保育士に向けて フィンランド×日本の違いを学ぶ

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子どもの話を聞くということ・自分の気持ちを話すということ①

先日、知り合いの子どもを母親の代わりに幼稚園に迎えに行くといつもは笑顔で駆け寄ってきてずーっと喋っている年長児の女の子の元気がなかった

友達とすれ違うとバイバーイ!と元気に挨拶してそのままいつものように「今日体操教室があったんだー」と話たあと無言で歩き始めた

暑かったし、疲れたのかな?と思って様子を見ていたらポツリと
「つまらない」
とつぶやいた

その言葉を聞いた時、きっと以前の私なら「じゃ

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"Älä kerro -kysy! " 語るな-質問しろ!フィンランドの児童精神科医の伝えるメッセージ

4月7日にSatakieli ohjelmaが主催の児童精神科医ヤンナランタラさんのオンライン講義 “Vahva mieli – kuinka tukea lasta poikkeustilan aikana?/ 強い気持ち-緊急事態中にどのように子どもをサポートしていきましょう?に参加しました。

Satakieliとは重度聴覚障害の子どもと若者を支援している団体です。当事者だけではなく彼らの家

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フィンランドの保育を日本の現場で実践するには?フィンランドの義務教育後の進路とは??

先日個人セッションのご依頼をいただきました

保育士の方3名と高校生の娘さん4名でご依頼をいただきフィンランドの保育や娘さんは進路について考えているとのことでフィンランドの同世代の学生たちがどんな進路を進んでいるのかなどのお話させていただきました。

普段のワークショップと違い、個人セッションは事前にメールでどんなことに興味があるか、知りたいことなどを伺い当日に再度お客様のご希望を聞いて完全オリジ

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フィンランドの特別支援の世界を覗いてみました ーラハティ、1年生編算数ー

みなさんは特別支援と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?

毎日フィンランドで特別支援専門学校で支援が必要な若者たちと接している私は、明るく笑い声のたえないクラス、先生やスタッフたちがどんな方法なら学べるだろうかという底知れぬ探求心、生徒たちの無限大の可能性と自由な発想をイメージします。

日本もフィンランドも子どもに合った方法で子供の可能性を最大限に伸ばしたいと教育者が考えているところは

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「日本の保育士が見たフィンランドの教育 オランダの教育」ワークショップで見えた喧嘩を減らす遊びの空間

2020年2月22日 名古屋でワークショップを開催しました

休日のお昼にも関わらずたくさんのかたにご参加いただきました。大阪、神戸、静岡など遠方から参加してくださったり、ご家族で参加、数年振りにここで偶然再会なんて場面もありました

お申し込みの時点でたくさんの人に興味を持っていただき、最終的にFacebookの興味ありが1000件を超え予想外の反響に急遽2部を作りましたが
残念ながら満席のため

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嬉しいです!
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フィンランドで見つけた日本の遊び

フィンランドの公立園で働いているとき、外から聞き慣れたメロディが聞こえてきました。
耳をすませてみると「むっくりクマさん」のリズムでした

むっくりくまさんとは私が日本の保育園で働いていた時、子どもたちが大好きだった遊びで手を繋いで輪になり真ん中のくま(オニ)が寝ていて
「目を覚ましたら食べられちゃうよ」という歌の終わりと同時にくまが起きて他の子は捕まらないように逃げる。捕まった子が次のくまという

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フィンランドの保育現場から見る難しい言語を学ぶ子供たちへのアプローチ/お口の運動

フィンランド語を聞いたことはありますか?
アメリカの外務省にあたる国務省の「外国語習得難易度ランキング」というデータによるとフィンランド語は習得するのに44週間、1100時間かかるとされる難易度カテゴリー4に入っています。
ちなみに日本語はさらに難易度が高いカテゴリー5に入っています。*1

難易度の高い言語圏の子たちの言葉の発達と幼児教育
フィンランド語も日本語も習得は簡単ではありませんが、子供

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フィンランドのクリスマスと園行事

こんばんは。いよいよクリスマスが近づいてきましたね。
フィンランド の幼稚園で働く前は
「フィンランド の幼稚園は行事がなくてのんびりしている」
なんてイメージしていました。
実際はクリスマス会がある園が多く子どもたちがクリスマスの歌や手遊びなど発表する立派な「行事」がありました
今日はその行事の様子とクリスマスの様子をお話しします

クリスマス会に向けてどんな歌を歌うかなどの流れは前回の記事でお

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クリスマス準備と子供の参加する権利

みなさん、こんにちは!
ヘルシンキは5度を下回る毎日です。。暗いお天気とは対照的に、クリスマスイルミネーションが点灯しているので市内はキラキラしています。

クリスマスまであともう少しですね!
みなさんの職場ではクリスマスに向けての準備で忙しくなってきているのではないでしょうか?フィンランドでは12月6日にフィンランド独立記念日もあり、大きなイベントが立て続けにあり12月は大忙しです。冬休みに入る

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フィンランドの独立記念日から感じた歴史を勉強すると豊かになること

今日12月6日はフィンランドの独立記念日です
去年インターンをしていた幼稚園でも独立記念日は子どもたちも先生もみんなおしゃれをして、毎年官邸で開催されるパーティーごっこをしました。

年長さんの男の子と女の子が大統領とファーストレディの役になり、警備役の子は家から銃や刀のおもちゃや警察官のコスプレをして会場で待ち、他の子どもたちは招待客として男女ペアで名前が呼ばれるのを待ちます。
「イギリスからや

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