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#映画レビュー
ISの外国人戦闘員の子ども達は救出されるべきか...ドキュメンタリー映画
イラクとシリアにかけて、一時は英国一国に匹敵する面積を支配していたIS(日本では「イスラム国」と表記される場合も)が支配地を失ったのは、今から4年以上前の2019年3月。その戦闘員や妻・子どもなど、多くが行き場を失った。このうち、非戦闘員で出身国に簡単に帰還できない人々は、シリア北部のホル・キャンプに収容され、その数は8万人とも言われた。彼らは、出身国の政府・国民からは、帰国して欲しくない人々と考
もっとみるジョニー・デップが日本の“水俣病”を追った衝撃作など 【次に観るなら、この映画】9月25日編
毎週土曜日にオススメ映画3本をレビュー。
①ジョニー・デップが製作・主演を務め、日本の水俣病の存在を世界に知らしめた写真家を描いた「MINAMATA ミナマタ」(9月23日から映画館で公開)
②耳の不自由な主人公が、連続殺人鬼に追い回される恐怖の夜を描いた新感覚スリラー「殺人鬼から逃げる夜」(9月24日から映画館で公開)
③美しくなりたいという、人間の果てなき欲望と狂気を描いたサイコホラー
過激かつ美しい描写が際立つ新作映画3本 【次に観るなら、この映画】8月14日編
毎週土曜日にオススメ映画3本をレビュー。
①警察とやくざの攻防戦を過激に描いた“傑作”の続編「孤狼の血 LEVEL2」(8月20日から映画館で公開)
②実在の画家ジュゼップ・バルトリの人生を描いた長編アニメーション「ジュゼップ 戦場の画家」(8月13日から映画館で公開)
③盲目の最狂老人による恐怖を描き全米でスマッシュヒットを記録したホラーの続編「ドント・ブリーズ2」(8月13日から映画館
2人が今いる日本は、空の見える「監獄」なのか…映画「東京クルド」
クルド人は、中東のイラン、イラク、シリア、トルコにまたがる地域に数千万人が暮らす民族。現在の世界に「クルド人国家」といえるものはなく、クルド人は、彼らが暮らしている国の政府や多数派民族との間で何らかの問題を抱えている。不安定な地域情勢が原因で海外に逃れた者も多く、ヨーロッパなどの欧米で一家で代を重ね、故国を知らないクルド人も少なくない。
この映画は、そうしたクルド人のうち、日本で育ち、日本の教育
かつて苦手だった映画 、カッコーの巣の上で
1976年、第48回アカデミー賞主要5部門を独占。
同年、GG賞6部門、英国アカデミー賞6部門を獲得。
アメリカ映画協会(AFI)が選ぶアメリカ映画ベスト100第20位。
世界最大の映画データベースIMDbのトップ評価15位。
BBCが選ぶ最も偉大なアメリカ映画第59位。
そんな輝かしい功績を持つ映画、『カッコーの巣の上で』。
私は昔、この映画が苦手だった。
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※以下、ネタ
レト LETO/キリル・セレブレンニコフ
タイトル:レト LETO 2018年
監督:キリル・セレブレンニコフ
ロシア版パンク/ニューウェーブシーンというよりも、サマー・オブ・ラブと言った方がいいのかもしれない。
前情報を一切入れずに観たので、ここに出てきたキネとズーパークが実在のバンドと知らず、あくまでも全体がフィクションだと思って観ていた。所々メガネをかけた青年が「この部分はフィクションだ」というのもイマイチ飲み込めないままだっ