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種麹屋の日常思考記

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発酵に関係ない日常思考はこちらに入れていきます。
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#キャリア

産後1ヶ月で大学院に進学した妻(と私)の状況

産後1ヶ月で大学院に進学した妻(と私)の状況

昨日、このようなnoteを書き、妻が産後1ヶ月で大学院に進学したことを伝えたところ、SNSで「では、実際にどうやっているのか?」と言う質問を多数受けました。出来る限り開示してみたいと思います。

現状、全ての人の全てのリスキリングに、これが出来るとは思わないですし、『そうしないのは努力不足』というようなつもりも毛頭ありません。

そもそも育児自体がなによりのリスキリングです。

MBAよりPTAを

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育児中にリスキリングしている人の尊厳を、強い言葉で傷つけないで欲しい

育児中にリスキリングしている人の尊厳を、強い言葉で傷つけないで欲しい

岸田首相の産休育休中のリスキリング支援が、話題になっています。

多くは、批判的文脈のようです。

私の家庭のことここで、私の家庭のことを話します。

私の妻は、4歳、2歳の子どもがいる中、第3子妊娠9ヶ月目で大学院(MBA)受けて、出産翌月から大学院に通っています。

また、出産翌日には病室から仕事の取引先とWebミーティングしていました。(妻は、私とは別の会社を経営しています)さすがに看護師さ

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What型とWho型:都市型人材と地方社会がコミュニケーションで気を付けること

What型とWho型:都市型人材と地方社会がコミュニケーションで気を付けること

前回、こちらの記事でWhat型とWho型について書きました。

今回は、より細かく、それぞれが留意したいコミュニケーションについて書いていきます。

(※この記事は早い人で10分、平均15分、読了にかかります。)

What型はIメッセージを心掛けるI(アイ)メッセージとはなんでしょうか。それは、主語が「私」という形で発せられるメッセージです。「私は楽しい」「私は怒っている」「私は悲しい」「私はや

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応募0の営業事務求人をブランドマネージャー募集としたら、即、首都圏から応募が来た話

応募0の営業事務求人をブランドマネージャー募集としたら、即、首都圏から応募が来た話

これまでも、私のnoteで、キャリア女性雇用というテーマを書いてきました。

また、この記事が取り上げられている記事で、日南市の成功事例が取り上げられています

そこで、参考になるのは、日南市の企業誘致。

日南市の企業誘致をしている田鹿さんに狂犬ゼミ出てもらったときも「調査をしたら、事務職、つまりはオフィスワーク希望の女性が多いのに、地元の求人は工場勤務や庶務みたいな仕事ばかり」ということで、事

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企業と人生の多角化、「ビジネスのネイティブ言語」を何にするか

企業と人生の多角化、「ビジネスのネイティブ言語」を何にするか

さて、先回「多角化」の話をしました。

そこで、多角化するにあたり、どういう多角化が「やみくもな多角化」で、どういう多角化が「筋のいい多角化」なのか。

これは非常に難しいですが、私が自分の会社や、これまで見てきた会社をみてくるなかで、私なりの判断基準を紹介したいと思います。

それは、「自分(企業)のネイティブ言語にそっているか」です。ここで言う言語とは、英語とか日本語とかタガログ語とかそういう

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なんでも「ナントカ道」にせず、人生も企業も多角化しませんか

なんでも「ナントカ道」にせず、人生も企業も多角化しませんか

日本人は、なんでも「ナントカ道」にしてしまいがち
日本人は、なんでも「ナントカ道」にしてしまいがちなところがあると思っています。「柔道」「剣道」「合気道」「茶道」など、単語になっているものから、「野球道」「ラーメン道」などですね。「経営者道」などというのも気合い系のコンサルティングでは見かける表現です。

思い返せば、私がこどもの頃、30年前のラーメンのパブリックイメージは「ニーハオ!***アルよ

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