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マダガスカル原始生活で見つけた”幸せの法則”

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「人を幸せにする仕事がしたい」 そんな想いから実践した結果 今の仕事をするきっかけ、 屋号にこめた想い、 心から望む人生を創るコツ、 幸せの法則 がそこから見つかった そん…
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#生き方

マダガスカル原始生活で見つけた"幸せの法則"⑱「自分や人を幸せにするか?」を選択の基準にしよう

マダガスカル原始生活で見つけた"幸せの法則"⑱「自分や人を幸せにするか?」を選択の基準にしよう

当たり前にあるものがすごい
という気づきを書いて来ました。

その感覚をもって帰国したとき
どんなことに気づいたか。

それは
日本に当たり前にあるものが
ケタハズレにすごいということ。

たとえば、道路。

マダガスカルの海岸地帯から中央高地の
首都までいくには車で7日かかります

国土の大きさは日本の1.6倍なので
異様な時間のかかりようですよね。

主な原因は悪路で20km/h以上出すと

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑰当たり前はホントは有り難し

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑰当たり前はホントは有り難し

前の記事で
エアコンのない40度超えからの気づきを書きました。

そんな村での経験からまだまだ
「当たり前」について気づきがあるのでさらに続きを。

日陰にいようが関係なく、
川でさえ”温泉になりそこねた温水プール”な暑さで過ごすと

頭の中が

「エアコンがほしい エアコンがほしい! エアコンがほしい!!」

一色になっていました。

「エアコンは人類の至宝だ。
エアコンを発明した人に、僕がノー

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑯当たり前にあるものに生かされている

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑯当たり前にあるものに生かされている

エアコンのない40度超え・・・
想像できますか?

それが日常の村ではみんな、
帽子もかぶらず直射日光を浴びて平気そう・・・

なのに僕は倒れてました。

どこにも逃げ場がなく、
日陰にいても関係なく暑い。

意識が朦朧としてなんの気力も湧かず
ただ時間が過ぎて夜になるのを待っていました。

そんな僕を見かねた子どもたちが寄ってきて
「川に行こうよーー。そしたらよくなるよー」

とさかんに話しかけ

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑮先進国と後進国という区切りが消えた日

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑮先進国と後進国という区切りが消えた日

僕がボランティア参加した
NGOのミッションは
世界に一つしかない森を守ること。

そのために住民が森の伐採に
できるだけ頼らずに暮らせる
生活支援をしています。

それに活かすための村での基本的調査が
僕の仕事でした。

家族構成、保有家畜と放牧路、
食べさせている植物、などなど。

その過程で村人の生活実態を知れました。

家は、森から切り出した木から職人が
板にして、小屋を作る。
家族が6畳

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑭想像以上の力が内側から湧くとき

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑭想像以上の力が内側から湧くとき

実は出国前、日本のスーパーで鶏の胸肉パックを見ながら

「そういえばこれは命ある鶏をいただいてるのに
自分は感謝するどころか味に文句を言ったりする。
生命に感謝できない人間なのか自分は・・・」

衝撃の事実に気づいてしまった。。。
このままでは人間として本当にまずいのでは?

自分のあり方に危機感を抱いて思ったのは
自分の手で鶏を絞めていただいて
「いただきます」を心から言えるようになりたいという

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★「色々主催してきましたが、こんなの初めてで…」

★「色々主催してきましたが、こんなの初めてで…」

★「ゆうじさんが私の希望をすごく尊重してくださるんですよ。色々主催してきましたが、こんなの初めてで…」

「日常につながるようにフォローまでこんなに考えてくれる会はなかなかないですよね…」

参加者全員での対話中に、主催者が涙ぐんで
気持ちを打ち明けてくださった、

マダガスカル原始生活で見つけた幸せの法則お話会@広島県呉市。

リアルならではの、終了後の対話で僕も感動しっぱなしだった。

「この

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑬◯◯のタブーがないほど自分を解放できる

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑬◯◯のタブーがないほど自分を解放できる

さて今日は、前回言及した

「性に関しては江戸時代までを彷彿とさせる
自由で陽気な捉え方をしている

実はそれが、おそらく日本人の大部分が
無自覚に自分に課している自己制限を
解き放ってくれることにつながるのでは」

というところに焦点を当てたいと思います。

恋愛・・・もそうなんだけど
より下ネタ寄りの話が日常の潤滑油
となっている感じがしました。

例えば
移動手段として一般的な
乗合タクシー

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑫ここは別世界じゃなく◯◯◯◯の日本

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑫ここは別世界じゃなく◯◯◯◯の日本

そもそも
原始生活をして村人に溶け込みたい
と思った目的は以下でした。

・よく言われるように
 貧しい中にこそ幸せってあるの?
・日常の何が幸せの源なの?
・それはどうしたら培われるものなの?

そのために必要な条件として考えたのは
①紹介してもらって最初から信用・歓迎される
②1人で
③現地語で過ごす

それらを叶えるため、マダガスカルへは
植物保護NGOのボランティア調査員
という名目で行っ

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑪マダガスカルはみんな知ってるア◯◯◯の故郷!

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”⑪マダガスカルはみんな知ってるア◯◯◯の故郷!

日本で使われるバニラの9割はマダガスカル産。
意外な身近さがありながら知られていないこの国。

「アフリカに一番近いアジアの国」とも言われ
古代にインドネシアあたりから人が渡ったと言います。

アジア系、アフリカ系人種が混在し、
アフリカだけど水田が広がり主食は米!

そして名前だけで顔があまり知られてない
アイアイ! マダガスカル固有の原猿です。

(見た目が怖いせいか現地では悪魔の使い
 と言

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑩ リスク承知でやるのは、自信や力じゃなく◯◯だから

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑩ リスク承知でやるのは、自信や力じゃなく◯◯だから

先生から紹介いただいたNGOに
早速訪問して説明を聴いた。

どうやらマダガスカルは
南米のガラパゴスに似て
動植物が独自の進化を遂げたらしい。

世界唯一の動植物ばかりで
全ての植物に棘が生えている森
などもあるくらい。

このNGOというのは
南部の植物保護を目的とした団体。

そこの植物を消費するのは住民。
家屋づくりや燃料、畑作、家畜の餌等で
どんどん裸地が増えてるとか。

そこで、森の破

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑨ 「できない」「困難」は◯◯が創り出していた

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑨ 「できない」「困難」は◯◯が創り出していた

意を決して、正直に事情を伝える
メールを先生に出すもやはり返事が来ない。

マダガスカルに関する勉強をしつつ
永遠とも思える時間を待って・・・

ようやく先生から連絡が来た!

どうやらマダガスカルのフィールドワークで
ずっとネット環境がなかったらしい。

わかってしまえば納得だが
ほんとに毎日悪い想像ばかりだった・・・

先生によると

「時間がないようなので
本当はまだまだレポートしてもらおう

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑧ <困難から逃げた結果・・・>

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑧ <困難から逃げた結果・・・>

(前記事のマダガスカルクイズの
正解は文末にあります)

一番の目的であるウルルン滞在記の
難題から一時逃避しつつ(笑)

アメリカでのインターンシップは
とても充実していた。

集団になじめない自分は
上下関係の中では死んでしまいそう

そう思っていたが、
この3ヶ月とても楽しかったし

「君は立派にチームの一員だった」
「もう少し滞在を伸ばさないか」

という評価をもらうに至った。

そこで得

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑦  <本当に欲しい物が一番怖い。なぜなら・・・>

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑦  <本当に欲しい物が一番怖い。なぜなら・・・>

孤立感を解いてくれた
Fさんに感謝しつつ、

ご紹介いただいた方に
早速連絡してみる。

社会人類学者で、マダガスカルに
頻繁にフィールドワークに行くので

きっと現地とのつながりも
紹介くださるだろうとのこと。

まずはEメールでとのことだったので
ごあいさつのメールを送ると

「趣旨は承知したが、
現地でやっていけるように

まず課題をこなしてから
何かしら紹介して差し上げます」

ということ

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★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑥  <心から望む人生を創るには・・・>

★マダガスカル原始生活で見つけた“幸せの法則”体験記⑥  <心から望む人生を創るには・・・>

待ちに待ったFさんとの
老辺餃子館での一時。

緊張と興奮で味などわからないまま
ここに至る経緯や希望を
聴いてもらった。

そして、
Fさんが協力隊に行くまでの
経緯も聴けた。

考え方の共通点も多く、
とてもうれしかった。

「だけどごめんね
自分には今紹介できるほどのツテが
ミクロネシアにはないんだ。

かわりに、場所は違けど
なにか知ってそうな人を紹介するよ」

と、ミクロネシアは
かなわ

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