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ザザーーン、撮影・録音機材を紹介します | Zen Sounds 撮影日誌 #02
今回は、Zen Soundsの撮影・録音に使用している機材を紹介します。物は試しで、「夕暮れの海が夜に沈むまで #ZenSounds 02」を聴きながら読んでみてください。高知県中土佐…
ピロッ、自分の感性が価値を生み出すと信じる | ZenSounds 撮影日誌 #12
久しぶりの制作日誌です。なぜ間が空いたか?新作の短編ドキュメンタリーの編集を始めたのと、春の到来が重なりました。畑の植え付けシーズンです。今春は、自然薯、とうもろこし、ジャガイモ、オクラ、生姜、カボチャ。そして、自宅の庭にもミックスリーフとラディッシュの種を蒔き、トマトとピーマンの苗も植えてみました。
隙間を見つけてZen Soundsの撮影やアップロードは続けていたのですが、noteを書く時間
ホーホケキョ、確かに存在していたことを刻む | ZenSounds 撮影日誌 #11
久しぶりの撮影日誌です。みずみずしい緑が土から芽を出す季節になってきました。今回の動画は、そんな春が訪れる少し前、3月10日の朝に撮影した30分になります。気温はまだ1℃でした。
動画の全体を覆うサーーーっというホワイトノイズは、近くに流れる四万十川の音です。朝に発生する川霧が、木々の間から差し込む光を線状に見せる。そんな映像を撮ろうと早朝から山の中へ向かいましたが、この日は霧が一切かからず。諦
初心者、機材レビューするってよ | How to #ZenSounds 02
前回紹介したフィールドレコーディングを始めるための録音機材、さっそくガシガシ使っています。その中で気づいたこと、ユーザーインターフェースを中心に第一印象をレビューします。驚くなかれ、音質については一切触れておりません。素人ですから。
| レコーダー : ZOOM H6essential + WSU-1
とても満足しています。別メーカー類似品(TASCAM Portacapture X6など)や
予算10万円、フィールドレコーディングに必要な録音機材はこれだ!(2024年版) | How to #ZenSounds 01
山へ、海へ、川へ。自然の音を撮りはじめて4ヶ月。これまでは以前紹介した手持ちの機材でやりくりしてきました。が!思い通りセッティングできず妥協し、収録データを確認してガッカリする。そんなことが繰り返されるうちに録音へ出向くワクワクを失いかけていました。
そこで、欲しかったレンズの購入を先延ばしにして、録音機材を揃える決心をしました。だいぶ悩みましたが、エイッと踏み切れたのは「本業のドキュメンタリー
ンポコポコッ、自分が楽しみながら誰かの役に立ちたい | ZenSounds 撮影日誌 #8
ついに、録音機材を一新しました。どんな機材を手に入れたかは次回まとめて書きますが、ようやく「フィールドレコーディングやってます」と言える録音環境が整いました。まだまだ知識が浅く、技術も拙いですが、経験を積むことでグングン成長していきたいと思っています。
新しい機材を携えての第一歩は、仁淀川支流の小川川(おがわがわ)で撮ってきました。川が二文字並ぶヘンテコな名前ですが、仁淀川水系だけあって綺麗な水
チョットコイ、山道のすゝめ | ZenSounds 撮影日誌 #07
Zen Sounds、7本目です。ようやく稜線を越えた冬の朝陽が、田んぼに張った霜を溶かしていく。結晶化して地に降りた水蒸気が空へと還る、その儚い白の揺らぎに心が落ち着く朝の風景です。
重なる鳥のさえずりは、「ホーホケキョ」と鳴くウグイスや「カーカー」カラスも聞こえてきますが、24:45頃に不快なほど大きな音で叫びだす鳥が印象に残りました。
この特徴的な鳴き声の主を知りたくて、「ピーポポイ 鳥
オハヨー、録音の扉を開けて広がる世界 | ZenSounds 撮影日誌 #06
どうしてZen Soundsというチャンネルを始めたのか。
再生数がまったく伸びないこともあってか、改めて考えてみました。言語化が苦手な自分ですが、2月に咲く桜、ツバキカンザクラ(通称:雪割桜)の下で録った「#ZenSounds 06」を聴きながら読んでください。
録音技術が拙く、機材も十分ではありませんが、自分としては「01」以来に手応えのある回になりました。
自分は「人を巻き込む」のが苦
ピーピーピーピー、その土地の光と音に出会い直す | Zen Sounds 撮影日誌 #05
自分は神奈川で生まれ育ったんですが、今は高知に拠点を置いています。
2022年の秋から東京との二拠点生活を始めて、時間を経るにつれて軸足が高知に移ってきました。そう言うと必ず聞かれるのが、「どうして高知に?」コレにいつも困ります。
理由もなにも、生き方を緻密に計画してきたのではなく、自分の感性や感覚を大事にしてきた結果として今があるだけです。ポエム調になることを恐れずに言えば、光や音を追い求め
コケコッコー、ニワトリを潰す、その前に | Zen Sounds 撮影日誌 #04
「鶏を潰して、食べませんか?」
友達から誘ってもらった。「潰(つぶ)す」とは、鶏・豚・牛などの家畜を「屠殺する」ことを意味する言葉。初めて聞いた時は濁音を含む響きにギョッとしたが、家畜を飼っている人たちが身近になった今では「新鮮な肉が食べられる」と食欲をかきたてられるようになった。
とはいえ、友達がかわいがって育てている鶏です。みんなで食べる前に、ここに確かに生きた記録を残してみよう。
とい
カーカー、カラスの鳴き声も、ひとつとして同じ音はない | Zen Sounds 撮影日誌 #03
東京に滞在していました。
ドキュメンタリー制作のために長期取材している人たちに同行させていただき、移動日を除いて4日間の滞在。1日だけ午前中オフになる日があり、そんな時に「誰かに会おう」とか「買い物に行こう」よりも「Zen Sounds撮ろう!」がファーストチョイスになっている自分。夢中だ。フィールドレコーディングは中毒性があるような気がします。
朝7時、前日の散歩で見つけたスポットに直行。三
ザザーーン、撮影・録音機材を紹介します | Zen Sounds 撮影日誌 #02
今回は、Zen Soundsの撮影・録音に使用している機材を紹介します。物は試しで、「夕暮れの海が夜に沈むまで #ZenSounds 02」を聴きながら読んでみてください。高知県中土佐町久礼の、大野という海のサーフスポット。2023年12月、ピンク色に焼けた空が夜に包まれるまでの30分です。
前回書いたように、自分はドキュメンタリー映画・映像を作ることを生業にしていて、最近は撮影・録音をすべて一
リーリーリー、自己紹介に代えて | Zen Sounds 撮影日誌 #01
はじめまして。世界の片隅を静かに記録するYouTubeチャンネル「Zen Sounds」中の人、杉岡太樹です。2024年1月末に最初の動画を公開したばかりの新しいチャンネルですが、制作の記録を書こうとnoteをはじめました。どうぞよろしくお願いします。
具体的にどんなチャンネルか?動画を見ていただければすぐに伝わると思います。たとえば虫の鳴き声や水が流れる音といった、自然の中で耳をすますと聞こえ