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読書の記録

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2021年の目標に「本を100冊読む」というのを掲げてます。今まで目標なんか掲げたことなかったのに 急に2021年は掲げてみました。 ってことで。
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#読んだ本

30/100 『オンリー・ミー 私だけを』 三谷幸喜

30/100 『オンリー・ミー 私だけを』 三谷幸喜

こちらは三谷幸喜さんの初のエッセイ本。

まず驚いたのは
初版が平成9年で平成28年に58版が
発行されているということ。
いや 私も毎回 何版目のものかなんて いちいちチェックしているワケじゃないから あれなんですが
19年にわたり 58回も重版されてる本ってすごくないですか?
なんか謎に1人で興奮してしまいました。

三谷さんの映画作品は観終わったあと
幸せな気分になれるからすごく好きなんです

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18/100 《整形前夜》

18/100 《整形前夜》

こちらは穂村弘さんのエッセイ。
ポストに郵便物が届き 開けてみたら
この本だった。
これ買ったっけ?と思って履歴を見たら
買っていた。
自分が怖い…。以前 私はピンクの表紙の本を選ぶ傾向があるというようなことを書いた気がするんだけど
もはや無意識にピンクの本を
ポチるようになっていたとは…。
と思いながら読んだ。

このなかの「本を贈る」というエッセイで思い出したんだけど
私のなかで とある本を

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17/100 《cook》

17/100 《cook》

こちらは坂口恭平さんの著書。
昨年 「自分の薬をつくる 料理編」という坂口さんのYou Tubeを見た。
そこで「うつで 外には出られない。だけど手は使えるから」と
うつの治療の一貫として
料理を作り始めたという話をされていて 
心の病気を抱える私は
その動画を見て以来 キッチンに立つことが増えた。
といっても私の場合
結構 波があるんだけど 最近またよく
キッチンに立つことが増え 
そうだ 坂口

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16/100《とんまつりJAPAN》

16/100《とんまつりJAPAN》

表紙のインパクトのスゴさ!
わかる人には一瞬でわかる
装丁 横尾忠則さん。

こちらの本は みうらじゅんさんが
とんまなまつり通称とんまつりを見に行ったレポ。(奇祭のことです)

この本が出たのが2000年。
当時は もちろんスマホなんてものはなく インターネットで何でもかんでも検索できるような時代では
まだなかったんですよね。

とんまつりを追い求めるみうらさんが
本屋で情報を探しまくっている

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15/100 《野口の登竜門 ZINE》

15/100 《野口の登竜門 ZINE》

昨年 たまたまTwitterで見つけてフォローさせてもらってる私の推しの野口さんが 
ZINEを出しまして
※ZINEとは  自由に作れる自主制作出版物のこと。

推しがそんなものを出したら買わないワケにはいかないので購入。

野口さんは現在 カレー工場で働いていて
「拾った石に絵描きてえ」というウェブショップもやっている。 

拾った石を削ってアクセサリー作ったりしてるんですけど
私 初めて見

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14/100《頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ》

14/100《頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ》

何年か前に 私のTwitterのタイムラインに突如現れた人 そうそれが この本の著者のカマたくさん。
誰かのRTとかで流れてきたんだと思うけど かなりのインパクトで私もフォローさせていただいて以来 ファン。
歌舞伎町のバーで働くゲイの方。
いつもTwitterにアップされる動画を
仕事前に見てパワーもらってます。

この本を読んでいて
「「ゲイと友達になりたい」って勝手にカテゴリ分けするやつ無理」

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13/100《無駄なことを続けるために》

13/100《無駄なことを続けるために》

またしてもジャケ買い。
まぁ 本を買うなんてだいたいそんなものなのかもしれないけど。

この本の著者の藤原麻里菜さんは
 元芸人さんで ひょんなことから 「無駄づくり」というYou Tubeを始めるその名の通り無駄なものをつくる発明家。

こんな面白いことをされている方がいたなんて
恥ずかしながら知りませんでした。

私が発明家と聞いて思い出すのは
 高橋宏三さん。30年近く前 「発明将軍ダウンタ

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12/100《わたしを空腹にしないほうがいい》

12/100《わたしを空腹にしないほうがいい》

私は表紙がピンクの本に惹かれる傾向があるらしい。

この本は たまたまインスタで
松井玲奈ちゃんが載せていて気になって購入。

こちらは くどうれいんさんという方のエッセイで この中に
高校の頃何度かデートした変な男の子が
「視力が落ちた」と言うのにいつも裸眼で「眼鏡を買えば?」と言うと「人のことなんてはっきり見えないほうがいい」と言ってきたというエピソードがあり
ギョッとした。
 30を過ぎた私

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11/100《稲荷神社のキツネさん》

11/100《稲荷神社のキツネさん》



2016年に適応障害で仕事を辞めた時
自宅療養という名の無職になった私の気分転換というか唯一の趣味が
神社巡りでした。仕事を辞める前は
初詣くらいしか神社に行かなかったのに。ちょうどスピリチュアル的なことに興味を持ったのがこの時期だったんですよね。都内のいろいろな神社に足を運びました。そして初めてご利益を感じたのが まさに 稲荷神社だったんですよね。今では神社を巡るということはなくなりましたが

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10/100《ほしいものはなんですか?》

10/100《ほしいものはなんですか?》

アラサー&アラフォーの全女性が共感するんじゃないかな これ。

「大人って「かわいそう」に振り回されてる。」
って台詞が印象的。

勝手に誰かに決められた幸せを求めて それを手に入れていない自分は かわいそうな人だと思ったり 他人からの評価もしかり…。

独身だったら 「結婚しないの?」
 結婚したら 「子供は?」
子供を産んだら 「二人目は?」
 いつまで経っても満たされない。

ここに出てくる

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9/100《年収90万円で東京ハッピーライフ》

9/100《年収90万円で東京ハッピーライフ》

現在 週3パートの私の年収がこのくらいなので気になって読んでみました。

著者の方は週2仕事 週5自由に暮らしています。
私の理想♡
祝日や最近は コロナの影響なんかで休みが増えて パートが週2のことが多々あるんですけど そのたびに
「あ〜 私には週5の休みがベストだわ」
って思っていたんですよね。

とはいっても 問題はお金なワケですが
 著者の大原扁理さんは
月収7万で一人暮らしでも 決して貧

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8/100《世界は救えないけど豚の角煮は作れる》

8/100《世界は救えないけど豚の角煮は作れる》

なによりも かによりもこのタイトルにやられて購入。
なんなんだこの素晴らしいタイトルの本は!!!と見つけた瞬間興奮した。

この本の著者は にゃんたこさんという
YouTuberの方らしい。

中学の卒業アルバムに「弁護士になる」と書いた理由は なんとなくかっこいいから。
というのを読み 私自身が
小学校の卒業アルバムに「夢は イラストレーターかF1レーサー」と書いたことを思い出した。
そう理由は

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7/100《今より全部良くなりたい》

7/100《今より全部良くなりたい》

タイトルと かわいい表紙に惹かれて 
ジャケ買い!
そしてジャケ買い大正解っ!!!

この本の著者 福本敦子さんは
販売員→コスメキッチンのPRを経て現在 美容コラムニストとして活躍されているお方。(←恥ずかしながら女子力の低い私は存じあげなかったのですが
早速 インスタフォローさせていただきました。)

この本は 彼女オススメのオーガニックコスメが紹介されているんですが
その宣伝能力に脱帽(@_

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6/100《死にたいけどトッポキは食べたい2》

6/100《死にたいけどトッポキは食べたい2》

1作目では 心の病気がほとんど良くならないまま終わっていた。
2作目のこちらでは 自傷行為が始まるという悪化ぶりが とてもリアルに感じられた。
心の病気は 病院に通ったからといってすぐに良くなるというワケではないから。

自傷行為を始めた著者に対しての先生の言葉にとても共感した。

その言葉とは

「現実は自分の思い通りにいかないことが多いですよね。そういうことがものすごく多いからこそ逆に自分の思

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