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記事一覧

いつの日か必ずコロナから自由になる

いつの日か必ずコロナから自由になる

去年の春から始まったコロナアウトブレイクによる「自粛生活」も、気がつけばもう1年半が過ぎました。私の住んでいる町は、ワクチン接種は進んではいるものの全くスピード感がなく、新型コロナウィルスはいまだ収束の兆しすら見えていません。

毎日朝起きてから1時間ほどニュースを読むようにしているのですが、ここ数ヶ月はコロナ関連ニュース以外にも心が痛むニュースがあまりにも多く、その悲しいニュースを読むのが当たり

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アメリカ大統領選挙、決戦の日

アメリカ大統領選挙、決戦の日

2016年の2倍、史上最高金額14ビリオンドル(1兆4000億円!!)を費やす予定のアメリカ大統領選挙、ついに明日、投開票が始まります。

日曜日の朝までに、歴史上最高レベルの9千200万人が早期投票を済ませていて、こちらも既に2016年の2倍を超えており、明日の投票最終日までに更に投票数は伸びる見込みで今回の選挙の関心の高さが伺えます。

今年はコロナ感染対策をするため、特にバイデン率いる民主党

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私たちが1兆7000億円で得たもの

私たちが1兆7000億円で得たもの

「旅先は単なる場所ではなく、新たな物の見方である」ヘンリー・ミラー

私はこの言葉が大好きです。素晴らしい景色や美味しい食べ物、ステイ先での体験など、旅の思い出は様々ですが、その体験が気づかせてくれる人の温かさ、世界の大きさ、自分の小ささ。それこそが、旅の本当の魅力だと思います。

私は何日も掛けて、旅行の計画を立てるのが苦手なので、いつも突然思い立って旅行に出かけていました。

普段は家で本を読

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その勇気と行動力|Black Lives Matter

その勇気と行動力|Black Lives Matter

夜中の12時を少し回った3月13日、ケンタッキー州の小さな都市ルイビル。警察官は違法ドラッグ販売の強制捜査を行うため、緊急治療室で技師として働く26歳の黒人女性、ブリオナ・テイラーの家へと向かっていました。

警察官たちは捜査令状に基づいて、テイラー家のドアをブチ破り突入。ほんの僅かにテイラーと警察官が顔を向き合わせ、目があった瞬間に警察官は数発発砲。テイラーに少なくとも8発が命中し、彼女は命を落

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アメリカの熱い日々|エネルギーが渦巻く抗議活動の理由とは?

アメリカの熱い日々|エネルギーが渦巻く抗議活動の理由とは?

昨日、世界中で一気に発信された「Black Out Tuesday 」。アメリカで起きている人種差別に抗議するため、アメリカの音楽業界が今後1週間、新作のリリースを止め、アメリカ音楽業界を根底から支え続けているブラックコミュニティを支えよう、と呼びかけました。

また「Black Lives Matter」という抗議活動は短距離ではなく長距離を走りきらないと問題解決はならない、とも音楽業界は呼びか

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今こそ、声を上げよう!|Black Lives Matter とは?

今こそ、声を上げよう!|Black Lives Matter とは?

警察官による黒人男性ジョージ・フロイド殺害事件をきっかけに、現在全米で大きなうねりとなっている抗議活動「Black Lives Matter」「黒人の命も重要だ」。この活動は2013年に当時17歳だった黒人の少年、トレイボン・マーティンが白人警官に射殺された事件に対して「絶対に受け入れない」と抗議することをきっかけに#(ハッシュタグ)blacklivesmatter が生まれました。

2013年

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「息ができない」ブラックコミュニティ、その生命の鼓動

「息ができない」ブラックコミュニティ、その生命の鼓動

5月26日ミネソタ州、ミネアポリス。手錠を付けられた無抵抗の黒人男性が亡くなりました。彼は1人の警察官の膝によって、地面に顔を押し付けられていました。黒人男性は何度も「I can’t breathe 」「息ができない」と訴えていて、周囲には他に3名警察官がいたにも関わらず、彼は命を落としました。

この事件の一部始終を携帯で記録した市民により、すぐさま動画は全米に拡散されました。

動画が拡散され

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ポスト・コロナ|経済再開、コロナ後の世界を考える

ポスト・コロナ|経済再開、コロナ後の世界を考える

3月から始めた隔離生活も、ついに2ヶ月半が経過しました。最前線で働いている医療関係者や患者さんのことを思うと、自分の隔離生活なんてつらいどころか贅沢なことのように感じてしまう…。けれども、ここ数日は数時間にわたり、救急車のサイレンが鳴り響く日もあり、精神的につらいときもありますが、なんとか無事に過ごせています。

私の住んでいる地域では、4月7日に緊急事態宣言が出され、5月31日まで継続されること

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コロナ問題の出口

コロナ問題の出口

世界中がコロナウィルス問題の渦中にあり、日々状況が変化する大変な毎日が続いています。

私は普段からニュースを読むのが好きだったこともあり、これはただごとではないかもしれない…と思うようになり、3月から自己隔離を始めました。買い物を含めた外出も2週間に1度ほどにしていましたが、それでも今振り返ると、もっと早めに準備し行動に移すべきだった、と思うこともあります。

出口の見えない不安でストレスフルな

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今だからこそ、前向きに!

今だからこそ、前向きに!

9年前、3月11日。私はその日、ひどい二日酔いで当時働いていたアパレルのブティクに立っていました。

「何か揺れてる…」

ラックに均等に並べられている洋服がユラユラ揺れるのを見てそう思ったのですが、当時、毎日のように飲み歩いていた私には、それが二日酔いからくるものなのか、それとも地震なのかは判断できない「揺れ」でした。

というのも、私は阪神大震災が起こった時、阪神高速道路が倒れた所から徒歩2、

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作戦名|オペレーション・カオス

作戦名|オペレーション・カオス

ジョー・バイデンが大復活を遂げた、先週火曜日のスーパーチューズデー。この流れを作り出すきっかけとなったのが、スーパーチューズデーの4日前、サウスカロナイナ州予備選でのバイデンの圧勝でした。

しかし、このサウスカロナイナ州でのバイデン圧勝の裏では、トランプ支持者(共和党支持者)を民主党予備選に紛れ込ませ、バーニー・サンダースに投票する「オペレーション・カオス」という作戦が実行されていました。

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絆と感情こそがもたらすもの

絆と感情こそがもたらすもの

2020アメリカ大統領選挙、民主党候補者達の運命を決めるスーパーチューズデー。事前の予測では、国民健康保険導入や富裕税導入、公立大学の学費無償化を公約し、とにかく若者に人気のあるバーニー・サンダースが有利と見られていましたが、結果はオバマ政権時の副大統領ジョー・バイデンが圧勝しました。これは、アメリカのメディアも予想外の出来事だったようで、いつも冷静なABCニュースのキャスター達も大興奮しながら生

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決戦の火曜日

決戦の火曜日

ついにやってきたスーパーチューズデー!!現在アメリカでは2020大統領選挙、共和党トランプ大統領の対抗馬となる民主党候補者代表を決める、コーカス(党員集会)と予備選が始まっているのですが、その中でも特に注目されているのは大統領選挙のある年の、3月の最初の火曜日に開催される「スーパーチューズデー」です。 

アメリカの選挙方法は日本とは少し異なっていて、各州にデレゲーツと呼ばれる「代議員」が州の人口

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「さあ、声を上げよう!」/ラティーナのパワーを世界に見せつけたハーフタイムショー

「さあ、声を上げよう!」/ラティーナのパワーを世界に見せつけたハーフタイムショー

「今までで1番のハーフタイムショーだった!」「パワフルで、はっきりしたメッセージが伝わってきて最高だった!」とにかく大絶賛された今年のハーフタイムショー。

2月2日マイアミ、この日はアメリカ最大のお祭りスーパーボウルの開催日でした。スポンサー企業はこの日の為に広告を打つ準備をし、その費用は5秒5ミリオンドル(約6億円)を超えている、といわれています。そのお祭りの目玉イベント、ハーフタイムショー、

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