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「やり方(スキル)」に関する図解

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「やり方(スキル)」に関する図解です。図解や伝え方、論理と直感、ひらめきなどを扱ったものが多いです
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2023年11月の記事一覧

【図解1917~1919】行動への指摘は「思考も否定された気分」になる

【図解1917~1919】行動への指摘は「思考も否定された気分」になる

【ピラミッド型】人の行動の土台には、その元になる思考と人格がある。

行動は周りからも見えるが、その土台にある思考と人格は周りからは直接見えない。

【ピラミッド型】伝え手が「行動」の部分について問題点の指摘をした時、受け手は行動だけでなくその土台にある思考もセットで否定されたとつい感じてしまいがち。

行動への指摘は「思考も否定された気分」になりやすいので、受け手が行動と思考を分離して受け止める

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【図解1916】内容が多いほど「表現のノイズへの配慮」が必要

【図解1916】内容が多いほど「表現のノイズへの配慮」が必要

【グラフ型】1つのスライドの中で伝えたい内容が多ければ多いほど、受け手の脳には負担がかかる。

そこに多すぎる強調表現や不規則な色使いなどの表現面でのノイズが加わると受け手の脳の許容量を超えてしまい、受け手は情報を読み取ること自体を諦めてしまう。

伝えたい内容が多いほど、表現のノイズへの配慮が必要。

官公庁のスライドを見ていて感じたことを図解にしたものです。

ちなみに見たスライドは経済産業省

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【図解1913~1915】フィードバックの「GoodとMoreは2種類ずつ」ある

【図解1913~1915】フィードバックの「GoodとMoreは2種類ずつ」ある

【マトリックス型】フィードバックを受ける時、Good(良かったところ)とMore(のびしろと提案)は「自分視点・他者視点」「できている・できていない」の2つの切り口で、それぞれ2種類に分けられる。

【マトリックス型】いずれのフィードバックも価値があるものだが、「できてるつもり」の「盲点のMore」は、自分で気づくのが難しく、特に価値が高い。

たくさんフィードバックをもらうとどれから手を付けて迷

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【図解1911,1912】「反面教師 × 抽象化」で学びを拡げる(12/18図解差し替え)

【図解1911,1912】「反面教師 × 抽象化」で学びを拡げる(12/18図解差し替え)

【ツリー型】他人の悪い言動を見聞きした時、まずは反面教師的なエピソードとしてそれと同じ行動をしないように直接的な学びを得る。

そこから一歩踏み込んでその反面教師エピソードの学びを抽象化し、それを似た事例へ拡大することで、さらに多くの学びを得ることができる。

「反面教師 × 抽象化」で学びを拡げよう。

【ツリー型】たとえば駅のホームでよく聞く「駆け込み乗車はおやめ下さい」のアナウンスなら、まず

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【図解1909】noteの図解化は「2者の気持ち×構造」が必要

【図解1909】noteの図解化は「2者の気持ち×構造」が必要

【ベン図型】noteの図解化には「作者の気持ちがこもった図解元のnote」「図解者がその気持ちに共感すること」「図解にできる構造があること」の3つが必要。

構造は図解の本質だが、それだけではない。noteの図解化には作者と図解者、2者の気持ちも必要。

noteの図解化について、感じたことを図解にしたものです。

今週は下の2つのnoteの図解化を投稿しましたが、そこに共通しているのは「作者の方

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【図解1907,1908】「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる

【図解1907,1908】「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる

【グラフ型】抽象化が得意な人は、話の途中で「ああ、これはあのパターンの話だな」と"答え"として抽象化し、その後の話を聞く気をなくしがち。

しかし、抽象化した内容を「仮説」としてとらえれば、自分から質問をして仮説を検証するなど、その後の話も意欲を持って聞ける。

「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる。

「抽象化が得意な人、他人の話を聞かない問題」についての図解です。

今までもこの問題につ

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【図解1906】初心とは縋り付くのではなく「還っていける」場所(心が柔らかくなる瞬間を。さんnote図解)

【図解1906】初心とは縋り付くのではなく「還っていける」場所(心が柔らかくなる瞬間を。さんnote図解)

【特殊型】初心とは、時間の流れとともに自分の立場や役割が変わっても、それぞれの「今」から還って自分の原点を思い出せる場所。

足を止めてずっとそれに縋り付く(すがりつく)ような、重しや鎖になるものではない。

初心とは縋り付くのではなく「還っていける」場所。

心が柔らかくなる瞬間を。さんのnote『だって本当は、何処かに向かってるんじゃないんだもの。』(リンク後述)の

という部分を読んで共感し

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【図解1905】「Good3:More1」でちょうどいい

【図解1905】「Good3:More1」でちょうどいい

【特殊型】人にフィードバックする時は、Good(良かったところ)とMore(のびしろと提案)の割合は3:1くらいでちょうどいい。

Goodがより多い(またはGoodのみ)のはOK。Moreは目に付きやすいがGoodは意識しないと見つけるのは意外と難しいので、普段から意識的にいいところに目を向けよう。

フィードバックは「Good3:More1」でちょうどいい。

フィードバックについて心がけてい

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【図解1900~1903】左手で使うツールは「シンプルイズベスト」が吉、他3枚(日常の図解メモ)

【図解1900~1903】左手で使うツールは「シンプルイズベスト」が吉、他3枚(日常の図解メモ)

日々考えたことや日常の一コマを図解にしました。

左手で使うツールは「シンプルイズベスト」が吉PCツールの失敗談を元にした図解。

私は現在中央にキーボード、左にシンプルなテンキー(数字入力専用の小さなキーボード)、右にマウスという配置で作業をしています。

少し前に「テンキーで矢印キーも使えればもっと作業しやすいのでは?」と思い矢印付きのテンキーを購入してみたのですが、利き腕ではない左手では頭が

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【図解1898】呼吸を見守ると感じるでは「自分の範囲」が違う

【図解1898】呼吸を見守ると感じるでは「自分の範囲」が違う

【特殊型】マインドフルネス(健康法としての瞑想)の時、呼吸を「見守る」と意識すると身体に任せた自然な呼吸をできる。

これは「見守る自分」と「呼吸する自分」が擬似的に分かれ、見守る自分は外から見守るだけで呼吸に手出しはしないため。

これに対し呼吸を「感じる」場合、「感じる自分」も「呼吸する自分」も大きなくくりの「自分」の中にあるので、つい呼吸を感じるだけでなくコントロールしようとしてしまう。

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【図解1897】マインドフルネスでは呼吸は「ただ見守る」

【図解1897】マインドフルネスでは呼吸は「ただ見守る」

【特殊型】マインドフルネスをする時に、呼吸を「意識」すると"正しい呼吸"になるようについコントロールしてしまいがち。

「自分の呼吸を見守る」という心構えでいると、動作を意識せず身体が自然に呼吸をすることに任せることができる。

マインドフルネスでつい自分の呼吸をコントロールしてしまう人は、「ただ見守る」ようにしてみよう。

マインドフルネス(健康法としての瞑想)をしている時に感じたことの図解です

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【図解1896】一般論のコメントをする時も「まず具体で聴く」

【図解1896】一般論のコメントをする時も「まず具体で聴く」

【特殊型】人の話を聞くとき、話の初めの方から「ああ、これはあのタイプの話だな」とよくある話として抽象化して聞き、「上から目線」で一般論としてのコメントを返すと相手の反感を買いやすい。

まず相手と同じ具体の目線で内容と相手の気持ちを受け取め、それから相手と共に抽象化して「横から目線」でコメントを返すと、それが結局は一般論のコメントに落ち着く場合でも相手の納得感が高まる。

たとえコメントは一般論に

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【図解1888】無意識の判断は「発言から逆算」してみる

【図解1888】無意識の判断は「発言から逆算」してみる

【プロセス型】無意識の判断(論理構造の判断や抽象化など)は「自分がなぜそう判断したのか」を言語化するのが難しい。

こういう時は、「自分がした発言」の意味を考え、そこから逆算すると「無意識にした判断」を理解しやすくなる。

無意識の判断は「発言から逆算」してみるとよい。

無意識の抽象化や論理構造の判断について感じたことの図解です。

抽象化や論理構造の判断(図解も含む)は判断自体がほぼ無意識に行

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【図解1887】いいと思ったところは「重ねて伝えて」OK

【図解1887】いいと思ったところは「重ねて伝えて」OK

【グラフ型】他人に良さを伝える時、「これは他の人がもう言ってるし、あらためて言うまでもないか」とつい自分にブレーキをかけてしまうことがある。

しかし、言われる側に取ってはいいところは何度言われてもうれしいものだし、また重ねて言ってもらうことで「特にいいところ」がわかるというメリットもある。

いいと思ったところは重ねて伝えてOK。

「相手のいいところは遠慮せず、どんどん重ねて伝えていいよね」と

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