いています。

心臓も常に動いています。日中夜、祝祭日、古今東西関係なく働いてくれます。常に拍動し、血液を身体中に送り続けています。
心臓もおやすみになると心停止という状態になり、命にかかわることになります。働き続けている頭と心臓には、なるべく働きやすい環境で働いてほしいなと思います。

頭も心臓も常に働いていますので、働いているということはエネルギーを消費し、熱を生産していることになります。熱を常に生んでいる部分を温めると、オーバーヒートしてしまいます。余りに熱が身体に籠ると頭がボーっとしてくるのはその為です。そういったときには心拍数も上昇します。

これだけ暑いのですから、頭を冷やす方法も知っておいた方がいいと思います。頭を冷やす方法は頭頂部もしくは額を冷やすということです。頭頂部には整体でいう頭部第三という急処があります。ここは放熱の急処とも言われており、熱を逃がすときに使用します。気温が高く、頭がボーっとしてくる前に頭頂部をアイスノンとか氷で冷やすとよいでしょう。ちなみに氷枕はNGです。氷枕というより、氷枕を使用し、後頭部を冷やすのはNGです。後頭部を冷やし続けると体温の調整がうまく行かなくなり、もっと熱が籠るという状況にもなりかねませんので、頭頂部もしくは額を冷やしましょう。氷枕でも頭頂部に乗せるとか、額に乗せるという方法であれば問題ありません。

氷で冷やすということが大事です。アイスクリームよりもかき氷の方が身体の温度は冷えます。冷凍庫にはアイスノンとかき氷を常備しながら猛暑を過ごしていきたいと思います。

#猛暑の過ごし方

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