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Poem

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2018年10月の記事一覧

Breaking Dawn

きみの一番言いたい事は
きみ自身の中にある
ほら、いまも
ずっと鳴っているよ
聞こえない?

きみの一番聞きたい事は
きみ自身の中にある
だから僕にきいても本当は
きみが聞いている事なんだよ

きみの一番知りたい事は
きみ自身の中に眠っている
だから僕はきみの鏡になる為
ずっと黙って
耳を傾けて頷いている

もどかしいよね

耳を塞いで聞こえる歌
きみに向けて
懸命に訴えている
どうか届きますよう

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おとぎ話

肌に残った赤い痕
埋もれていく時間のなかで
やがて消えていく
私の想いも、
褪せていく

夕暮れ刻、
ふり返れば
足元に伸びる影
いつかの
置き去りにした自分と繋がっていた

浅い眠りをくりかえして
そっと世界を抜け出せば
ふわりと、宇宙
大気圏を飛び出して
束の間の休暇

ヴィーナスの微笑みを身につけて
手土産にはパンドラの匣を
アポロン神とお茶をした後は、
ハデスと冥界に物見遊山

アラームの

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未完のメッセージ

いつあなたはむかえにきてくれるの
窓の向こう 見えない姿、声
まだ私がとても幼く
物心もつく手前の話

あなたのことをドロドロに甘やかしてあげる
あなたが望むなら何だってかんだって
だから私を傍に 私の名前を

嗚呼、あなたの唇を塞いでしまえばいいんだ
いっその事
何もかも終わりにしてしまえ、ぐちゃぐちゃに壊してしまおう
いつまでもシーソー 私一人、降りなれないまま

お笑い種だよ、こんなの
だっ

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願い事

願い事

空っぽの私を抱き寄せて
また旅に出る
悲しみが原動力なのは
いつものこと、
参っちゃうね

今夜は月のない夜
だからあなたとお話しをすることも難しい
不安とばかり仲良くなって
惰性で生きている姿
死んでいるのか、どうなのか
時折、自分でも分からなくなる
笑っちゃうね

しっかりしなさいと君がいいます
何時ぞやの君だって
こんな風だったのに
いや、もう少しマシだったっけ
いずれにしろ、もう分からなく

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10/9

10/9

見えない星
あなたは見えると言った、あの日
どんなに目を凝らしても
私には、その輝き
気づくことはできなかった

代わりに
あなたの瞳の中、滑り込んだ流星
出会った時から息づいていた
その美しい、唯一無二の光に魅せられ
当てられ、見惚れて
もう長いことずっと
飽きもせず眺めていた

かわいいあなたが今夜、
どうかやさしい眠りの中で
穏やかに朝を待つ事ができますように
夢の中ででもずっと
旅を続ける

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太陽

あなたが倖せならそれでいーや
そう言ったのは決して嘘なんかじゃなく

あなたが倖せならそれでいーや
そう思ったのは決して欺瞞なんかじゃなく

私の本心、
紛れもない本当
嘘偽りなく神に誓って
心の底からの
私の声
そう言えばきっと
あなたは笑顔で
「ありがとう」を口にしつつ、
その実、心中恐らくは
嘘をつけと、疑っていることでしょう

私はそれが、その事が
"あなたと両思いになる"未来を
想像して

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polaris

堪え切れない涙が今にも溢れそう
自然と力む 瞳は睨むように
ただ真っ直ぐ、前を向く

見えない壁、その向こう側に行きたくて
身体はあちこち痣だらけ
ついさっき出来たばかりの傷は
まだひりひり痛む

もう駄目かな、諦めようかな
何度となく繰り返してきた自問自答
でも答えはいつも決まりきっていて
結局また私は同じ選択の中飛び込んでいく

どんな絶望の前でも
背中を伸ばして、立っていよう
あなたが見てる

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sunrise

狂っているこの世界で
君と手を叩こう

狂っているこの世界で
君の手を引こう

おいで、

ダンスフロア
中心に躍り出る
華麗にステップを踏んで
そう上手
誰より美しいよ
見てよ、
みんな
彼女に釘付け
首ったけさ

僕には勿体無い
君は天使、いや
愛の女神
ヴィーナスよりずっと
美しいよ
LADY
今夜も僕と
どうか、一曲
どうぞ、おいで

中心へ躍り出て
さぁ、行くよ

そう、その調子

もう

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ベル

かわいそうな君のために歌を歌ってあげる
眠れない夜、満月の下で
伸びをした黒猫、あくびを噛み殺して
あなたが囁くリップヴァンウィンクル

昔の映画、
ドラマだったかな
「愛煙家は寂しがり屋だ」、って
あれ結構あたってるなって
君を見てると、
そう思う

自由を愛せ、ばかもの
俺ら野良猫
気ままに生きようぜ

孤独を受け入れろ、
自由を愛せ
そしたら最後、
いつだって敵無し
我ら孤児、故に最強
いつ

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再戦前のひとりごと、戦線前での宣誓

どんな絶望の前でも
私は背中を伸ばして立っていよう

負けてたまるか
諦めてたまるか
まだ結果は出ていない
答えも見えていない
そんな状態で簡単に手放せるくらいなら

私はこんなに泣きそうな瞳で
涙堪えるから
自然と力む眼差しは睨むように成る

私を抑え付けて
嵐の海
溺れさせようとしても、そんなの無駄だ
私には君の声が届いている
ちゃんと聴こえている
君はずっと道を示してくれている
生まれた時か

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HOPE HOPE HOPE

他の人なんて知らない
好きな人、その人だけ
可愛いって思ってくれたら
それでいい

私のなりたい私を築く
他人の評価はそのあとでいい
私がなりたい私がある
その私とタッチするまで
私はずっと前に進み続ける

時折降る雨
鳴り響く雷鳴も
あなたへの愛しさに結びつく
ああ、早く会いたいよ
想いが届こうが届かぬが構わない
ただその視界に入りたい
そしてこの声、言葉
歌を聴いて
そうすれば全部分かるから

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ライアー

高く翔んで
無様に落ちていった
私のことわらって

お願い、
君に笑ってもらえたら
少しは悪くないかなって
まぁまぁ、
思うこともできる気がするんだ

私のことわらって
頼むから、
君に首ったけの私は
もう今夜も

夢にあらわれない
相変わらず冷たいなぁ
分かってる
君が優しいのは
歌詞の中だけ
そう、いつだって

私の幻想ゆめ
理想を着せちゃって
いっつも
ごめんね
本当、いっつも
ほんとのあな

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希望的観測

あなたは私が居なくても平気だよね
だから、私は黙って堕ちていく
あなたは私が居なくなっても気づかない
だから私は口を噤んだ
続く言葉は灰の中

焼いてこの骨ごと、粉々に
もう、最初から無かったように

恥ずかしくて堪らない
私なんのために呼吸しているの
その理由を他に求める
その姿勢が気に入らない
そう、醒めた目で言っていた
あの日の誰かの姿が重なる

あなたに見つけてもらえるまで
何とか頑張ろう

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VON

さみしいからあなたに犠牲になってもらった
かなしみとか愛しさとか
執着とか、
薄汚いエゴや澱んで濁りきった欲
そのすべてを被ってもらった

あなたは笑っていたね
それは美しく
どうしたらそう出来るの
私にはわからない
そんな輝き方

暗闇で光る星がひとつ
その眼にまだ見える内に
一等低い等級
それ以下のlxでも構わないから
たった一粒、一欠片
希望をまだ持っていて
その胸に抱いていて

誰かが盗み

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