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ザザーーン、撮影・録音機材を紹介します | Zen Sounds 撮影日誌 #02

今回は、Zen Soundsの撮影・録音に使用している機材を紹介します。物は試しで、「夕暮れの海が夜に沈むまで #ZenSounds 02」を聴きながら読んでみてください。高知県中土佐町久礼の、大野という海のサーフスポット。2023年12月、ピンク色に焼けた空が夜に包まれるまでの30分です。


前回書いたように、自分はドキュメンタリー映画・映像を作ることを生業にしていて、最近は撮影・録音をすべて一人で行なうことが増えています。機材は仕事道具になるので、がんばって集めています。それでも、このチャンネルを始めてからというもの、欲しい機材がどんどん見つかってしまいます。すべて買っていたらキリがないので、どうしても必要なアイテムを見極めるため、まずは自分の手持ちでやりくりしています。なんてったって登録者5人のチャンネルです(2月10日現在)。

まずは、カメラ。Sonyのα7SIIIを使用しています。通常の仕事ではサブ機として、特に暗い場所で使っているモノです。αシリーズはどんどん新しいカメラがリリースされるので最新情報に追いつけていないですが、自分のニーズとしてはSIIIで満足しています。手ブレ補正も素晴らしく、OSSが付いているSonyレンズを搭載すれば手持ちでもビシッと画が固まります。Zen Soundsは定点オンリーだけど。

レンズは3本のSonyレンズを携えています。

ズームレンズ 24-105mm F4
単焦点 35mm F1.4
マクロ 90mm F2.8

シチュエーションによって、広角だったり望遠だったりも使いたいですが、基本的にはこの3本で撮りたいと思っています。

ちなみに↑の「#ZenSounds 2」は35mmで撮影しています。このG Masterレンズ、昨年秋から使っているのですが、クリアな質感でキレのある画が撮れるのでお気に入りです。サイズも小さく軽量で、絞りリングの触感も良し。オススメします。

三脚は、Manfrotto(マンフロット)のスチールカメラ用三脚MVK502055XPRO3にビデオ雲台を載せています。仕事のメイン機ではSachtler(ザハトラー)を使っていますが、Zen Soundsの撮影はミラーレスカメラの定点撮影で、パンやチルトといったカメラワークが必要ナシ。この三脚の方がベターです。というのも、脚を広げる角度を一本ずつ簡単に変えられるので低い位置や傾斜でも構えやすく、一方で高さは最高183cmまで伸びるという柔軟性がとても重宝します。

さて、肝心の録音機材なのですが、まったく満足していません。レコーダー、マイクともにアップグレードしたい、というのが正直なところですが、取り急ぎ手持ちの機材で録音して、ミックスしています。

・レコーダー+マイク:ZOOM H4 + XYH-5
・ショットガンマイク:RØDE NTG3
・オンカメラマイク:RØDE VideoMic Pro+

録音に関しては知識や技術が素人に毛が生えたレベルなので、これから徐々に向上させていきます。ゆくゆくは、プロってる人にコメント蘭で色々と教えてもらいたいです。まるでそこにいるかのような音を録るには、どんな機材でどのように録音すればいいのだろう。フィールドレコーディングを勉強してみます。

編集はAdobe Premiereを使用しています。といっても定点撮影なので、ログ撮影した時にLUTを当てたり、とても簡単なグレーディングをするだけです。音のミックスも、各チャンネルのボリュームを整え、不自然にならない程度にホワイトノイズ除去を行うのみ。難しいことはなにもしていません。

長くてマニアックになってしまいましたが、以上がZen Soundsを作るために使っている機材です。細かいアクセサリーを挙げたり、カメラの設定を書き出すと延々と続きそうなので、また別の機会で紹介していければと思います。

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