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【図解1905】「Good3:More1」でちょうどいい

【特殊型】人にフィードバックする時は、Good(良かったところ)とMore(のびしろと提案)の割合は3:1くらいでちょうどいい。

Goodがより多い(またはGoodのみ)のはOK。Moreは目に付きやすいがGoodは意識しないと見つけるのは意外と難しいので、普段から意識的にいいところに目を向けよう。

フィードバックは「Good3:More1」でちょうどいい。


フィードバックについて心がけていることの図解です。

人間は元々ネガティブなことが目に付きやすいため、他の人の粗(あら)にも気づきやすいものです。

ただ、背景に相手の成長を願う心があっても、その伝え方には注意が必要です。

相手も感情のある人間なので、至らないところの指摘ばかりでは嫌になってしまいます。

フィードバックの割合としては、図解のようにGood(良かったところ)とMore(のびしろと提案)で3:1ぐらいがちょうどいいと言われています(パフォーマンスのいい組織は5:1のところも多いそうです)。

私が所属していたトーストマスターズクラブ(コミュニケーションとリーダーシップを学ぶNPO)でも論評というフィードバックの時間があり、そこでは「Good3:More1」が1つの型として良く活用されていました。

相手が上級者になるとその要望に応じてMoreを増やすこともあります

ただ、私も経験があるのですが、Goodを1つ2つならとにかく、「3つ」見つけるのは意外と難しいんですよね。

それを見つけるためには、自分の感覚にプラスしてチェックリストなどの「モノサシ」を活用するのも効果的です。

たとえば前述のトーストマスターズクラブなら、スピーチのチェックリストをGood探しに活用している人もいました。

何にせよ、普段から意識したり工夫したりして、他の人のGoodに目を向けていきたいものですね。

フィードバックにはもう一つ「GoodをMoreのための道具にしない」という大切な視点があるのですが、それについては関連リンクをご覧ください


●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例

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