見出し画像

【1分で読める】#37 ジェンダーバイアス:ジェンダー平等社会への道、無意識のジェンダーバイアスに気づく

※リンクには、広告が含まれる場合があります。


こんにちは!xxIPPOxx(いっぽ)です!自己紹介はこちら

以下のような経験はないでしょうか?

  • 「女の子らしさ」や「男らしさ」という言葉で個人の行動を決めつける

  • 女性は家事が得意で、男性は仕事が得意だと思い込む

  • 育児は女性の仕事だと考え、男性の育児参加を特別視する

  • 感情的になった男性を「女々しい」と表現する

  • 男女で給与に差があるのは仕方がないと受け入れる

これらはジェンダーバイアスに陥っている可能性が高いです。
この記事を読むことで、バイアスを取り払い、個人の能力や個性で判断できるようになりましょう!





ジェンダーバイアスとは

ジェンダーバイアスとは、性別によって個人の能力や特性を決めつけたり、異なる評価をしたりする心理的傾向を指します。

このバイアスは、男女の社会的役割に関する固定観念に基づいており、個人の可能性を制限し、不公平な扱いにつながる可能性があります。

例えば、ある会社で、同じ職歴とスキルを持つ男女の社員がいたとします。

男性社員はリーダーシップがあると評価され、昇進の機会を得ますが、女性社員は「家庭との両立が難しい」と判断され、昇進から外れてしまいます。

また、女性社員の意見は「感情的だ」と軽視される一方、男性社員の同様の意見は「熱意がある」と評価されます。

このようにジェンダーバイアスは、個人の能力や実績ではなく、性別によって評価や機会が左右されてしまう原因となります。

日常生活での例

  • 「男の子だから青、女の子だからピンク」といった色の選択を無意識にしてしまう

  • 「女の子のくせに大きな声を出すな」「男の子なのに泣くな」といった言動をする

ビジネスでの例

  • 女性には家庭との両立を理由に、チャレンジングな仕事やプロジェクトを任せない

  • 職場での女性の発言を「感情的」と決めつけ、意見を軽視する

  • 育児休暇を取得する男性を「仕事に対する責任感が低い」と評価する

  • 顧客対応は女性、技術職は男性といった職種の固定観念を持つ

ジェンダーバイアスを克服する方法

ジェンダーバイアスを克服するためには、まず自分自身がこのバイアスを持っている可能性を認識することが重要です。

  1. 教育と啓発:

    • ジェンダーに関する教育を学校教育の初期段階から取り入れ、ジェンダー平等の重要性を子どもたちに教える。

    • 職場やコミュニティでのジェンダーバイアスに関する研修やワークショップを定期的に実施し、意識を高める。

  2. 言語の使用に注意:

    • 性別に偏った言葉遣いや表現を避け、ジェンダー中立的な言葉を使うことで、無意識のバイアスを減らす。

  3. 透明性のある評価と昇進のプロセス:

    • 職場での評価や昇進のプロセスを透明にし、性別に基づく偏見が入り込まないようにする。

  4. メンタリングとロールモデル:

    • ジェンダー平等を推進するロールモデルを設け、特に若い世代が多様なキャリアパスを追求できるように支援する。

  5. フレキシブルな働き方の推進:

    • ワークライフバランスを重視し、柔軟な働き方を可能にすることで、特に女性がキャリアと家庭の両立をしやすくする。

まとめ

■ジェンダーバイアスとは
性別による偏見、決めつけ、固定概念。
親の教育、知人友人の発言や行動、社会の傾向、国の文化など、様々な要因により植え付けられているため、根強く強力。

■対策
・意識して逆の行動を取る(くらいでちょうど良い。)
・人にもよるので、臨機応変に、意見を聞いて調整する
 ※本質は「選択肢を増やす」「個人の意見を尊重する」
 例:(昔)女性は育児
  → (社会の風潮)男女平等!女性も働こう!
  → (個人の価値観)私は仕事より育児を優先したい派なのですが。。。


その他デバイアスシリーズはこちら!


推薦図書

無理なく限界を突破するための心理学 突破力 Kindle版

イラストでサクッとわかる! 認知バイアス 誰もが陥る思考の落とし穴80

イェール大学集中講義 思考の穴──わかっていても間違える全人類のための思考法

情報を正しく選択するための認知バイアス事典

Newton(ニュートン) 2023年2月号 [雑誌]

別冊 バイアスの心理学 (Newton別冊) ムック

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫



#xxIPPOxx_1分で読める_デバイアスガイド
#読書 #ビジネス書 #勉強 #健康 #仕事 #人生 #人生を変える #本 #知識 #人生が変わる #仕事術 #最近の学び #書籍 #書籍紹介 #本紹介 #ビジネス書
#心理学 #自己改善 #認知バイアス #思考の罠 #思考の偏り #偏った思考 #偏見 #知的謙遜 #クリティカルシンキング #意思決定 #ビジネススキル

#1分で読める #一分で読める #バイアス #バイアス解除 #デバイアス
#xxIPPOxx_1分で読める

#ジェンダーバイアス #無意識の偏見 #ジェンダー平等 #ジェンダーステレオタイプ #多様性 #包括性 #育児 #家事分担 #昇進 #採用

この記事が参加している募集

最近の学び

仕事について話そう

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?