記事一覧
wish you were hereという活動をはじめます
■wish you were hereとは
wish you were hereは、大切な人−家族、恋人、友人、好きな芸能人−を自死によって亡くした人たちが出会い、お互いの体験を分かち合い、一緒に生きのびていくための活動です。ここは、サークルでも団体でもありません(私自身が組織に属することが苦手だからです)し、物理的な空間としても存在しませんが、気が向いたときに出入りして、あなたが苦しいときには
対話その14|ゲスト 五藤広海さん|グリーフケア・サポートについて、仏教と自殺
wish you were hereの対話その14。
久しぶりの収録でした。noteもお久しぶりです。
今回は、もりもとくんが参加しているグリーフサポートの団体とのご縁で、五藤広海さんにゲストに来ていただきました。
五藤さんは一般社団法人リヴオンの常務理事で、岐阜県にある浄土真宗本願寺派のお寺のお坊さんでもあります。
もりもとくんから五藤さんにゲストに出てもらえることになったと聞いたときは正直す
年末(2022年12月31日)
去年書いた年末の日記みたいなやつを、今年も書く。
去年の記事を読み返してみたら、去年は年末年始も働いていて大掃除ができなかったことを思い出す。夜勤明けに4回洗濯機を回すとはなかなかの根性である。
今年は年末に3連休をとった。3連休最終日のきょうは目覚ましをかけずに昼前に起きて、去年できなかった大掃除をやる。
まずはキッチンの掃除。換気扇のフィルターを外してお風呂場で洗い、シンクをぞうきんでき
対話その13|おすすめ本紹介
wish you were hereの対話、その13。
今回はもりもとくんと私のおすすめ本を一冊ずつ持ち寄って、それぞれの感想を話しました。
私からは岡真史さんとそのご両親が執筆した『新編 ぼくは12歳』、もりもとくんからは東畑開人さんの『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』を紹介しました。
『ぼくは12歳』は大学を卒業する頃に出会って繰り返し読んでいた本なのでラジオでぜひおすすめ
対話その12|活動1周年の振り返りと名刺の紹介
wish you were hereの対話その12。
去年の11月20日に放送をはじめてちょうど1周年。たくさんの方に聴いてもらったり、ゲストに来てもらったりしながら楽しく続けてこられました。本当にありがとうございます。
ラジオで紹介したYUKOさん(gagaさん)作の名刺のデザインはこちらです。
wish you were hereに込めた想いがこんな形で名刺になるなんて一年前には想像もして
対話その11|ゲスト 中村さん|自殺はダメなことなのか
wish you were hereの対話その11。
ゲスト回が続いていますが、今回は友達の中村さんが来てくれました。
中村さんとは職場の同期ですが、周囲の人の自殺や自分自身の自殺未遂についてこんなにじっくり話したのは初めてです。リアルな距離感がある人にこういった話をするのはなかなか勇気のいることですが、ラジオに来てお話ししてもらえたことがとてもありがたいです。
特に私自身の自殺未遂経験について
対話その10|ゲスト らっきーさん
wish you were hereの対話その10。
今回は石垣島でパイナップルやカボチャを育てる農家のらっきーさんがゲストに来てくれました。
前回ゲストに来てくれたMoさんと同じく、らっきーさんは樋口塾というpodcastのコミュニティに所属している方です。
らっきーさんもお父さんを自死で亡くしておられますが、石垣ラジオというラジオでうつ病に関する発信もしておられます。
石垣ラジオの通称「う
家族の映画|『スープとイデオロギー』、『沈没家族』
先日、ヤンヨンヒ監督の映画『スープとイデオロギー』を観に行った。
映画の余韻が覚めやらぬまま映画館を出たところで、いきなり中年の女性(同じ映画を観ていたらしい)から「どうでした?映画」と感想を求められた。にこにこと微笑みながら私の答えを待つ女性を前にして、この女性は私がなんと答えるのを望んでいるんだろうか、政治的にあまり踏み込んだ感想は言わない方がいいのだろうか、でもとてもいい映画だったので正直
対話その9|ゲスト Moさん
wish you were hereの対話その9。
いつも月1のんびりペースで収録していますが、今回は素敵なご縁があったのでその勢いのまま爆速収録しました。
ゲストは私たちの配信を聞いて興味を持ってくださったMoさんという方です。
Moさんは自死遺族当事者の方ではないので、配信をする時もとても気を遣わせてしまったと思いますが、自死遺族や精神疾患を抱える方との関わり方について真摯に向き合おうとして
対話その8|「自殺」を「自死」と呼ぶべきか
wish you were hereの対話その8。
今回は、同じ自死遺族の方の言葉をきっかけに、「自殺」という言葉をすべて「自死」に言い換えるべきかなのかということについて考えました。
*放送中に紹介した全国自死遺族総合支援センターの「自死・自殺の表現に関するガイドライン」についてはこちらのリンクを参照。
今回の出来事を通じてこのようなガイドラインがあることを初めて知りましたが、それだけ多くの