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2019年9月の記事一覧

ポストイットとペンをつかってビジネスモデルを図解するシートを無料で配布してみた

ポストイットとペンをつかってビジネスモデルを図解するシートを無料で配布してみた

チャーリーです。

ポストイットとペンがあれば図解できる、A3印刷用に最適化された「ビジネスモデル図解シート」をつくってツイッターでシェアしたら反響があったので、無料配布します。

2020年9月30日、ビジネスモデル図解シートの改善版(バージョン2)ができました!そのため、本記事の内容はバージョン1の試作版の解説になります。現在、バージョン1の配布は終了し、同じ申し込みフォームからはバージョン2

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病院を出た。そして「医療AIスタートアップ」の医師となった。

病院を出た。そして「医療AIスタートアップ」の医師となった。

こんにちは。白石 達也(@dr_white1103)と申します。
2019年3月まで都内の総合病院で循環器内科医(心筋梗塞の患者にカテーテル治療する医者)として働き、4月からAI医療スタートアップUbie株式会社で働いています。

<こんな人に読んでほしい>

<アジェンダ>

1.医学は進んでいる心筋梗塞という病気、ご存じでしょうか??この病気がそもそもみつかったのはおよそ100年前。そしてカテ

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パワハラで心が壊れた私が今思うこと。

パワハラで心が壊れた私が今思うこと。

さすがにもう時効だと思うから、当時のことを思い出しながら、書いてみますね。

<注意>本記事には、「言葉の暴力」的な表現が含まれています。過去もしくは現在パワハラを受けられている方にとっては、パワハラを追体験するような感覚に陥ってしまう恐れがあります。ご注意ください。

過去へのタイムスリップ「オマエいい加減にしろよ!!全然直ってねぇじゃねーか!!」

バァン!と机を叩いた後、冬川将志は私がたった

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データサイエンスの市場価値は「意に沿うかどうか」で決まる問題

こんな記事を見つけた。

データサイエンティストになろうと思って「なれなかった」人の記事と読んだ。この人の事例は少々極端(紙のデータをデジタルに起こすなど、インターン先に恵まれなかったというのも要因っぽそう)だが、きっと今後2〜3年で、この人のような「ギャップ」を感じて苦しむ人は増えるんじゃないだろうか、と憶測で物を言っていく。

以前、こんなnoteを書いた。

いまだにこの問題は解けていない。

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未完の天才になるな

未完の天才になるな

私の仕事は作家のエージェント。この仕事をしていることをいうと、相手の反応はだいたい3パターンに別れる。

1つは、「なんかよくわからないですね」という反応。これは仕事の内容が一般的ではないからしょうがない。2つ目には、敵意か賞賛を向けてくるパターン。何かと残念ながら悪い意味で話題の的になりやすい業界なので、「さあてどんなもんか確かめてやりましょうか」という腹づもりで探りを入れにくる人もいる。俺はこ

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関心の不在化

 リモートワークの度合いが高ければ高いほど組織の運営は難しい。何が難しくするのか?私は関心の不在化だと思う。

 同席していても、お互いが何やっている何者なのかという関心が弱まっていく(これを題材にしたのが書籍「カイゼン・ジャーニー」だ)。リモートワークだと尚更その方向性が強まる環境が整う。ふと視線を外してもそこに同僚はいない。

 チャットツールにメインコミュニケーションを頼った現場だと、言語情

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書籍「これからのデータサイエンスビジネス」を執筆した理由

書籍「これからのデータサイエンスビジネス」を執筆した理由

2019年2月某日、松本健太郎氏よりTwitterのDMが届く。

「一緒にデータサイエンスの本を書きませんか?」

私はすぐに理解した「ドッキリだな」と。

これは書籍「未来IT図解 これからのデータサイエンスビジネス」が、発売されるまでの軌跡である。

なにより松本氏は策士である。
世が世ならカルタゴを率いて、第二次ポエニ戦争でローマを苦しめているような策士だ。
過去に私を「新刊を献本します」

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